The Graph Japan×KaiaコラボXスペース
2024年12月10日(火)22:00
開催場所:https://x.com/i/spaces/1lDxLlMmZjLxm
The Graph Japanプリズムさま https://x.com/prism_cryptos
The Graph Japan CM Takeshiさま https://x.com/Takeshi_TGAL
The Graph Japan MOD niconiconainuさま https://x.com/niconiconainu
Kaia Japan Lead Yoko Kitoさま
登壇者 自己紹介
Takeshi氏「最初のセクションでは、The Graph Japanのメンバーとともに自己紹介して、 その後プロジェクトに関する情報をお伝えしていきます。後半では、 今回のゲスト、KaiaのYokoさんを招いたトークセッションに入ります。Kaiaがどんなプロジェクトなのか、どういう魅力があって、どういう特徴があるのか、皆さん一緒に学んでいきましょう。
その中で、The Graph Japanの頭脳と呼ばれるプリズムさんとnicoinuさんが、より分かりやすく紐解きながらでセッションしていきますので、その部分をお楽しみください。
皆さんからいただいた質問にお答えする時間も設けてあると思いますので、本当に質問を事前に投稿していただいた方、ありがとうございました。そういうアクティブな活動が、プロジェクト側としてはすごくありがたいです。今後もよろしくお願いします。で、セッション中もし質問があれば自由にスピーカー申請していただければ繋げますので、よろしくお願いします。
私、Takeshiは、The Graph JapanCMとしてtwitter上、2020年からThe Graphローンチ前からThe Graphの取り組みに携わっています。 他のところでは、SolanaJapan、Solanaチームの日本の方と一緒に立ち上げた経歴もあります。活動の目的としては、海外の質の高いプロジェクトを日本に持ち込んで、プレゼンスとユーザーベースを拡大して、プロジェクトとweb3分野両方の成長に貢献することですね。 好きな食べ物ですけど、僕はウナギです」
プリズム氏「はい、初めまして皆さん。プリズムと申します。The Graphでは、テクニカルCMという肩書きで活動していまして、主に技術面、例えばどういった風に使うだとか、技術的な内容を深掘りしたりとか、そういったことをしております。経歴は、元々高校3年生ぐらいの時にコインチェックでネムを買って、で、その1週間後にハッキングがあって、それで暗号資産ブロックチェーン面白いなと思って、そこからずっとこの業界を深掘りしてって今に至るという感じですね。好きな食べ物はイチジクですかね」
nicoinu氏「はい、皆さん初めまして。にこにこないぬ。よく長いので ニックネームでにこいぬとかにこさんって呼ばれてます。このThe Graph Japanでは、テレグラムのMODとして、The Graphのアップデート情報を発信させていただいたりとか、コミュニティの管理で関わらせていただいております。 で、普段はWeb3関連のエンジニアをやらせていただいておりまして、The Graphに関しては関心があるプロジェクトだったので、一緒に活動ができて光栄です。経歴を話させていただきますと、 去年にキャリアとかエンジニアとして悩む時期がありまして。日本の会社だとマネジメントやPMじゃないとどうしても収入や出世が難しかったり、エンジニアだと結構もう既存技術はレッドオーシャンだし、 とか、プログラミング上達してももっと上がいるからどうしようもないよなって思っていた時期がありました。そのときUdemy(動画の学習サイト)でWeb3の動画を見返す機会があって、Web3を自分の軸にすれば、まだまだブルーオーシャンな技術として、 エンジニアとして成長機会があったりとか、私自身、 国際系の学部でグローバルな働き方の可能性をとかを探し求めてたので、その夢も叶うと思いました。あとは、Web3の分散型な理念とかすごい面白いなと思って、Web3のCMとか、実際にWeb3のエンジニアとして働かせていただいてる次第です。 好きな食べ物はうどんです。ちょっと心も体もあったまるので、この季節は重宝してます」
Takeshi氏「ありがとうございます。じゃあnicoさんは昼間の仕事も続けてるってことですよね。将来的にはWeb3にフルコミットを考えてるんですか」
nicoinu氏「今いくつかエンジニアとして案件とかプロジェクトに関わらせていただいてるんですけど、半分以上はWeb3になっています。でも既存技術も大事だなってところはあります。ただ、Web3の活動、エンジニアとかCM含めて今後も頑張っていきたいなとは思います」
