夢日記697 ~ みんなを追え ~
私は、同僚のNさん(60代・男性)や高校時代のクラスメイトであるKくんら数名と飲みに行くことになっていた。我々はまず、大学の講義棟の中で合流した。その講義棟の中で、私は、かなり目つきが悪いうえに髪が逆立っているガラの悪そうな学生にぶつかりそうになった。私は、その学生にからまれるのではないかと若干の恐怖をおぼえた。しかし、その学生はまるで「どうぞ」とでも言わんばかりの丁寧なしぐさで、道を譲ってくれた。私は、「人は見かけによらないものだ」と感じ入った。
その後、我々は、大学から駅に向かって歩き始めた。私は足を痛めていたので、あまり早く歩くことができなかった。他の人たちは、私が足を痛めていることを知っていたはずなのに、かなりのスピードで駅に向かって歩いていった。そのため、私は、彼らに必死でついていかなければならなかった。なお、Nさんにいたっては高齢であるにもかかわらず小走りで駅に向かっており、私はNさんが転ばないか心配であった。
しばらくして、私はなんとか駅の近くまでやってきた。駅の手前には、200段ほどあると思われる上り階段があった。階段にさしかかった時点で、私は他のメンバーから引き離されていたため、私は急いで階段を上がらねばならなかった。しかし、幸いにも階段の横にエスカレーターがあった。もちろん、私は階段を避けて、エスカレーターに乗った。
私は、まるで忍者のように物音をたてず、誰にも迷惑にならないように、しずしずとエスカレーターを駆け上がっていった。エスカレーターを駆け上がった先には電車が何台か並んでいて、数十名の人々が電車に乗ろうとしてあちこちで行列をつくっていた。私は、そのうちのひとつの行列に並んだが、行列の先にある電車が私の乗るべき電車かどうかはわからなかった。このまま並んでいてよいのかわからず、不安な気持ちで起床。
< 完 >
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