見出し画像

献血と私🩸

ハタチの献血。なんてキャッチフレーズに憧れて訪れた献血ルーム。
腕に刺した針から伝わる機械の振動が心地悪く、指先がどんどん冷たくなって死んでいくような感覚。それに周りの人はサッと終わって帰るのに、私だけ終わらない。なぜ?なにか機械の操作ミスじゃない?ああ、腕が死んでいく…気分が悪い…
それが顔に出ていたのか、係の人がやってきて途中棄権に。

そんな思いをしてから敬遠していたが、コロナ禍で血液不足と聞いて久々に献血を決心。
具合が悪くなったらちゃんと言えるおばちゃん力も身に付いたし大丈夫。

事前の血圧測定をギリギリで通過。そうか、なかなか終わらなかったのは血圧が低いせいだったのか。操作ミスの疑惑は晴れた。

そして本番。ドリンクをもらって、飲みながらのスタート。手にはカイロを握らせてくれて、グーパーしながら採血。なるほど、振動も冷たさも気にならない。具合が悪くなることも無く、若かりし頃の雪辱を果たし、無事に採血を終えることができた。

献血は、分かりやすく世の中の為になる。

最近いい事ないなぁとか、誰も優しくしてくれないなぁ、なんて時はぜひ献血に。
スタッフの方々は優しいし、自分は誰かの役に立てると実感できる。お礼に色々もらえたり、何より輸血が必要な人も大助りで良いことづくめ。
もちろん毎日充実していて絶好調なあなたも献血よろしくお願いします☆

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?