Takeshi氏「そうですね。それが多分1番正解で、多分Web3しかわからない、できない人って、Web2とWeb3両方できる人より劣ると思うんですよ。 これから社会導入が広がっていく上ではWeb3しか知らないのは特殊な環境になってしまうので、Web2ベースがあってWeb3もできますよっていう方が、キャリア的にはすごくプラスになると思いますね。
こんな3人で主に役割分担をして運営しています。今まで僕1人でやっていて、もうニッチもサッチも行かない時もあったんですけど、今後は3人揃って、2025年にはおそらく数回日本でのオフラインイベント 実施していくと思いますし、オンラインイベントもできるだけ毎月開催していく予定です」
The Graphとは
The Graphってなに?というところを、 わかりやすくお伝えしていかなきゃなっていうところを思い悩んでるんですよね。多分、Chainlinkなどのインフラ系のプロジェクトはみんな同じ悩み抱えてると思います。
日常生活のインフラで言うと、インターネット・電気・水道などですが、 車のブランドとかに比べ水道のことってあんまり考えないですよね。でも、車の話とかどんな家が欲しいとかって、すごいみんな興味ありますよね。だからなかなか興味が持たれない部分なんですけど、 でも生きていく上で絶対必要ですよね。Web3のインフラプロジェクトって、Web3が今後も持続的に存在し続ける限り絶対に必要になる、という意味で仮想通貨の投資っていう話で言うと、 ビットコインだったりイーサリアムだったり、俺はリップルを信じるとか、変わり者はね、エイダとか信じるかもしれないですけども、そういう中で1番手堅い銘柄になるんじゃないのかなって思いますね。だから株で言うと、東京電力の株を買うようなものかもしれないです。絶対になくならない、倒産は国がさせないですから。もう倒産っていうものがあり得ないぐらいに必要な部分っていう意味では、絶対に必須なものなので、Web3の成長とともにどんどん成長していくと考えてもらえれば、すごく安定した銘柄なんじゃないでしょうか。
ブロックチェーンデータは使えば使うほどデータが増えていきます。当然、膨大な量が今ブロックチェーンの中にあって、そのデータを整理して、だれでも簡単に利用できるようにする仕組みを提供してるのがThe Graphなんですね。例えば、仮想通貨の1回の取引でも1つのデータが生まれます。あとは、NFTをだれが、どのアドレスが保有してる、いつから保有してるかというのもブロックチェーンデータとして存在します。そうしたブロックチェーンデータ、オンチェーンデータをアプリの開発者などが効率的に活用して、新しいサービス、新しい価値を埋めるようにするものをサポートしているのがThe Graphです。
日常の例に置き換えると、例えば図書館に行ったとします。で、 何万冊もの本がもうランダムに関係なく本棚に置いてあったら、 借りたい本を探すのが大変ですよね。何万本の中から1つじぶんが目当てのものを探すとしたら、1日かかるかもしれません。この状態が、2020年にThe Graphがローンチする前のブロックチェーンの世界なんです。Web3という言葉がまだないくらいの頃です。それを出版社ごと、ジャンルごと、本の名前順に分けてあったとしたら、もう無駄なくすぐに欲しい本が見つけられます。それがThe Graphが提供してるソリューションです。
これと同じことをインターネットでやった検索エンジンがGoogleです。Googleはインターネット上のデータを、例えで言うと、その出版社ごと、ジャンルごと、本の名前順に分けたから、それに合ったキーワードを入力することでデータを引き出せるようにしました。でも、Googleはブロックチェーンデータの整理していないので、Googleでブロックチェーンデータを検索しようとしても検索することはできません。それをThe Graphがやってると考えるのが1番簡単な理解です」
nicoinu氏「普段の生活してるところから見えない領域をやってるからこそ The Graphはわかりにくいってところはあると思うんですけど、やっぱGoogleという例えを出していただくと、 The Graphに関わってない方でもわかりやすいんじゃないのかなと思いました」
Takeshi氏「じゃあ例えばこれはどう使れるのか、具体的に開発者目線から言うとどういう風に使われるのかっていうユースケースに関してプリズムさんお願いします」
