古代宇宙飛行士説とタイムワープと多重世界線(創作参考){世界観設定}

・古代の地球には地球外生命体が来訪していた(という説がある)
・その中でも古代に来訪した地球外生命体は未来から来た人間なのではないか(という説もある)

・この二つの説が合わさった説
  ・地球外に進出した人間が、過去の地球に訪れた説
・未来人説には、タイムワープにおける無限ループ問題が発生する
・無限ループの解決、打開策の一つとして、多重世界線構造がある
  ・ここでの多重世界線構造は、この世界は世界線という運命のレールのような物があり、その世界線は無数に存在する
  ・並行世界という考え方に似ている
  ・世界線は絶えず増え続けている
  ・そのため、裏を返せば、始まりには大元の一つの世界線があったことになる
  (例えば世界線a,b,c,...は大元の世界線Aから時間と共に分岐した世界線。世界線もA,B,C,...と存在するため、世界線A-a,A-b,A-c,...,B-a,B-b,B-c,...のように無数に存在する中に大元が存在するということ)
  ・そうなると、過去に遡ると、過去の一つの事象に繋がる世界線は複数存在することになる
・過去の一つの事象に繋がる世界線が複数あり、その中でどれか一つの世界線からタイムワープした人が、その過去の地点で歴史を変えた場合、その結果が反映された世界線が生まれることになる。
・しかしその結果が反映された世界線と、タイムワープしてきた人が元いた世界線はすでに別物に変化している
  ・タイムワープ物である別の説として、並行世界の過去にタイムワープしているという説もあるが、それとはまた少し違う
  ・並行世界の過去にタイムワープしているということは、並行世界を跨ぐこととタイムワープをするという両方の技術が必要になり、それを同時に行わなきゃいけなくなる。
  ・また、それじゃぁ始まりはどこの世界線か、という問題は解決されない
  ・しかし今回の話は、同じ世界線上の過去に行っているだけなので、タイムワープの技術だけでいい
  ・また、どこの世界線が最初かといえば、タイムワープをしてきた人がいた世界線が最初ということになる
  ・これは、最初にタイムワープをした人の世界線では、「過去にタイムワープした人によって歴史が書き換えられたことのない」という状態


・例えば、世界線Aが元になった世界線には、a,b,cが存在する
・その中で、aの世界線の人が過去にタイムワープし、歴史を変えようとする。
・この時、この人の影響で世界線(並行世界)の分岐が発生
  ・歴史が変わらなかった(つまり結果としてタイムワープなどなかった)世界線α群
  ・タイムワープによって歴史が変わった世界線β群
・この分岐が、すでに存在していた分岐と並行した世界として現れる
・結果として、世界線は、A-a-α,A-b-α,A-c-α,A-a-β,A-b-β,A-c-βとして存在する
・そして、観測者がどこの世界線にいるかによって見方が変わる
  ・世界線A-a-αにいる一般人の場合、その世界では古代宇宙飛行士説は成り立たない、起こっていないことだという扱いになるが、タイムワープを実行した人がいたということだけは事実として語られる。
  ・世界線A-a-αにいたタイムワープした人の場合、その世界では古代宇宙飛行士説は起こっていなかったが、未来を帰るために自分がタイムワープを行なった。そしてもし未来を帰ることができれば、本人からしてみれば自分のいた未来から別の世界線へ世界線を跨いだということになる
  ・世界線A-b-α,A-c-αにいる一般人の場合、その世界では古代宇宙飛行士説は成り立たない、起こっていないことだという扱いになり、タイムワープを実行した人もいないということになる。
  ・世界線A-b-β,A-c-βにいる一般人の場合、タイムワープを実行した人はいないということになるが、他世界から、過去に地球外生命体もしくは宇宙飛行士が訪れていたという事実だけが残っている状態になる


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