触察と筋膜リリースの旅②
触察の勉強のはじまり
ちょうど師匠が、教える仕事をやりたいと言っていたため、最初は私だけが習うというよりは私が主催する若石(足つぼの流派)の勉強会で講師をやってもらうことにしました。
お互いのレベルアップになるという感じです。その勉強会では、とりあえず足、脚の筋肉をきちんと触れるようになるの第一歩にしよう。ということで、大腿直筋、大腿二頭筋長頭、腓腹筋、前脛骨筋です。
勉強会を開くことが決まってから私は、事前準備でマンツーマンで教えてもらうことになりました。
触察は、筋肉のスタート地点からゴールまでをその縁を指で辿っていきます。そのためにはきちんと起始と停止の場所と目標となる目印を見つけなければいけません。
大腿直筋であれば、起始が下前腸骨棘、停止が脛骨粗面。
ランドマーク(目印)が膝蓋骨、脛骨粗面、上前腸骨棘、下前腸骨棘、膝蓋じん帯、共同腱。
しかし私は。
頭がぐるぐるになりやすい
師匠が筋肉を動かして(筋の収縮)をさせて筋肉に触れやすくしてくれているのですが、途中で筋肉の道筋がわからなくなり、一点を見つめてしまいます。動きがストップ、頭がぐるぐるです。
「考えて止まっていても何も解決しないから進んで」
師匠に言われて、とりあえず迷子になりつつ、ゴールを見つめてまた動きます。
どうしよう???
これは仕事の時、それにバレエの先生からも同じようなことを言われてると思いました。
バレエの先生は、完璧を目指さないでとりあえず動いてと。でも、でも、わからない〜ぐるぐる。
そして、仕事はというと。
足つぼの施術に関しては、技術的に納得させる自信があるのですがボディケア、整体に関しては、お客様が帰られてから今日はこれで良かったのかと頭がぐるぐる、もやもやすることがあります。どうしよう?と考えてもしかたないのに。
止まってしまっていました。止まらずにその痛みの原因について考える、調べるべきで、わからないと止まっている場合ではなかったのです。
言い訳がましいのですが、お客様には某店の従業員の方たちよりも整体がうまいと言われることもあります。
繰り返しやってみるしかない
足つぼの施術に自信が持てるようになったのは、私が働きだしたころの店はあまり忙しくなく練習するチャンスがたくさんあった。そして、とにかく自分の足を自分でよく揉んでました。
筋肉の触察も家で夫の脚を触ったり、お客様の脚を以前と違う目で見ることで少し落ち着いて診れるようになってきました。
出来ない、わからないことが習いだしたときは、恥ずかしいという気持ちが強かったのですが今は大丈夫です。
あと何年この仕事が出来るかは、わからないけれど長く続けていきたいです。
ではまた次回
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