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夢日記908 ~ イナズマンの魅力 ~

 小学校に生徒として通っていた私は、空を飛んで家に帰ろうとした。私がフラフラと校庭から飛び上がって地上を見下ろしたところ、学校のすぐ横で、3名ほどの男たちが巨大な犬を焼こうとしていた。明らかに動物虐待にあたる行為なので、私は地上に戻って大声で叫び、あってはならないことが起こっていることを人々に伝えた。
 その後、私は男たちを懲らしめるべく、彼らが逃げ込んだ建物に入っていった。私は、他にも誰かが建物の中にやってきて、彼らを懲らしめるのを手伝ってくれると思っていた。ところが、やってきたのは、カン違いして健康診断書を提出しにきた子どもたちばかりであった。私は、そのうち少年探偵団のような子たちがきてくれるかもしれないと期待したが、そういった子たちはこなかったのでガッカリした。
 しかし、しばらくしてから少年探偵団のような子どもたちがやってきて、私は彼らといっしょに男たちを追っていった。しかし、追っている途中で我々がいた建物が倒壊し始めた。私は、もうひとりの少年とともに、崩れゆく建物から大きな木に飛び移った。我々が飛び移った木は今にも折れそうな状態だったので、私と少年は必死に助けを求めた。すると、何かしらのヒーローのような人が現れて、我々を助けてくれた。
 ここで、唐突に、私の視界に「次回予告」のようなものが映った。それによると、「次回は『イナズマン』が登場する」とのことであった。私は、子どものころに見ていたイナズマンが久々に見れると思って喜んだ。一方、周りにいた子どもたちは、誰ひとりとしてイナズマンを知らなかった。そのせいか、私の視界に映っているイナズマンは、少しガッカリしているようであった。
 ちなみに、私の視界に映っていたイナズマンは3頭身であり、笑みを浮かべながら廊下に何かを並べていた。また、私はイナズマンの魅力を少しでも周りの人々に伝えようとして、「イナズマンが変身前に、一時的にサナギマンの状態になる」ということを人々に教えた。しかし、私の思いとは裏腹に、人々はサナギマンのことを気持ち悪いと思ったようであった。
                            < 完 >

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