10月

もう冬だね。寒いね。さみしいね。
ひとりぼっちで歩いているかなしそうな女の子とお話したかったのにどこにもいないからってインターネットに逃げ込んで、二度と関わることの無いような人の人生を少し覗いてさみしさを紛らわすのももうやめたい。幸せそうな声を聞いてやっぱり居場所なんてどこにもないのかもしれないとか思っちゃって結局落ちこむのもやめたいな。
手を繋ぎたい。手を繋いでついでに君の脈拍もはかっちゃって「あ、テストで赤点とった時よりもどきどきしてるね」とか言いたい。
あー、あ。手編みのマフラーとかプレゼントしたい。それ以外のマフラーつけてたら殺したい。1日のうちの23時間だけでいいからわたしのお話聞いてほしい。さみしいな。さみしい。寒いね。
休みの日だからおんなのこきらいと溺れるナイフを朝から見ていい感じに落ち込んでからおやすみプンプン読んでちょっと病んで靖子ちゃん聞いてきまる。これがルーティーンです♩つったらあーそういう感じねって言われた。かなしい。
試しに外に出てみた。もう寒かった。寒くて、忘れちゃいけないことを忘れちゃいそうになって、思い出したくないことばっかり頭をめぐって、死にたくなった。もう許せない。ぜんぶぜんぶ辞めたい死にたい消したい殺して欲しい逃げたい
だいすきだよ