NIKON1シリーズ復権
まさかのNIKON1シリーズが高騰しているらしい。
僕がこのnote.で初めて書いた記事が、何を隠そうNIKON1 J5についてだった。
数ヶ月前まで3万円くらいで売られていた気がするのだけれど、良個体は定価の倍近い値段で取引されていたりする。
予測不能な時代、とはよく言ったものである。
GRⅢとかのコンパクトかつ高画質(かつ質感高め)なコンデジが流行っているのも影響しているのかも。
なんか、「流行り」から逃げるようにオリジナリティを追い求める人たちが行き着く先が結構似ていて、結局「流行り」が生み出されているというよくわかんないスパイラルに陥っている気がする。
まあ、どんな価値をもったところで、僕にはあまり関係ない…と言いたいところですが、高騰を知ってから持ち出す機会が増えたのは誤魔化しようのない事実です。
NIKONの写真って、現実が少しだけ濃くなるというか、他のメーカーみたいに「この色味こそ〇〇」という決定的な特徴を持っているというよりは、目の前の現実を少しだけビビッドにしてくれるような、思い出をとにかく美しく残してくれるような、そんな力があって、あの感覚をこのサイズ感で味わえるのはすごいと思います。改めて。
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