剣キャラの着地狩りについて

どうもこんにちは、さゆりんです
皆さん、着地狩りについて真剣に考えたことはありますか?

着地狩り。
差し合いや崖狩りに比べて真剣に考えている人が少ないように感じます
というのもこのゲームは始まるときは大体ニュートラルでそこから試合中にもニュートラルは絶対に何回も登場することになります。
崖狩りも同じです。自分が崖の上側に立って相手キャラが下にいるってなったらどのような人でも、崖ってどんな風に狩るのが正解なんだろう?とは考えると思います

それに比べて着地狩りはどうでしょう?
時間を取って着地狩りの事を真剣に考える、というのはあんまりポピュラーじゃないように感じます
ちゃんと着地狩りに何をしたらいいか、どんな技を振るのが正解なのか、何を意識したらいいのかなどはあまり議論がされてない印象があります。個人的な印象ですが

キャラ対策や差し合い、間合い管理は研鑽を磨く分野として注目を浴びているのに、着地狩りについて考えている人、着地狩りについて理論を練っている人があまりにも少ない、と個人的には感じてしまいます。

今回はそんな人たちのほんの少しの一助にでもなればいいなと思い、筆を取らせていただきました。
ここから綴るのは剣キャラを多く使っている自分の着地狩りの理論なのですが、着地狩りが強いキャラ(真上に対して雑な対空技を持っているキャラ、ロゼッタとかヨッシーとかリドリーとかロボットとか)にも全然使えるお話だと感じます、最後までお付き合いいただけると幸いです。

・読み相手の行動をギリギリまで見る意識を持って着地狩りする意識を持つ、ということ

着地狩りをするときに相手が何をしてくるかを考えず、とりあえず着地狩りをする人、いると思います。というのもこれは相手が何かしらの行為をしてきても着地狩りはどうせ反応するのが難しいから、割り切るしかないじゃん!と思っているからこうなってしまうんじゃないかなと思います。

確かに一部正しいのですが、毎回これをやっていると「展開継続」ができないということになってしまいます。
着地狩りではいわゆる「お手玉」ってやつですね

毎回根拠なしに同じような着地狩りをしているとうまくいくかどうかも、読みあいですらなくなってうまくいかない時もあればうまくいくときもある、という風になってしまいます。

それに比べて読みや見てから着地狩りをする意識に導入する意識を持てばどうでしょう?

例えば回避を見てから空上をする意識を持っている人ならば技がよけられるかどうかはギャンブルではなくなり「見てからの」行為のため、より成功率が高いのは言うまでもないことだと思います。
また、相手が何をしてくるかわからないよりも、相手はほぼ間違いなく、9割がた回避をしてくるな、と考えるなら何をしてくるかわからない人間に対してとは取れる行為は全く違ってくる。というのはなんとなくわかると思います。

このようにそもそも「着地狩り」というのものは限界ギリギリまで相手の事を見てからやりたいものなんだよ
ということと
相手が何かしらの行為をしてくるかわからないならば
何も考えずテキトーにやるんじゃなくて、毎回毎回相手は何をしてくるのか考えて予想し、展開継続の手掛かりにする意識を持てたらいいかなと思います。

では、その読みの部分に関してどうやって鍛えたらいいの?という話をさせていただきたいなと思います。

結論から言うとこれは
「回避」を見ることによって上達がはかどるのではないかと個人的には考えています

相手は浮かされたときの択としては
「ジャンプ」「暴れ」「回避」の三つが主に選択肢としては存在します。
キャラによってはこれ以上の選択肢を持っていたりすることも多いと思いますが、着地狩りの理論のお話なので、とりあえずはこの三つで基礎の読みあいが成り立ってると考えていただければなと思います。

ではこの三つの中でなぜ回避を見るべきなのか?
結論としては剣キャラ(及び着地狩りが強いキャラ)には二つの圧が存在するから、回避を切りやすいのだと思います。
二つの圧というのは何のことなのか?
それは「精神的な圧」と「物理的な圧」の二つの事です

まず精神的な圧とは?
皆さん着地狩られてるに何を考えていますか?
当然のことながら「着地狩り怖い!」とか「これ以上火力もらいたくない!!」とか考えてると思います、当然のことながら着地狩りは不利状況のため一刻でも早く終わってほしいと考えてるし、これ以上着地狩りで火力を稼がれたくないなとも考えています。
となると「全部の選択肢の中で日和った選択肢を選びがち」になるんですよね。
この話はなんてことはなく、着地狩り怖い!火力稼がれたくない!という相手がビビっているという感覚を狩る側の人間が展開継続の手掛かりにさせて、よりお手玉しやすくするための手掛かりにしようぜ、というお話でした。

次に物理的な圧について
我々が真下にいるとき、当然のことながら真上に対して技を出せます。
例えばベレトの上強とか上スマとか
例えばロゼッタの空上とか上スマとか
例えばロボットの上強とか上スマとか
そんな感じの技がそろっているんですね

