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fun time with オタクの光る棒
前談
先日こんな記事を書きましたが、上記の公演について(ライブ内容説明は上に書いてるので詳細知らない方はこちらを)。ちなみに自分は2日目の3/31日に参戦します。
まずは濱岸ひよりさん、お大事にして下さい。
今回の記事でこの件に触れないのは避けられないような気もするので。心から快方を願っています。
むしろ今回のメモリアル公演in東京ドームがグループとしての完結ではないというストーリーが産まれ、「次の目標が出来た」という心持ちに切り替えられればいいんだけどね。一番しんどいのは本人だからファンは見守ることしかできないけど。
当日もし体調が快方に向かっていたら、リモートとかで生の声が聴けたりできないかね。陰性じゃないとコンプラ的にアウトなのかね。
本人からの手紙をキャプテンが代読、的な展開があれば嬉しいのだけど。
次の東京ドームで「青春の馬」を披露する際、
Dメロで今度は戻ってきた小坂さんを迎える濱岸さんというペアダンスが見れるといいなと思っています。
で、この話題以上!念願のひな誕祭まであと2日(28日時点)なので楽しみに待ちましょう!それでは!となれば平和なんでしょうけども。
ついったを除くと何やらそれを契機にオタクがペンライト云々の話になってごちゃごちゃしてたり。我々はインターネットを今すぐやめるべきではないだろうか?
ということで、一応自分なりに「ライブの楽しみ方」「アイドルライブでの観客のペンライト使用」についての持論と所見を書きたいと思います。
たまーにTwitterでそれに言及してたりするのだけど、どうしても140字だと自分の意図とは違う形で伝わってるような気がしないでもないかなー、と思い返したりするので自分の意見、価値観のまとめ的なものをここに残したいと思います。
逆に言えばこれはあくまで「自分の」価値観です。それを踏まえて以下を読んで頂けると幸いです。
そもそものライブというイベントにおける感情から今回のひな誕祭に至る思いまで色々あるので何から触れるか迷いますが、いくつかの項目に分けて書いていきます。
<自分のライブ観賞スタイルについて①>
この記事にも書きましたが、
そもそも基本的に自分は「音楽ライブには何も持って行かない、自分の身ひとつで楽しむ」を信条としています。ジャンル問わずどの音楽も等しきものと思っているので、スタンスは一貫しているつもりです。TPOはその場によって変動しますが。
ライブ会場に存在するのは、「演者」と「自分」の関係性だけ。
自分の楽しみ方は自分で見つけるものであって、演者のパフォーマンスによって自然的に産まれた反応(踊る、体を動かすとか)が全てだと思っています。
周りの人に迷惑にならない程度であれば人と違う動きしてたって別にいい、箱にもよりますが1万人キャパだとして「1万人が同じ動きをする」より「1人対演者が1万通りある空間」の方が尊いものだと思っています。
上記はバンドのライブとの親和性が高いですが、声優やアイドルのライブに対しても同じ感情です。初めは郷に入ってはでペンライト振ったり界隈特有の文化に参加したりしましたが、「それは本当に自分の楽しみ方なのか?」自問自答した上でとある公演にて手ぶらで臨んだ結果、それが死ぬほど楽しかった。解放された感覚になった。「そのライブだからこれをしなくてはいけない」なんてないんだ。と。
約10年前くらいでしょうか、これが自分が音楽ライブに対して見つけた答えです。
過去にライブ会場に行った際、過去に周りに合わせて手を動かしたりもしました。シンガロングもしました。モッシュピットに混ざったりもしました。ペンライト振ったりUO折ったりPPPHで跳んでみたりもしました。その上での結論。
<自分のライブ観賞スタイルについて②>
ライブにおける「盛り上がり」「一体感至上主義」についても思う所があります。いや、必ずしも盛り上がなきゃいけない必要あんの?何でみんなでマスゲームしなきゃならんの?というか。
天邪鬼な自分としては「盛り上がれー!」「踊れー!」「手挙げろー!」とか演者から煽られるとすぐさま帰りたくなります。(よく言う「盛り上がる準備」ってなんだよっていう)
「いや盛り上がるかどうかは自分が決めるわ」って言う。
そんな事考えつつも自分は好きな音楽を前にするとガンガン身体を動かすし手も挙げるし踊ったりします。万歩計で測ったら普通に2時間足らずの公演で1万歩とか計測したこともあります。別に盛り上がり自体は嫌いじゃないんです。ただ座って聴きたい時は座るし立ちたい時は立つ、動きたくないときは棒立ちするし踊りたい時は踊る、自分の感情に合わせて音楽を楽しみたい、それに尽きます。
正直これが結論みたいなもんですが、「他者から強制される(ように感じる)」ことに大きな閉塞感を覚えるということです。そんなつまらないライブの楽しみ方はないと思ってます。
