USCPA合格後のキャリア with コロナウイルス
今年の春から日本でも大流行しているコロナウイルス。
昨年の12月ごろは、中国でSARSに似た感染症が流行していると、ニュースで見る程度でしたが、
今年に入ってから、本格的に日本にもこのウイルスが持ち込まれ、病院内や繁華街での集団感染もあり、急激に感染者数が増加しました。
4月に入ってからは、政府による緊急事態宣言が発令され、一斉にオフィスワーカーは在宅勤務となりました。
そんなことから、良くも悪くも米国公認会計士の勉強をスムーズにスタートできたわけですが、
このコロナの影響による事業会社の採用枠の大幅な縮小が大きな問題となってきています。
監査法人に関しては、不況の煽りは受けることは基本的にはないとされていましたが、
今現在、大幅な採用枠の縮小が行われているようです。
元々USCPAに関していえば、数年前の人材不足による大量採用時代が終わりを迎え、大手監査法人の中には、未経験のUSCPA全科目合格者の採用をストップしているところもあるようです。
それも相まって、今回の採用枠の縮小は今後のUSCPA合格後のキャリアを考える上で重要な問題となってくるでしょう。
自分自身、もし、海外の監査法人の日本デスクを受けたいと考えた時に、
どこまで、採用枠が変化しているというのは分かりませんが、海外にも行きづらくなった現状、日系企業が新たに海外事業に投資するというのは難しいですし、最悪の場合は既存の海外ビジネスを撤退する可能性もあります。
私は、合格後東南アジアに移住(三年間ほど)したいと考えていますが、メーカーや商社の営業で現地採用という形には絶対したくないので
・税理士事務所(移転価格)
・会計事務所(監査OR非監査)
このどちらかの選択肢を取りたいと考えています。
タイ、シンガポール 、中国あたりだと日系企業も多く大きな需要があるのは確かですが、未経験となると難しい部分があるかもしれません。
そうなると、一度事業会社を挟むのがベストかもしれません。
そんなこんなで、
明日からまたストレスフルな仕事の開始ですが、
どうせ1年ぐらいで辞めるから関係ないわというマインドで
程々に気にせずやっていきたいと思います。