はじめに
前回、男女共同参画基本法の危険性について、書きました。
今回は、男女共同参画の危険性を語る上で、日本では殆ど議論されない「女子差別撤廃条約」についてふれてみようと思う。
女子差別撤廃条約とは
国連の「女子に対するあらゆる形態の差別の撤廃に関する条約(女子差別撤廃条約)」(The Convention on the Elimination of All Forms of Discrimination against Women、以下CEDAW)
国際連合の女子差別撤廃委員会(CEDAW)は、日本の民法が定める夫婦同氏が「差別的な規定」であるとし、これを改善することを、2003年、2009年、2016年の3度にわたり勧告しています。
さらに、この条約への抵触を理由の一つとして、2011年、選択的夫婦別姓を求める訴訟が起こされたが、2015年12月16日、最高裁でこの請求は退けられた。
しかし、判事15人の内、女性全員を含む5人からは違憲とされ、立法府での議論、解決を促される形となった。その後も2018年に入って、同様の訴訟が多数提議されています。
夫婦別姓推進
国民の根強い反対があるのにもかかわらず、夫婦別姓を推進しようとする政府や活動家。
思想・信条や表現の自由を踏みにじるような男女共同参画条例を次々と制定する自治体。
過激な性教育が横行する学校現場。「家庭崩壊科」と国会で批判された(今年三月四日の参院予算委、山谷えり子議員)家庭科教科書の歪んだ記述。
正論の中で、元九州放送北九州本社代表 光原 正氏がこの様な指摘をしていた。
ここ大事だと思ったので転載します。
本来、家族、夫婦、親子は、利害関係で結ばれた絆ではないはずです。
過激なフェミニストの口からは「家族の愛情の関係性」がまったく語られないことに、独裁国家のような怖さを感じます。
経済的依存関係、精神的依存関係等々、そんな簡単に整理出来るものではないはずです。
様々なおかしさを摘示したらきりがないが、毎度同じ顔ぶれの各支援団体の公金事業を見ても、フェミニストを名乗るの活動家の支援団体が多いのも事実。
もう既に何十年も政府はフェミニストに乗っ取られていると思わざるを得ないのです。
今、国民が声をあげなければ、フェニミズム先進国アメリカと同様に、更に離婚率が上昇し続けます。
現在、貧困の母子家庭や片親家庭が増え、公金事業に何十億とつぎ込み、休眠貯金~ふるさと納税まで使いだし、支援団体への予算は底なし状態。
現状、シングルマザーだけが困窮している訳ではないのに、別格で手厚い支援を受け続けている。
これでは、シングルマザーで居続けた方がお得ではないか。
そして、様々な被害や困難を総称し困難女性と名付け「困難女性支援法」まで出来た。
この法律を隅から隅まで確認すると、これが、女性支援なのか?と愕然とする内容になっていた。
女性を守る、女性救済、女性支援かと思いきや、女性の生きる力を削ぎ、自立の邪魔になるような内容となっている。
公金チューチュー法と揶揄されてもおかしくない内容だ。
女性を蔑みバカにした法である。
デキ婚や専業主婦を軽視するようなムーブメントもあった。
女性の社会進出を促し、専業主婦を撲滅する様な記事をばらまいた。
子供たちは「育児の社会化」の名のもとに公・私立の育児センターに預けられたり、曖昧な虐待というものを利用し、些細な親子喧嘩ですら、親を虐待認定するようになってしまった。
子供は「母親の手厚い愛情」から引き離されて情緒不安定になり、薬物中毒や犯罪に走ることになる蓋然性も極めて高い。これが、現在のトー横キッズの姿だろう。
このような事態を招いた原因は、まさに一部の政治家や活動家、過激なフェミニスト達が、「男女共同参画」「ジェンダー」などという曖昧な用語を使い社会的な混乱を招いた結果でもある。
私達国民は、騙されている。
マスメディアやテレビ、支援団体の広告、過激なフェミニズムの書籍、過激なフェミニスト達による運動や活動等々
善いことをしている風を装い、SDGsという意味のわからない目標までできた。
ところで、多額の公金を使い何をしてるんですか?
と、聞かれて即答えられる国民は少ないだろう。〇〇の支援しています!寄付をお願いします!
ところで、その寄付を使い何をしてるんですか?
…。
結果、「よく分からない」のである。
私は、幸か不幸か、子供の頃から児童養護施設で育ったので支援の裏側を見て育った。
大人になり、DV被害から逃れる為にDVシェルターに入り、保護施設の現状を知った。
支援ってなんなんだろう…
生活の中で、様々な喪失を味わった。
自分が壊れていくような感覚の中、絶望を感じながら保護支援というものを受けた。
DVを受けたから絶望したのではなく、DVシェルターが貧困ビジネスだと理解し絶望した。
DVよりもつらい生活ってなんですか?
支援団体にお金を根こそぎ取られ、最低限の日用品すら買えない貧困生活を送った。
支援とは、手助けである。
絶望を感じる環境が支援なのか?
私達、女性こそこの過激なフェミニズムに対し、怒ってもいい。
日本の素晴らしい文化である、漫画やアニメ、ゲームを燃やし続ける過激なフェミニズムに、国民は怒っていいと思う。
知らなかったでは済まない事態に来ていること、過激なフェミニズムの間違いに対し、国民は声をあげ、間違いを指摘し、日本の社会を過激なフェミニズム思想から脱却していくべきです。
男性が過激なフェミニストに意見を言うと、私達が女だからだ、差別者だ!ミソジニー(女性嫌悪)だとレッテルを貼りたがるが、間違いを指摘する事は、勿論、女性差別ではない。
その高圧的で支配的なふるまいこそが社会の分断、対立をうんでいる。
このままでは、日本の素敵な文化が破壊し放題です。子供達の未来の幸せを願うのならば、私達の世代でこのバカらしい思想の押付けを終わらせることが大事だと私は思う。
③へ続く…