ご報告。
先日キット使用にてコロナ検査できる機会があったので
(任意・無料でした)
念のためやってみたら無事陰性でした。
係の人から「おめでとうございます」って言われたんだけど仮に陽性だったなら何て言われたのか気になる。
あ、あとPS5抽選販売落選しました。デモンズソウルやりたい。
それとユニゾン横浜公演キャンセル分当落も無事落選しました。
と思えばFC先行でまさかの追加公演。補正あるけど本当にユニゾンのFCはライブ当落含めファン還元が高くて運営とメンバーの企画力が素晴らしいと思います。
で、本題。
なんか最近色んなものが燃えてますね。
個人的にですが「参加者に女性比率が多い理事会は長い」がこんなリンチまがいに燃えて「長男だから耐えられた」が経済回すくらいの社会現象になるのが良く分からないです。
まぁ、どの部分を切り取るかなんでしょうね。
その中で近々一番気になった(自分の闇が蘇った)案件について書こうかなと思います。
今回はかなり田舎(というか地元)dis入った記事で不快感覚える方もいるかもなので地元愛高いタイプの人はブラウザバックした方がお互い幸せになれると思います。
きっかけは、先日バズったとあるツイートを見て。
びっくりした。
内容は論ずるに値しないのは前提で、
ビジネス文をコピペして案件箇所だけ書き換えたようなこの用紙の文章。頭の良い小学生でも赤ペン先生できるだろ。
なんだ学年って。何学校の何学生だ。
まあそら燃えるわなっていう。
何かのツイートで見た「消防団なのに炎上させてるやんけ」って突っ込みで草生え散らかした。
自分の経歴になるが、東北の田舎から仕事と自由と娯楽と快適を求めて横浜に移住した自身が改めて「やっぱ田舎ってクソだわ」の思いを蘇らせ、新年から生暖かい気持ちになれたこの怪文書に称賛を贈りたいです。
ちなみにこれ特定されてるらしいね。SNS、今の情報化社会怖いね。
当該文書を作成した消防団の方も入団者が減少していることを憂いてこういった内容を書いたんだろうし、
決してこの怪文書が西の方の某朝○市の消防団である可能性が高いことは絶対に広めちゃいけないですね。絶対。
ちょっと話遡るけど、
散々今話題になってる森元爺ちゃんのボケ発言にドン引きするぐらいの熱量で紛糾するよりも、
こういった身近な地域で起きてる「現コロナ禍でなお仕事でもないのに半強制的に昔ながらの悪習が蔓延る組織に組み込まされる件」のがよっぽど人権侵害だと思うんだけどね。
ただ実際、前職で観測したのですが
田舎で事業主やるにはこういった組織に所属して根回しすると円滑に会社が回るらしいですね。
やってることは年寄りの機嫌を窺うだけの飲み会と
時に子どもまで引き連れる夜中の徘徊みたいですが。
まぁなんで自分がこの件についてこんなぶーたれてるかと言うと、
自分が20年近く住んでいた地元がそういう田舎だったんですよ。
幸いにも消防団の活動は盛んではなかったけど。
ただ所謂PTAやら子ども会やら町内会やらの活動は盛んで、
自宅の超近くに集会所があったんだけど
ほぼ毎日のようになんかおっさん達が飲み会ではしゃいでたのを遠めに見てました。
ちょっと自分語りになりますが、
うちはわりと地区の子ども会的なのに積極的に参加してた家庭だったんですよ。
母親は自分に似て比較的インドア性格なので役員関連心から嫌がる体質の人でしたが、
父親は「みんなやらないなら自分がやる」的な善人気質の民なので、
会長職みたいなのを本意かどうかは別としてやってたんですよ。
で、子ども(長男)である自分は主に小学生時代
地区会長の息子という理由で子どもver会長職的なのに半強制で就任させられ、
せっかくの土日が行きたくもないボーイスカウト的な集会やら
地区の祭り、運動会やらに「会長の息子が行かないと示しがつかない」的な事言われ参加させられた記憶があります。
大して運動神経良くないのに学校でもない地区の運動会のリレーでアンカーやらされた時はナニコレと思いました。
一回小5くらいの時にその運動会についての打ち合わせが家で行われてた時に腹いせで「こんなつまんない事やって誰が楽しいの、誰も喜ぶ人いないよ」的な事言って去って場を冷えさせ後に無事父親にがっつり叱られた記憶があります。
正直あれは未だに正論と思うメンタリティは一切変わってないので精神年齢10歳くらいで時が止まってるのかもしれません。
それともう一つ強く記憶に残っているのがPTA。
うちの地元はたいへん治安が悪く、
公立中学はほんとに動物園だったんですね。
休み時間は「休む」というより教室から解放される不良からいかに身を守るための時間で、
大体自分は離れた特別学級近くのトイレまで行って用を足し休み時間を終えていたし、
週1ペースで授業が無くなり学年集会が適宜行われ、
とある日に教師が涙目で「悪は勝っちゃだめなんだよ!」と金八先生さながらの熱弁を振るった結果、日を空けずに何かしら事件が起きてまた学年集会してた気がします。
一部不良の蛮行を留めてくれる教師もいたはいたけど
暴力の抑止力には決してならなかったし、