プリズム氏「はい。具体的なプロジェクト名を出して、より具体化して説明できればと思います。 ブロックチェーンのデータを整理して、簡単に読み出してくれるっていう機能を提供したのがThe Graphということなんですけれども。Decentralandっていうブロックチェーンゲームみなさんご存知かどうか、 昔の方だったらピンと来る方がいると思うんですけど、 Decentralandはメタバース×ブロックチェーンゲームみたいな、そういうゲームがありまして、そのマーケットプレイスでの検索機能にThe Graphが使われています。Decentralandはじぶんのアバターを作って、アバターのアクセサリーなどがブロックチェーン上にあります。つまり、アクセサリーのデータ、例えば被り物・手袋であることのフラグがブロックチェーン上に載っていて、マーケットプレイスで、 被り物だけに絞り込みをして表示したいと。この絞り込みの機能はThe Graphでないとできません。なぜなら、本来ブロックチェーンデータというのは、USDCを送金したとか、DeFiにトークンを送ったとか、NFTを買ったとか、そういったありとあらゆる データが時系列にごちゃごちゃに存在してるものなので、こういったデータは本来フィルタリングはできないんですけど、The Graphの機能を使うことでフィルタリングできるようになります。フィルタリング機能はゲームでも使えますし、あと、過去のじぶんのトランザクションを見る時とかは、 じぶんのアドレスでフィルタリングすれば、それが閲覧可能になると。そういった感じでThe Graphが使われています」
Takeshi氏「ちなみにプリズムさんはブロックチェーン協会で講演をされたりオンチェーンデータ界の超重鎮なんすよね」
プリズム氏「ブロックチェーン協会というJBAさんというところでオンチェーンデータの講演をさせてもらったことはあります」
Takeshi氏「今回、かなりみんな分かりやすい例として、すごく視座を下げてお話いただいたかもしれないですけども、今後、将来的には、まさに協会の中でスピーチしたような内容をそのままお届けする機会を提供したいと思っていますので、皆さん、お楽しみにしてくだしていてください」
Takeshi氏「The Graphのすごくもっと気軽に学べるクイズ形式のコンテンツを、 Telegramで開催しているので是非チェックしてみてください」
Kaia Foundation Yoko氏自己紹介
nicoinu氏「今回The Graph JapanのコラボXスペースということで、直近いろんなキャンペーンで話題を呼んでるKaiaからYokoさんをお招きしてるので、残りの時間はKaiaの紹介だったり、直近のキャンペーンとかの動向の話を伺ったりしていきます。
Yoko氏「Kaia Foundation日本担当Yokoと申します。立ち位置としては、カントリーマネージャーのような形で日本のマーケット全体を担当しております。好きな食べ物は、韓国料理のカムジャタンって知ってますか。豚の背骨のお肉を使ったスープの料理で、あんまり日本で食べれないので、ぜひ皆さん韓国に行った時には試してみてはいかがでしょうか」
プリズム氏「どういう経緯でKaiaのカントリーマネージャーになられたのかっていうのが気になります」
Yoko氏「前身であるカカオが開発したKlaytnが、LINEの開発したFinschiaと統合して、今まさに、Mini Dapp on LINEというプロジェクトを進めています。Klaytnは、韓国を中心にアジアを攻めていた一方で、今回LINEのFinschiaと統合し、フォーカスが日本になったご縁でサポートさせていただくことになりました」
Kaia概要
Yoko氏「概要をお話しすると、 カカオの開発したKlaytnがLINEのFinschiaと統合して誕生しました。EVM互換のLayer1です。元々開発されたのは、2019年韓国がメインでした。今回、Finschiaとのマージ承認が下りたのが、2024年2月で、正式なローンチは8月の末に行いました。特徴としては、技術面とエコシステム面あるんですけど、やはりエコシステムの中でも、基盤がメッセンジャーであるというところが大きいです。
韓国でメジャーなメッセンジャーアプリで大体今、7000万人ぐらいのユーザーベースというのがあります。具体的には、カカオトークの中には、Klipウォレットが入っていてKaiaベースになっています。今回LINEが合併して、これからMini Dapp on LINEを開発していてLINEの利用者数が大体2億人なので、合計で3億人ぐらいのベースがあるのが1番の強みです」
nicoinu氏「統合のきっかけ、Klaytn側からかFinschia側からかお聞きしてもいいですか」
Yoko氏「あんまりどっちからかっていうのは、コメントしづらいところがあります。LINEとしての意向も色々あったんだとは思うんですけども、事業としてのこれまでのFinschia、ただ、KaiaというかKlaytn側からすると、日本国外でのコミュニティがあったり、 Web3としてのマーケティングだったり、営業の力が強みで、FinschiaはWeb2寄りな運営をされており、統合するでKlaytnのリソースが使えるところがLINEからしたらメリットがあったんじゃないだろうかとは思いますね」
nicoinu氏「相互にwin-winでさらにメッセンジャーを活かしてよりユーザーとエコシステムが拡大しやすいみたいなところとかありそうですね」
