ドラえもんが頑張ってもうまくいかなかった夜にやる事
ドラえもんは日々悩んでいる。
原因はのび太だ。
のび太はちっとも成長しない。
40年以上毎週お茶の間に醜態をさらし続けている。
ドラえもんの優秀コンピュータも崩壊寸前のはずだ。
でも、ドラえもんは決して壊れない。
それは何故なのか?
今回は悩み多きドラえもんが壊れないために実践している「頑張ってもうまくいかなった夜にやる事」を解説します。
それでは早速いってみましょう〜。
1.遠くを見る
悩みに囚われたとき、ドラえもんが真っ先にやることはたった1つ。
それは「遠くを見る」です。
悩んでいる人は先を読みすぎ、多くのことを考えすぎています。
目は遠いところのものを見て落ち着くものです。
ビルの屋上で空を見上げたり、海の地平線でも眺めていれば
目はすっかり安らぎます。
目が安らげば、頭は自由になり、足取りも確りしてきます。
すべてがくつろいで、胃痛もなくなります。
決して、自分の意志で落ち着こうと思わないことです。
ぎこちなくなり、返って事態を悪化させます。
自分のことを考えるのをやめ、ただただ遠くを見ましょう。
2.悩みを分析し解消する方程式
遠くを見て落ち着いてきたら、次にドラえもんは悩みを直視します。
具体的には以下方程式を使って、問題を明確にし決断を下します。
悩んでいる事柄をくわしく書き記す。(例:のび太がまた失敗した。)
それについて自分にできることを書き記す。(例:自身で考えさせる。)
どうするかを決断する。(例:しばらく未来に帰る。)
その決断をただちに実行する。(例:すぐにタイムマシーンに乗る。)
結局、悩みから解放されるには決断するしかないのです。
いつまでたっても考えがまとまらずに堂々めぐりを繰り返す。
それがドラえもんの神経をズタズタにし、眠れない夜へ追いやります。
明確な決断に達すれば、すぐに悩みの半分がなくなり、
その決断を実行に移せば、残りの4割が消えます。残り1割は天任せ。
あなたもドラえもんの手法を試してみてはいかがでしょうか?
3.まとめ
ドラえもんは”悩む”のではなく、積極的に”考える”ことを粘り強く継続しているのです。
これが国民的キャラクターである所以なのかも。
いつの日か、ドラえもんの努力が報われるといいですね。
以上、ドラえもんが実践している「頑張ってもうまくいかなった夜にやる事」でした。それではさようなら。
参考文献
アラン(1951) . 『幸福論(石川 湧=訳)』 . 角川学芸出版 .
D・カーネギー(1999) . 『道は開ける[新装版](香山 晶=訳)』 . 太洋社 .