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なんのために記事書いてるの?ターゲットと目的によって文章の切り口も変わってくるよね。

文章の書き方や目的自体には優劣は無いと思っています。ただ、目的がいまいち不明だったり、目的に即していない文章というのは何気に多いのではないか?たくさんの方のnoteの記事を拝読しながらちょっと思ったので、その件について話してみたいと思います。

以前このような記事を書かせていただいたことがあります。

その冒頭にこんな部分がありました。

あなたのnoteの目的って?
■ビジネス
・売名(他の目的があってフォロア数をとりあえずふやしたい)
・マネタイズ(有料noteを売りたい)
・会社や事業のイメージアップ(企業アカウントや事業主の人)
・noteを通して仕事が欲しい

■趣味
・自分の創作物を発表したい
・日記を書いてる
・交流を楽しみたい
・勉強したことのアウトプット

ビジネス用途の場合は、必要な数字によって最低頻度も変わってきますし、ターゲットによって内容や書き方も変わってきまってきますよね。ただ、ある程度は目的が定まっている気がします。

この記事ではnoteをやること自体の目的が趣味な場合の数字の見方と楽しみ方について、書かせていただいたわけですが、今回は「記事のターゲットと目的」について書かせていただきたいと思います。

ちなみになのですが、私自身、noteは全体としての大筋での目的もあるものの、記事ごとにさらに別のターゲット・目的とそれに即した切り口と長さをかなり意識しています。


ターゲットと目的とは?

ターゲットとは誰に当てた記事なのか?ということ。
そして、目的というのはターゲットにどうしてもらいたくてその記事を書いているのか?ということです。

タ:ターゲット 目:目的 とします
タ:○○に困ってる人 目:○○の解消
タ:○○に困ってる人 目:自分も困ってるので一緒に考えて欲しい
タ:○○を知っている人 目:自分が困ってるので教えて欲しい
タ:○○に興味ある人 目:友達になって欲しい
タ:○○に興味ある人 目:○○を買って欲しい

これって別に日記でもよくて、

タ:自分と似た感性の人 目:共感して欲しい

みたいなものでもいいし、勉強のアウトプットで

タ:自分 目:復習用(他人にみられなくてもいい)
タ:自分と同じことを勉強してる人 目:参考にして欲しい

でもいいんです。

創作小説の場合はどうなのかと考えてみると

タ:小説に興味のある人 目:共感して欲しい
タ:小説に興味ある人 目:教訓にして欲しい

みたいな感じになると思います。noteやサイト自体の全体の目的は「ファンになって欲しい=好きになって欲しい」でもいいのですがnoteをやっていること自体の目標でもっと先にある話なので、個々の記事ごとではその手前に読者の感情にどう作用するのか、どう動かすのかというのを意識されるのが良いのでは無いかと思います。
ただ、私自身アーティストに対してのデザイナー、文章を仕事に書くとしても小説家に対するセールスライティングみたいな趣なので、どうしても他人に向けたものを考えてしまうわけですが芸術は自分に向けてやるものだと思っているので、売れるためにやるのか、芸術行為として書くのかによりおのずと変わってくるとおもうのですよ。

ものすごくおまけだけれども、お子様の感想文とかで先生に選ばれるのはこんなのだよね

タ:担任の先生 目:共感させる

一般でも親じゃなくて先生に向けて共感させるように書くの(笑)でも小学生とかならここまでやらなくていいと個人的には思います。

ターゲットは同じでも、書く前に目的が明確に決まっていたら内容が違ってくるのって想像に難しくないかなと思っています。

ちなみに、私の場合はモワンと次の記事はこんな感じにしようかなっていうのがはじめにあって、その内容からターゲットと目的をまず自分の中で確認してから書き出しています。そうすることで、日記のようなものはともかくとして何かを説明するような文章では読んでいる方に変なモヤモヤが残らないと思うので。

これが明確なことは、読者にとってもモヤッとしたものが残らないのでメリットであるし、書き手としてもターゲットと目的が決まっていたらその記事ごとのPVに一喜一憂することってあまりなくなると思うんです。