Yoko氏「まさにそんな感じだと思います。今、Mini Dapp on LINEの開発が中心ですが、 コミュニケーションはKaia FoundationとLINEが、一緒に日々議論を交わしながら、いろんなプロジェクトを進めています。補足すると、メンバーはアジアのメンバーが多く、韓国人が多いのはもちろん、ベトナムとフィリピンを中心とした東南アジアと、日本人は私1人ですけど、中国の方がいて、戦略的にアジアを狙っていくことを公言しています」
Kaia Waveについて
nicoinu氏「より多くのユーザーを獲得していくなかで、キャンペーンとして開催されているKaia Waveについてお聞きしてもよいでしょうか」
Yoko氏「LINE内でdappを構築できるように、今回Finschiaと統合することになったんですけれども、それを促進するプログラムの一環で、Kaia Waveとして2024年9月からプロジェクトの募集を開始しています。ご応募いただいたプロジェクトには、Kaiaとして投資の面では150万円以上、マーケティング面で1,500万円以上のサポートを実施します。
9月からのローンチから、大体800ぐらいのプロジェクトからご応募がありました。2025年1月に30個のdappsがリリースされる予定です。なかには日本のIPを利用したものも数個入っています。ちょっと上の世代もわかるようなIPで、運良くそご応募いただけたので、意外にスイートスポットだと思うんですよね。 うまく戦略通り進んでいると思います」
nicoinu氏「いろんな情報を見てても、比較されてるのがTelegramのミニアプリですが、先行してリリースされたdappsとの違いはありますか?」
Yoko氏「1番はプロジェクトの選考をKaiaで実施していることです。選考ではクオリティ面を中心に審査しているので、自信を持って出せます。もう1点は、dappsの量が少なくなりますが、マーケティング面でKaiaでバックアップをしていることです。ユーザーの関心はいろんなところにあると思いますが、それをいろんな人と共有できるとかですね。投資としていろんなところに分散してしまうよりボリュームが大きいことが重要だったりはすると思うんですよ。なので、Telegramとは違うような取り進めをしているっていうのが大きいかもしれないですね」
nicoinu氏「LINEとしてもKaiaとしても担保して質のいいアプリが出てくるって感じですかね。ユーザー体験としても結構違ったりするんですかね?」
Yoko氏「プロジェクトごとに企画・開発されているので違いというのはないかもしれないんです。UIUX的には、LINEメッセンジャーと連携が、よりシームレスになることをLINEと企画をしているので、例えば、dappsのランキングをLINEメッセンジャー上でぱっと見えることなどが、分散的にTelegramでまとまった場所がないことと比較すると、よりLINEサービスの1つとしてご利用いただけます」
nicoinu氏「スマホアプリでもAppstoreとGoogleプレイストアの住み分けとして審査が厳しいか厳しくないかみたいな、モバイル×dappsの領域も、その 住み分けがまた継承されていくんだな、とすごい面白いなと思いました」
Yoko氏「エコシステムをどう考えるのか、Telegramは匿名性が高く、あえてコントロールをしないところに魅力があることは理解してる一方で、LINEはKYCがあり、電話番号ないと登録できないという面で、コントロールしてる中で、より質が高いものを提供するというDNAが反映されています。HYPEだけ作るようなことはLINEとしてやりたくないという意向もあって、価格を上げるためのミームだけのものではないところがあるのかもしれないですね」
Kaia Portalについて
nicoinu氏「もうひとつ大きいキャンペーンであるKaiaPortalは、エアドロやDeFiを利用している方には関心があると思うのでご説明いただけますでしょうか」
Yoko氏「Kaia Portalはステーキングや流動性提供などで報酬を得られるプラットフォームです。今キャンペーンとして、Epoch1が2024年12月25日まで開催されています。総額で50M $KAIAが配布されます。内訳を見ると、Finschia統合提案に投票したウォレットに付与される分もあるので、それ以外を考えると、20Mで約6億円配布されるプログラムになっています。
ステーキングや流動性提供に応じてポイントが付与され、期間終了後にポイントが $KAIA で付与されます。KaiaとしてはTVLを上げたい意図があり、クロスチェーンのプロトコルでの流動性提供なども関連しています」
nicoinu氏「すでにTVLは100M達成しました。いや、すごい」
Yoko氏「次は150Mに向けてあと15日間、是非みなさんでこのブルランに乗って報酬を受け取りましょう」
nicoinu氏「これまであんまりDeFiを触ってこなかった方とかも、ぜひこの機会にKaia Portalに参加してみてください。KaiaからおすすめのDeFiやそれぞれの違いを簡単に説明していただけますか」
