Apple製品は「未使用品」だとお安く買えますよ、奥さん!
実は機械に強いワタクシ。
「Apple製品を学生・教職員割引ぐらいの値段で入手できない?」
と聞かれ、資料にしてしまったので、noteで公開します。
本題の前に「お安く純正品を手に入れるルート」が厳格化されたことについて。
Appleストアの学生・教職員割引が厳格化
2023年12月13日より条件が厳格化されたようです。UNiDAYSという認証機関に「教職員の籍があることを証明」する必要があります。
証明方法は複数存在し、学校から個人のメールアドレスを付与されていれば「メールアドレス」を、ない場合は写真付き身分証明書(職員証)の写しをインターネット経由で提出する方法があるようです。
また以前は、学校関係者であることを証明しなくても教職員ストアにアクセスすることが可能でした。12月13日以降、それもできなくなったようです。
下は教育割引ストアへのリンクです。
前の認定方法が「購入する人はみんな正直」という緩い前提ではあったので、仕方がないですね。
そもそもMacとWindowsは何が違うのか?
Macは画像や動画、それに音楽とクリエイティブと言われる分野が得意です。事務仕事も普通にできます。
Windowsは会社組織などでの一般的な事務仕事が得意です。画像や動画などの処理は不得意。
ーということは?
社内システムが存在しない、個人で仕事をしている人はMacの方がコストパフォーマンスが高いです。
会社組織が運用するシステムは、大規模でサーバにぶら下がっている端末はWindowsで動かすケースがほとんどです。事務系システムにMacはあまり見ません。
【余談】社内システムって?
比較的想像しやすいものがみどりの窓口にあります。
「明日の14時台に新大阪を出発する新幹線の予約をしたいのですが…行き先は新横浜です」
「(キーボードにカタカタカターっ)…あ、それでしたら14時30分ののぞみがあります!指定席もグリーン席も空きがございます!」
この(キーボードにカタカタカターっ)というのが「社内システム」に入って、空席状況を確認しているわけです。みどりの窓口のシステムは「マルス」という名前ですね。
今もマルスなのかな?
他の業界、たとえば自治体だと「戸籍システム」とか「住民票システム」、保険会社なら「保険契約管理システム」といったものが恐らくあります。
こういうシステムを「業務システム」とか「基幹系システム」なんて呼んだりしますね。
前置きが長くなりました。では本題に入ります。
そうだ未使用品があるじゃないか!
まず新品と何が違うのでしょうか?
まず、製品そのものについては、「正規ルートか非正規ルートかの違い」だけです。モノとしては違いがありません。
ですが一点大きな違いがあります。
未使用品はメーカー保証対象外
当たり前と言えば当たり前ですが、初期不良の製品が当たってしまった場合、メーカーが保証してくれます。それが受けられません。
一応、初期不良を補完する要素としては販売店が独自に保証してくれる場合がありますが、多くは1~6ヶ月の保証で、メーカー保証より期間が短くなっています。
なぜメーカー保証外なの?
メーカーから見た時に、私たちが買おうとしているものは「すでに一般の消費者の手がついている」つまり中古品となります。
未使用品は「新古品」とも呼びますが、私たちから見れば「新品」でメーカーから見れば「古品」なわけですね。
ということでメーカー保証が効きません。
具体的な出所は?
最もわかりやすい例を紹介します。
携帯ショップなどで「スマホ乗り換えで割引!」と銘打って『新規回線契約で、スマホ本体を割引でお売りできます!』というのを見ませんか?
⑴新規契約した回線のsimカードを前のスマホに使う。今までのsimカードは解約。
⑵割安で買った新しいスマホを未開封品としてパソコンショップに売る。
すると、少し利益が出ます。そして私たち頭のネジが少し飛んでる人種が買うわけです。
メリット
少し安く正規品と同等のものが手に入る。
(Appleアカウントに影響はない。)
デメリット
メーカー保証がない。
PCショップ独自の保証(1~6ヶ月程度)しか得られない。
Apple Careに入れない。
メリットとデメリットを天秤にかけて「いや、そんな滅多に初期不良とか当たらないし、今までもApple Care入ってないし。」と私は感じます。だから私は基本的に未使用品を狙って買っています。
現にこの記事を作るのに使っているiPadやメイン機のiPhoneも未使用品として売られていたのをPCショップで買ってきました。
売ってる場所
いわゆるPCショップですね。私は「じゃんぱら」で買うことがほとんどです。
他には老舗の「ソフマップ」。
Apple認定整備済製品という選択肢もあるよ!
こういった中古品市場に出回っている製品に抵抗感がある方には「認定整備済製品」というものがあります。
要するに展示機などとして使った製品を「一度工場に返して整備したもの」です。要するにメーカーアウトレットですね。
三井アウトレットモールで売っているブランドバッグみたいなイメージですかね。
メーカー直販でメーカーの保証もありますし、Apple Careにも入れることが多いです。
私もiPhoneをこれで買ったことがあります。
中古品を検討するなら…
このカテゴリは玉石混交です。
お店では製品の状態によって「S,A~E」のように格付けしていることが多いです。
上位3つの格付けから選ぼう
「じゃんぱら」基準だと「新品・未使用品」「A」「B」のカテゴリになります。
「C」は「自分である程度対処できる」人向け、「D」以下は「部品取り」「修理・修復して転売する」人向けが多いです。
ちなみに私がサブ機として使っているiPhoneは「A」の中古品です。
買うお店の見分け方
怪しげで微妙な事業者から、きちんとしっかりしている事業者まで、中古品買取業と言ってもピンキリです。目安は「主観で胡散臭さを感じる」かどうかです。
もし胡散臭く感じるなら「お店のターゲット層がご自身の属性と違う」ということです。
私は「じゃんぱら」や「ソフマップ」では躊躇せず買えます。「ゲオ」なら少し考えます。ハードオフだったら「熟慮」します。
その他の「地場でやってるところ」は避けています。保証期間内に閉店した場合、保証が宙に浮くリスクがあるからです。
まとめ
要するにメリットとデメリットを天秤にかけてご自身が許容できる「リスク」を取ることで「お安く」デバイスを新調できますよ、ということです。