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夢日記528 ~ 古代の人類の英知 ~

 私は、フリーハンドで正三角形を描く方法がわからず、悩んでいた。すると突然、上空数十mのところから地上を見下ろすような視点に切り替わった。地上には、たくさんの正方形や長方形を組み合わせたような図が描かれていた。そして、猿人たちが、その図に斜めの補助線を何本も引き始めた。どうやら、これは「遠間(えんかん)から切る」という高度な技術らしく、「視点をはるか上空において補助線を引くことにより、直線に対して60度の角度をなす線を引くことができる」というもののようであった。

 私は、古代の人類の英知に対して驚愕した。しかしながら、冷静に考えてみると、なぜそのような方法で60度の角度をなす線を引くことができるのかが理解できなかった。そのため、私はせっかくの技術を目の当たりにしながら、何ともいえない妙な気持ちになった。

                            < 完 >

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