無事、凍結胚移植2回目へ至る
D5。ジュリナ錠を飲み始めて2日目。
残業を控えてさっさと帰宅、家事を終え、栄養たっぷりのごはんと穏やかな自由時間を楽し…みたいのにそうできていない状況にも関わらず、割と穏やかな気分。
いつもなら「なぜそうできないんだ」と理想と現実のギャップにストレスを感じるまでがセットだけれど、たまにはこんな気楽な日がないとね。
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D8です。内診に来ています。
激混み。通うクリニックは呼び出しこそ大型モニターでされるものの、そこから先の患者さばきがまだまだアナログです。特にお会計は窓口1つで人が行っており、7-8名待ちがザラ。診察が終わってから1時間待つこともある。ほんとうに弱ったところだ。
移植周期自体は2回目なので、流れがわかり気持ちに余裕がある。いいことだ。
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D16。昨日3回目の内診を終え、内膜12.3mm順調ということで移植日が決まりました。飲み薬、貼り薬、膣座薬フルセットになりました。膣座薬に気を取られていたらエストラーナテープを替え忘れた…。外出中なので帰ったら貼り替えます。
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胚盤胞移植当日。
今回移植予定だった凍結胚が、解凍したらグレード4AB→4BCになっていたらしく、急遽3回目分として凍結していた胚(胚盤胞と初期胚1個ずつ)も用意いただいたもよう。4AB、4BCの胚盤胞、3AAの初期胚が移植可能な状態にあると。
そんなレスキューをしてくれるのかと感心しました。てっきり4BCの胚盤胞を「前回よりもグレードは下ですが、見た目だけではわかりませんからチャレンジしましょう」と言われると思っていた。
急なことで少々びっくりしたものの、患者さんのたくさんいる中で、個人の移植1回を大切に見てくれていることがわかって良かった。「たまごが悪いわけじゃない、悪いわけじゃないんだけど!」と言葉を選びながら治療の見解を話していただけたことも、なんだか安心した。
そして本題、「廃棄が出来ない※ということもあり、クリニック側としては3つ個戻しを考えています。双子になる可能性は10%。あなたの希望は?」と聞かれました。
※廃棄できない理由はうまく聞き取れなかった。
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3個戻しと聞いた瞬間、着床しても多胎でうまくいかなかったら悔しいとか、まだ36歳以下で2回目の挑戦だからスタンダードに1個だけ戻すべきか?とか、むしろ運命と捉えるべきでは?とか色々な考えが頭をめぐって、大変いそがしかった。
結局、流れに乗っかって「3個でお願いします」と伝え、来院から30分しないうちに手術室へ。さらに30分後には帰路へついていました。前回は別件の手術がおしてるとかで1時間以上待たされたので、スムーズに終わって良かったです。
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1回の妊娠確率を考えると、移植3回までは大人しく淡々と進めるのがスタンダードなのかもしれない。けれど抗精子抗体以外に原因はないのか?(着床不全とか)原因があるなら、先に対策しないと保険適用の6回なんてすぐ終わってしまうのではないか?そんな考えがあります。
どのタイミングで、どこまで踏み込むべきなのでしょう。少子化対策と言うならば、国が運営する不妊治療症例紹介(体験談)サイトとかあったらいいのにと思います。未妊も不妊も、もっと情報が集めやすくなれば各段階での判断材料ができて、より納得した治療ができるのでは。
生命の不思議とは、倫理的にすべてが解明されるべきではないかもしれないけれど、こちらサイドから見ると道しるべくらい欲しいんだよな。
とりあえず、前回と違って芝刈りは終わらせてあるので、卵も3つあることだしゆっくり大人しく過ごしてみたいと思います。
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