○○に困ってる人に向けた解決方法の記事であれば、自分のフォロアの中にどれくらいそれについて困っている人がいるのか考えて、1人か2人だけど致命的だからその2人だけに届けばいい!とかならPVもスキもそれほど多くなくてもいいかもしれない。

または、同じような興味のある方に向けて共感してもらいたいのに、PVやスキが伸びないならば、同じような興味の方と繋がれていないかもしれないから、そういう人と繋がっていこうとか戦略が立てられると思うんです。

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ターゲットと目的=オチに即した切り口

そして、ターゲットと目的が決まれば、自ずと内容の切り口も変わってきますよね?なぜなら文章の中では、目的は文章の終着点になるため、つまるところのオチになるからです。それさえ決まってしまえば、終着点に向かうための切り口を探して文章を書いていけばいいですよね。
何か困ってる人向けの記事であればそれが解消するものになるだろうし、同じ興味を持っている方に向けて共感して欲しいならばどんなに楽しかったかやどんなに悲しかったかなどを書いたら良いのではないでしょうか。

そのあたりがちぐはぐだと、読者にとって内容が薄いものに感じしまったり、モヤッとしたものを感じさせてしまったりします。

例えば、どうみても交流をした方が楽しそうな方なのにやたらと数字の話ばかりしていたりとか、何かの説明をしたい文章なのにオチが行方不明とかは読んでる側にとってモヤモヤ大爆発です。

何かの本の受け売りのような内容ばかり書いている人がいらっしゃいますが、タイトル的に自分がターゲットだと感じた読者が開いて読み始めるわけですが、目的である○○の解消に対する答えを書いている側が知らないんじゃないかって思う場合があるんです。それが一度くらいならば良いのですが、毎回それをやられているとその方の記事は開くのが時間の無駄のように感じますよね。本の受け売りが悪いとは言わないんだけれども、ただ、それがネタバレになる場合は、自分の意見だったりとかできっちり話にオチをつけて欲しいのです。

オチの無い話は聞かすで無い!

これはターゲットと目的に関係なく共通していえることですが(笑)
正直に、本の紹介はかまわないけれど本の内容については実物を読んだ方が絶対にいいので、記事の書き手の意見のない記事などなんの価値もないと思っていますが。

笑い話のようなオチじゃなくてもいいんだけれども、終着点としての落とし所、下げ、オチがないと読者の気持ちが宙ぶらりになっていまいます。このあたりは個人的にかなり気にしているあたりで、どんなにまとまらなくても無理矢理にでも落としてます(笑)
私の文章についてモヤッとしたものがない、簡潔という感想を持つ人が多いのはこのあたりです。

ターゲットと目的、切り口をしっかりと意識するだけでかなり文章の質が変わってくると思うので是非試してみてくださいね。

自分の「好みとしての内容の好き嫌い」はともかく人気のあるnoterさんは意識しているのかしていないのかわからないもののこのあたりがきっちりできてる方が多いと思います。フォロア数とかよりもコメントのつき方の方をみているけれども。

有料部分では、私の記事を具体例とともに文章の長さの話や、noteとWordpressなどで作成した独自ドメインでのサイトとの違いなどを、さらに突っ込んだ内容を書いていきたいと思います。また、ポロポロ本音だしますw

有料マガジン部分の紹介
★そもそも私のnoteの目的と、記事全体を通した傾向は?
私自身が何を目的にnoteをやっているのかとか、他の記事ではたぶん書いていなかったと思うのですが、そのあたりをかいてみたりしています

★具体的な記事のターゲット・目的と切り口
私の記事を具体例にターゲットや目的とどういう切り口にしていうのかという話を書いています

★おまけ|他のブログとnoteでの書き方の違いは?
サイト運営やWordpressサイト運営経験を元にnoteの違いを書くとともにnoteではこういう戦略をとった方がいいのでは?という話を書いています。主にファンを増やすための話。


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★そもそも私のnoteの目的と、記事全体を通した傾向は?

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