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夢日記583~ 見られたヒゲ ~

 夕方5時すぎ、私は校長にいきなり「行くぞ」と声をかけられて、そのまま何も考えずに校長といっしょに校外へ出た。どうやら、校長はこれから隣の県まで出張に行くようで、私を連れていくつもりらしい。

 私は、そのまま校長といっしょにバスへ乗り込んだが、すぐに職員室の机上に教材や文房具などを置きっぱなしにしていることに気づいた。そのうえ、私は明日の授業の準備ができていないことも思い出した。このまま校長の出張に付き合うと、あとでわざわざ学校に戻ってきて、授業の準備をしなくてならない。

 私は、どうしたものかと悩んだ末、学校から2駅~3駅ほど進んだところで、「すいません、用事を思い出したんで、降ります」と校長に告げて、バスを降りた。なぜか、校長もいっしょにバスを降りた。そのまま、我々は徒歩で学校に戻った。

 その後、校長は姿を消して、私は職員室に戻っていった。戻る途中、私はM先生やY先生と顔を合わせた。その際、私はヒゲのことを彼らにツッコまれた。実は、私は夏休み中にヒゲを伸ばしており、うっかりヒゲを剃り忘れたまま出勤していたのである。マスクをしているので基本的にヒゲを見られることはなかったのだが、暑さや呼吸のしづらさのせいもあって、無意識でマスクを外してしまう瞬間がちらほらあった。その都度、私はすぐにマスクをつけ直していた。しかし、タイミング悪く、M先生やY先生らにヒゲを見られてしまっていたのである。ヒゲのことを彼らにツッコまれた私は、少し恥ずかしさをおぼえた。

 その後、私はレポート用紙などのメモ用紙がないか、F先生に尋ねた。F先生が用紙を探してくれているときに、K先生が数か月前に払っていなかった飲み会の代金を払おうと、「飲み会の代金、いくら?」と聞いてきた。それに対して、知らない女性の先生が「2900円です」と即答した。私は、「数か月前の飲み会の代金なんて、よく覚えてるなぁ」と少し驚いた。

                             < 完 >

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