自分のクラスの担任は新任教師だったこともあり授業が成立しない日も多々ありましたね。
一時期これ学校というよりもその保護者、PTA的なものに問題提起した方がいいんじゃね?と子どもながらに思い
本来親が見る資料を盗み見した結果、PTAの役員一覧を見たらまぁ唖然としたというか、見事にヤンキーの親軍団で固まってるんですね。
子どものつるんでるグループ(問題児)の親がそのままグループになってるんですね。そら校内暴力とかその他諸々解決せんわな。リンチされて転校する子も出るわな。(自分じゃないよ)
蛙の子は蛙、というか地産地消で延々と、脈々とバカスパイラルが続いていく訳ですよ。この時点で自分は地元を離れる決心をしましたね。
ただ、公立中学にもメリットは無い訳ではなくて
そういった治安の悪い地域の惨状、現実をその目で味わうことができるのは利点ではあるよね。
その「毒」がない無菌の温室で育て子どもが社会人になった結果もそれはそれで危険なのかなとも思うし。
逆に自分みたいに地元を離れるまでその「毒」を恨み続けて拗らせた性格になるケースもあるので、難しいなあとは思います。
でも仮に自分に子どもができたとして
絶対に公立中学だけは行かせたくないので滔々と自身の体験談を家庭に聞かせることになると思うし絶対に地方に戸建ては買いません。賃貸万歳。
まぁそもそも結婚するかどうかって話ですけどね。
それなりに恋愛的なのはしてきましたが
クリスマス、バレンタイン的なイベントになると何故かお相手が失踪するのが恒例なのが当アカウントの筆者です。
そんなこんなで大学卒業後、
東北の田舎の一軒家から横浜の賃貸に移住しました。
今後新たなアパート・マンションに引っ越すことはあっても
基本関東の賃貸で暮らすことは変わらないと思います。
何があっても一生地元には帰りません。
一応大学で社会福祉を学び、
地域福祉のジャンルも必須科目だったので(社会福祉士取りたかった)
講義受けて単位取ったんですが、
ご教授頂いた先生方の論に反し、自分の価値観は
「地方創生」≒「暴力と古い価値観の再生産」という結論に達しました。
冒頭に挙げた消防団がまさにそれですね。
地方創生、活性化が謳われてますが
田舎からの若者流出が止まらないのは結局それに尽きるんじゃないかと。
勿論、都会に比べてインフラが発達してない、職が無い、娯楽が無いってのは主たる原因であるし、事実だとも思う。
ただ、現在の議論はそこで止まってるというか、「活性化」させればどうにかなると思ってるようだったらそれは大間違いだぞ、と。
問題は、そこに住む人の価値観、マインドだと思います。
「みんなやってるから」「昔からの伝統だから」
そういった昭和の遺物、理由、価値観を押し付けられた若者は
公立中学など多彩な価値観を持つ人々集まる機会の中で
成績が良い者、夢を持つ者、能力を持った人間は一抜けた、と去っていく。
そこに留まる「理由」が存在しないからだ。メリットがない。
そうしてめでたく田舎に「毒」のスパイラル、終わらない学生生活が蔓延り次の世代へ結果負の遺産となる形でそれを繁殖させる。
単純にそこに未来ないですよ、
あなたたちの価値観自体に魅力がないんですよ、って事だと思います。
都会では一抜けた人々が自らに合った生活様式を享受している。
田舎では楽しそうに「毒」の共同体が幅を利かせている。
それを楽しむ人は楽しみ、そこから抜けたい人はファイト。
全然今のままであるべき社会の姿なんじゃないかなぁ、とも思います。
まぁ、できれば都会で生まれたかったけどさ、自分も。
逆に考えれば治安の悪い田舎に産まれたことで死ぬまで田舎アコガレを持つことはないだろうというのがメリットかもしれない。
ただ、自分は
思春期で受けた「毒」による傷を活かすため、
将来はそういった傷をもった人々の支えになるような仕事がしたいと漠然と思っていました。
しかし、治安の悪い田舎を出て
高校で音楽・バンドを楽しんだり、仙台の大学でやっとこさそれなりに恋愛など青春したり、
関東へ来てからは地元にいた際毎日のように感じていた閉塞感は少なくなっていました。
負の力が今考えれば原動力になっていた気がする。中高時代自作曲をそこそこ作っていたけど大学生になると一曲も書けなくなっていました。
また当時の想いを持ち続けていると信じ福祉職に就いたはずだけど、
「毒」から離れた自分は明らかにバイタリティが落ちていました。
結果、転職先にて以前の記事に書いたように病気になりました。
30年近くかけて、「毒」から生まれた負の炎は良くも悪くも消えました。
ただ、今後の人生を歩むうえで、今の自分は一旦リセットされたこの蝋燭に徐々に新しい火をつけていく時期なのかなぁ、と思います。無理はせずに。
しかし最初から構成を全く考えずに書き始めたのですが、時事ネタ、田舎への思いから結局自分の現況になりましたね。
静かに火を燃やして、炎上しないよう生きていきたいですね。
終わり方が分からないので、この記事の話題をまとめたような適当なこといって締めます。
最近バンプのこの曲めっちゃ聴いてる。新曲もいいぞ。