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2002年 カナダヒッチハイクの旅〜プリンスエドワード島

 15時にシャーロットタウンまで宿のご夫婦に迎えに来てもらったわたしたちは、一時間ほど車に揺られモンゴメリの故郷キャベンディッシュに到着しました。
 車の中で宿の説明を受け手続きも済ませたので、到着するとそのまま部屋に案内してもらえました。
 周辺を観光に行きたいけれど、なんだかとても疲れたので小一時間ほど仮眠をとることに。6月のカナダはサマータイムで日が長く、20時を過ぎてもとても明るいのでした。なのでたとえ19時に起きたとしてもじゅうぶんに出掛けられるのです。とはいえ、翌日はアンオブグリーンゲイブルス博物館まで行かなくてはならないので(インフォメーションでもらった簡易地図では20kgある)実際は、仮眠から覚めるとすぐに夕食とシャワーを済ませてルート確認をし22時には就寝したのでした。
 
 ところで、宿泊したのはパークビューファームというB&B(ベッド&ブレックファースト)で、他にはコテージを数軒と牧場も経営しています。
 今調べてみると、現在もそのままの姿で営業していました。当時お世話になったご夫婦のお子さんたちが経営を引き継いでいるようです。

当時のままの入り口!懐かしい

 そして、翌朝。
 朝食は8時とお願いしていたのでその時間にキッチンに行くとテーブルにはわりとしっかりめの朝食が準備されていました。
 薄いトースト2枚、コーンフレーク、オレンジジュースと紅茶。おじさんが、一族とおもわしき人たちの写真を見せてくれながら施設の歴史を教えてくれました(おそらく)。周辺のお店屋さんや赤毛のアンに由来する話などもしてくれたのですが、悲しいかなわたしのヒヤリング力ではまるで理解できず、ここはもう完全に姉任せです。いちごジャムがホームメイドということだけは分かったので美味しい美味しいと連呼したことはしっかり覚えています。
 おじさんの説明の中で、近所のガソリンスタンドで貸し自転車してるよ、という情報を手に入れたので、朝食を済ますとできるだけ身軽な服装で宿を出発し自転車を借りに行きました。特に手続きなどもなく、「自転車貸してくださーい」「いいよー」くらいの軽さで借りることができました。日本でもよくあるタイプのママチャリ2台、多分1台200円くらいだったかなと思います。タイヤもしっかり確認して、いざ出発!
 わたしたちは博物館があるというパークコーナーへ向けて自転車を漕ぎ出すのでした。

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