となると着地する側は当然当たりたくないわけです
そしてここからが大事なのですが
我々はスマブラの初心者から脱出するために「なるべくほかのなんも考えてない人がテキトーに振ってくる技に当たりたくないな」と考えてスマブラを取り組んできました。
では一定の実力にある人は、初心者の着地狩りに当たらない人は何を考えながら着地をするのでしょうか?
そうです、相手が真下や、雑に技を振られたら当たってしまいそうなところに相手がいるときに回避をしてしまいがちなんです。

これは上級者同士の対戦でも起こりえます、なぜならば下に人がいるならば、下に技を振る事ができるキャラがいるならば誰だって技を食らいたくはない、この事実は初心者だろうが上級者だろうが変わりはないからです。故に自分が真下にいるということ、相手が真上にいるという位置関係を利用して回避を見る手掛かりにしよう。

この二つの圧があるから着地狩りは回避を優先的に見る意識を持ちたいね、という話でした。

また、回避を優先的に見るというのは相当着地狩りの意識を高く持っている人間が行えることなので、9割がたの人間は見逃してしまいがちなんですよね、故にもっとも低リスクかつ、9割がたの人間には見逃されている回避という選択肢は、どうしても世の中において擦られがち、なので回避は見れるようになるとより着地が狩りやすくなる、というお話でした。

先ほど着地狩りの択の中では三つあるとお話しさせていただきました
具体的には「ジャンプ」「暴れ」「回避」ですね

この中で先ほどは回避の話をさせていただきました。
では残りの二つはどうでしょう?

暴れに関してなんですけど
まず全キャラの中で、下方向に対して暴れる行為が強いというキャラはそもそもめちゃくちゃ多いわけではないし、そもそも暴れをするという行為自体がこのゲームにおいてめちゃくちゃ強いわけではないということを把握していただければなと思います。

思い出してほしいんですが、初心者のころ着地するときに毎回暴れを振ってdaや空上などで狩られていた人はいてたんじゃないでしょうか?少なくとも自分はそうでしたし周りに初心者さんとかいるとより分かりやすいと思います
となると初心者さんから中級者さんになるに至ってこう思うはずです。
「あれ、ひょっとして着地で攻撃振るのってあんまり強くない?」って感じると思います。
そしてその上に行くために何を感じるのか?
そうです、暴れじゃなくて回避とかを使ったりすることを学ぶようになるんです、少なくとも
「着地で一辺倒な行動をするのは良くないから適度に回避とか暴れとか使っていこう」ってなるはずなんです。

となると、あんまり暴れという行為がそもそも強くない、という印象が全体的にうっすら根付いているのが良くわかります。
そもそもスマブラというゲームにおいて下方向にめちゃくちゃ強い暴れを持つキャラがそこまでめちゃくちゃ多くないので、暴れという選択肢はこのゲームにおいてそこまでめちゃくちゃ強くない、という考えもあります。(下方向の暴れがめちゃくちゃ強いキャラもいるにはいますし、また先ほどの理論を踏まえたうえで、あえて『警戒されないだろう』という理由で強気に暴れを擦ってくる着地巧者もいます、そういう相手には普通の着地狩りの意識とは少し変えて、頭の中で優先度を少し変更する、といった形で対応すると良いかなと思います)

次にジャンプ抜けです。
ジャンプ抜けは、回避や暴れと違い、そもそも地面に対して向かってこない。という選択肢ですね。
ジャンプ抜けはそもそもの話、ジャンプ抜けの後に狩る側が着地を狩れば、ジャンプがない状態で着地狩りをすることになります
となるとあちら側の選択肢は「暴れ」「回避」の二つしか残っていない状態になるので
そもそもこちら側の方ができることの多いじゃんけんであり、また暴れかジャンプしかないなら積極的にダブルマークナルを狙い、暴れも回避も同時にかる全狩りも狙えたり、こちら側が様々なことができるのに、あちらは回避か暴れかの二つしかできることがないこちらがガン有利なじゃんけんになってしまいます。なのでこちら側が相当有利な読みあいになるし、ジャンプ抜けを切られた時点ではこちら側が不利になることは一切ないので、ジャンプ抜けは基本的に見なくていい、と考えていいと思います。
ただジャンプ抜けしてくるなというのがほぼ間違いなくわかっているならばその後の着地狩り展開も多少見やすくなったり、崖に逃げるときの追いかける判断速度も上がったり、ジャンプ逃げの後も空中まで追いかけるのを早くする、みたいな意識は持っておきたいですね。

これで着地の時の三つの択について説明し終わりました
上記の話を総括すると
「基本的には表択として回避を見る、裏択として暴れ」というのが剣キャラの着地狩りとしては結論かなと感じます。

どうでしょうか、だいぶごちゃついてたのがすっきりしたんじゃないでしょうか。色々な要素が考えられていた時よりも見るものが少なくなったおかげでより狩りやすくなったと思います。

着地狩りというのはスマブラの中での有利状況の一つなので、できるようになると崖狩りとおんなじぐらい楽しくなる印象があります
良ければぜひ、皆さんも一度考えてみてくださいね

最後まで読んでいただきありがとおうございました

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