Yoko氏「メインでは3つあります。プールとして報酬が多いところはこれから推したい一方で、APRが低いところは利用も多いということになります。手元にあるし使ってみようかなという方には、若干リスクが少なめなところから試していただくのもいいのかなと思います」
nicoinu氏「Epoch2もあったりするんですかね」
Yoko氏「まだリリース日がまだ決まっていませんが、Epoch2もあります。1月末から2月上旬の予定です。Epoch1と一緒で早めにご参加いただいた方にはおそらく報酬が高いと思います。Epoch1で報酬がそんなにもらえなかったとしても、 この機会にMini Dapp on LINEも出るので $KAIA を持っておこうかなと思われたら、リターンがないのは投資としてもったいないので、 ぜひEpoch2が出たらすぐに運用していただくのはいいのかもしれないですね」
Mini Dapp on LINEは、日本でのLINEの普及率を考えると大きく成功しそうなイメージがありますが、 普及に向けて具体的な作戦や将来図があれば知りたいです
Yoko氏「LINEの普及率は日本がメジャーですが、台湾とタイでも使われています。日本と台湾を抑えて香港に目をやりつつ中国・東南アジアも抑えに行くという作戦で動いています。Telegramは言語対応がしっかりしていないものも結構あると思うんですけれども、LINEは言語対応も含め、広く浅くではなくて、 狭く深くやっていくというのが作戦と将来図です。
Mini Dapp on LINEでKaiaはどのように使用されるのでしょうか。 直近LinePayがもう少しでサービス終了しますが、LINEの仮想通貨決済はあり得るのでしょうか?
Yoko氏「今回Mini Dapp on LINE上で、 トークンやアイテムは $KAIA に交換ができる予定です。FT・NFTがKaia上で開発されます。その後のLINEでの展開については、まだ決まってません。KaiaウォレットがLINEで起動するようなUXになります。 LINE内でdappsを立ち上げて、最初にKaiaウォレットの作成が出てきまして、LINEのログイン情報で作成されたり、起動できる仕様になっています。なので、LINEのウォレットが立ち上がるということではありません。
nicoinu氏「実現可能性はあるかもしれないけど、それぞれ独立してるようなニュアンスが近いってことですよね」
Yoko氏「個人的にはこれからLINEいろんなビジネスをご一緒したいなと思っています」
nicoinu氏「質問を具体的にすると、多分ゲームとか、 あとは課金アイテムとかで $KAIA とかが使えるみたいなイメージでしょうか」
Yoko氏「トークンとしてはそうです。Mini Dapp on LINE上でで $KAIA との互換性があるFT・NFTがあるので $KAIA を通してスワップ・購入できたり、マーケットプレイスで $KAIA でNFTを購入する仕様です。 一方で、最初の課金については $KAIA 持っていない方はフィアットの日本円決済できるようになっています」
The GraphとKaiaが協力する最大のメリットはなんですか。KaiaとMini Dapp on LINEやTONエコシステムとどのように差別化を図ることができますか
プリズム氏「シンプルにThe Graphを使うとUXが良くなります。雑多な時系列だけど色々ごちゃごちゃになってるブロックチェーンからフィルタリング機能をつけて、ユーザーがピンポイントで こういう情報が欲しいっていうものをThe Graphを通して表示できるようになります。すでにKaiaを使ってアプリを開発する方向けのチャネルも整っているので、ぜひお使いください」
Yoko氏「基本的にはエコシステムをどれだけ広げられるがもう勝負なので、こうやって協力して、一緒にプロジェクトを作っていく協力関係がビジネスを作っていくと思いますし、ひいては、エコシステムに参加していただいた投資家も含めて、捉えているのでこれからも仲良くさせてください」
おわりに
Takeshi氏「今日はKaiaを交えながら、非常に興味深いディスカッションをお届けできたんじゃないでしょうか。
もし興味を持っていただけたら、Telegramに参加して楽しみながらThe Graphを学べるコンテンツがありますので、チェックしてみてください。
The Graph Japanとしては、今後も気になるプロジェクトをお招きして、Web3の未来について、 分散型データという文脈を絡めながらわかりやすくお届けしていきます。インフラプロジェクトはどことでも繋げることができ、すでに70チェーンと繋がってますしどことでもコラボできます。次回の発表もお楽しみに。ありがとうございました」
各種リンク
The Graph Japan
X:https://x.com/graphprotocolJP
Telegram:https://t.me/thegraphjapan
Kaia Japan
X:https://x.com/KaiaChain_JP
Telegram:https://t.me/KaiaChain_JP