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なぜ格闘ゲームのカードゲームを作るのか その1
こんにちは。USAPAです。過去のこちらの記事の続きになります。
掲題のなんで作るかの結論はまだ綺麗にまとまってないので言えません。つらつらと昔の事を思い出しながらまとめています。
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うろ覚えですが当時ハマったのはこの辺りです。ほぼ家庭用ゲーム。
小学生 スト2
中学生 kof95,96,97 ストゼロ2 月華の剣士 ヴァンパイアセイヴァー
高校生 kof98 ネオジオ(ROM)サムスピ初代、天草、斬九郎
まずは当時、なんで格ゲーを遊んでどう面白く思っていたのかをまとめ。
ですが以降はマニアックな話なのでわかる人しかわからないかと思います。
よくわからない人はわからないと思うので読み飛ばしてください。まとまって無いので断片的に書いていきます。
「俺よりも強いやつに会いに行く」
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スト2のリュウのキャッチセールス的なセリフです。なんとなくですがまずはきっかけこれかな…とは思います。詳細は冒頭のnoteに記載してます。
技がかっこいい
子供の頃はラケットやバットで天翔る龍の閃きや九頭龍閃を真似て出し合ってた。波動拳や昇竜拳も。ただし鬼焼きや闇払いまで行くとクラスメートは知らない人が多かったので恥ずかしくてやらなかった。
センスがすごい
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独特な世界観になっていくのがkof(キングオブファイターズ)だ。見た事ない衣装や髪型の派手なキャラクター。当時のジャスコ(イオン)には絶対売ってないであろう服。ロックなのかパンクなのか中ニ病まっさかり。
自分しか良さがわからなくても良いやと思っていた
ブームじゃなくても少数派でもやっていけた。なぜ当時流行ったのかはわからないし、ほんとは周りでは流行っていなかったのかもしれないけど、1人や少人数でももくもくと遊べる趣味だった。
SEGA派だった。
当時は格ゲーやるならプレステよりセガサターンと言われていた時代があった。スペックが良かった。ワイは迷いなくセガサターンを購入した。セガが落ち目になっていったがワイは後悔はしなかった。マイノリティがカッコいいと思ってた。
ゲームセンターに憧れた
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ゲームセンターは子供には背伸びした遊び場に感じた。なにせお金がかかる。少しでも長くいられるには、勝たなければ長く遊べない。負けると居場所はない。
かけひきやコンボを勉強する必要がある
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勉強が必要だった。コマンドを暗記する必要があった。ゲーム雑誌の攻略情報を読んだ。空中や地上のシチュエーションに応じてどの相手のどの技に対してどの技が有利か組み合わせは無限大。未曾有の情報を勉強した。学校の勉強よりも勉強した。隅々まで記事を読んだ。
Kofは毎年夏に新作が出た。そのために夏に向かって情報を集めた。新キャラや古いキャラの新技に一喜一憂。
今でいうポケモンの属性相性を覚える感じだと思う。努力する必要があった。
全ては強くなるために…
技術が必要
技術と書いてテクニックと読む。波動拳を出せれば次に昇竜拳コマンドを練習する。反対の右側で出す昇竜拳コマンドは初心者には鬼門となる。難しい=乗り越えれると達成感の気持ちが良かった。徐々に精度を上げていく。コマンド入力のミスを無くす。100%完璧にするにはすごい練習量が必要で終わりがなかった。
勝ち負けがある
他人と勝負ができた。明確な勝ち負けがあった。仲の良い人と遊んでも、負けた方のが明確な”下手“になる。ストレートに勝つと楽しいし、負けると悔しいのだ。
大人になるとこれは避けようとする。当たり前。真剣にやって負けるのが苦手だし、相手に悪い思いをさせたくない。雰囲気をぶち壊す危険なコミュニケーションツールでもある。
令和になって親戚チビ達一同でスマブラを遊んだ時の強キャラの↓強攻撃で無双するやつがいる。禁止キャラの豪鬼や斬九郎やオロチキャラを使う。そんな冷める空気感もたまにある。
そういうのひっくるめて暗黙の秩序があって平和が保たれていた。
1人でも練習ができた
トレーニングモードというゲームモードが必ずあった。
ひたすらコマンドを入力し、最大のダメージを出す練習をする。ストイックに。報酬は何も無い。誰もほめてくれない。だがそれが良い。夏の天気の良い夏休みなのに部屋で何日も練習する。この背徳感はやばかった。
コアなコミュニティがある。
当時はインターネットがまだ全員に普及してなかった時代(USAPAはインターネット老人会です)
ネオジオフリークの投稿コーナーがあった。昔のジャンプの巻末やファミ通の町内会のようなもの。そこには熱狂的なユーザーの手書き美麗イラストがたくさん投稿されていた。
強いという事はカッコいい
なんとなくわかってきた。当時、なんで強くなりたいかは、強い=かっこいいからと。いやいやゲームで強いだけでなんでかっこいいの?って思われるなら…まだまだ説明不足で伝えきれてないので次回に続きます。たぶんその3とかその4くらいまで続きます。