△文字の発達について(メモ 創作参考 言語設定)

・物をそのまま表すもの(絵、絵文字記号)で、物自体を表記するようになる
(表意文字の始まり)
  ↓
・文字としての規格化が始まり、意味のある絵などをつなげて、意味を伝えようとし始める。
(象形文字の始まり)
  ↓
  ↓(この辺りから多様化が始まるのでは?)
  ↓
・文字としての機能を高めつつ、文章を構成する要素の1つとして、文字が発達する
(音節文字の出現)
  ↓
  └ 素性文字
  └ 音素文字
  └ アブギダ
  └ アブジャダ

1、絵文字のような記号
  └ この頃は、まだ言語とは別に生成されている

2、象形文字のような、絵文字のような、記号を並べて意味を伝える
  └ この頃はまだ、意味として伝えるために文字(記号)を並べているだけで、言語(会話)的文章とは一致していない。

3、言語(発話)的文章の記載が増えるにつれて、文章としての記載の方法、規則性が決められ(作られ)始める。
  └ この頃から、文字記号の簡易化や形態素への分解が始まる。

4、(発話)言語の規則性が決まるのと並行して、言語の規則性に則って記述ができる文字の体系化が進む。
  └ このころから、文字の筆記に対する変化に違いが出始める。

5ー1、表音文字、音節文字系への派生
  ・発話での音一つずつを文字として表記し、文章を作れるような変化をしていく。
5-2、音素文字系への派生
  ・発話での法則性(母音、子音)を元に音素まで分解して表記し、文章、単語を表せるような変化をしていったもの。
5-3、アブギダ、アブジャド系の派生
  └ 原理、思想は音素文字系と一緒

※5-1、5-2、5-3はどれも、文字を簡素化し、最低限の単位の文字のみを決め、それの組み合わせで全ての様々な単語、文章を成立できるように進化していった言語
(以下の5-4もこれに含む)

5-4、素性文字系の派生
5-5、表語文字系の派生
  ・発話での発音や規則性は取り入れつつも、あくまで文字自体が意味を持ち、一文字で一つの意味を表せる単位で最適化させていったもの
5-6、表意文字系への派生
  ・文字が持つ意味を重要視した進化のため、発話とズレることもあるが、同系の文字種同士ではある程度通じるようなもの。

※5-5、5-6は、どちらも文字一つ一つの意味を重要視して分解した時の形態素を最小単位として文字があり、それを使って文章が作れるようになっている。



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