仕事でもないのに自分の趣味で誰かの価値観を押し付けられるって意味不明じゃないですか。ストレス発散したいのにストレスたまるじゃないですか。
逆に、自分がそれを心から楽しいと思うのであればマスゲームに参加したりペンライト振ったりするのも自由だと思います。自分は自分で楽しみつつそのやり方を他人に強要するのなんて言語同断だと思ってます。
<例外が発生するとき>
以上が「通常の自分」の音楽ライブに対する価値観です。
で、ここからこの記事の本題というか。
たまーにですが上記を完全に掌返しする場合もあるのです。
(基本的に)ロックバンド等の公演は手ぶらな人が多いので、そこで自分の動きをすればいいだけなのですが。
「アイドルのライブ(声優含む)」については一部自分の中で例外が発生します。
それは、公演について自分の想いが「自分の楽しみ<演者に楽しんでほしい」になった場合です。それ以外のライブは基本両者が=です。自分の中で後者を上回ったライブに関しては、その文化に混ざりつつ会場の雰囲気を作る楽しみ方をしようと思っています。実際メンバーもペンライト綺麗って言ってるし。
言うて自分もバリバリのオタク気質なので一旦そのマインドに切り替えてしまえば全然ペンライト持ってPPPHで跳んだりします。それもちゃんと楽しめる心は持ってたりします。
余談っちゃ余談ですが、その上でも「演者の歌に被さるコール」「MIXや家虎的なテンプレ構文のコール」はマジで苦手だったりします。いやオタクの声聴きにきてんじゃねぇんだよ、あととりあえずそれやっときゃいい感何なんだよっていう。
なので現在の新しい生活様式と感染対策に基づいた「声出し禁止」には願ったり叶ったりです。それ以外にも図らずともコロナ禍でライブ観賞に関しては自分の好みに文化が寄っている現況です。
ただ、「演者が歌ってない間のコール(メロの空白とか間奏とか)」「コール自体が楽曲に組み込まれているものを一緒に言う」は自分の中でアリだったりします。あと「その曲特有のコール」とか。やったことないですけど坂道系ではナカダカナシカ文化とかちょっと面白そうですよね。
そんな感じで、要はこれに関しては自分の好みです。
どちらにしろ自分は「演者の歌を楽しみたい」欲が勝ってしまうので。
話を戻して、先述した通り「メンバーにその景色で楽しんでほしい」「メンバーと一緒に盛り上がりたい(好きな言葉ではないですが、いわゆる「一体感」というやつです)」と思った公演については、自分の観賞スタイルを変えます。そこに関しては能動的に自分が選んだ答えなので、特にためらいなく心から楽しめます。
現在のところ、自分が今のライブ観賞におけるスタイルを能動的に見つけてからそのマインドになったのは2019年のSSAで開催された「Wake Up, Girls!」という声優ユニットの解散ライブです。この時に関しては心からメンバーに楽しんでほしい、そう思えるような環境を作りたいと心から思った結果、ノリノリでペンライト振ったり何なら隣のお客さんと肩組んでシンガロングしてました。
そして、自分にとってそのマインドで臨もうとライブ開催が決まってから思ってる2度目が、日向坂46というグループがかねてから目標にしていた約束の地で行われる「3回目のひな誕祭」です。
いわゆるグループの区切りをつけるライブ、というのが自分にとってそれに値する判断基準なのかな。
まぁこんなややこしい事考えずに何のライブでも(ライブに限らずか)「ウェーイwwみんなで盛り上がるの最高!」と思える価値観をしてたらどんなに楽だろうとは思います。ただ自分がここに至るまで3000字を費やす性格なのでしょうがない。自分を楽しく生きるまでです。
ちなみに、先日オタク装備一式が届きました。臨戦態勢はばっちりです。
一応箱推しではあるのですが、強いて一人を選ぶなら推しメンである宮田愛萌さん(今回出演する楽曲は少ないみたいですが)を特に全力で応援したいと思ってます。
一応ライブTに関しては割と普段使いできそうなものをチョイスしました。
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上記を踏まえて、以下を読んで頂けると幸いです。何度も書きますが、これは「自分の価値観と好み」であり、意見を違える人にそれを押し付けるつもりは毛頭ありません。
下記からはQ&Aみたいな感じで書こうと思います。
<濱岸さんのペンライトカラーを要所で振ることについて>
うん、別に好きにやれば良いんじゃない…?
特に今回のケース、推しの人なんてめちゃくちゃに振りたいだろうさ。自分が振りたいタイミングで振ったりタオル掲げる等各々のやり方で彼女に気持ちを届ければいいと思います。
ただ、「青春の馬」など全体曲で彼女のサイリウムカラーで染めよう!と一オタクが統一を扇動するのは個人的にはそれどうなん…と。
全体曲ならそれぞれ推しのカラー振りたいだろうし。グループカラーの空色振りたい人もいるだろうし。そこは個人の想いがある筈なので、各々の気持ちと裁量に任せれば良いと思います。
今回のライブで復帰するであろう小坂菜緒さんについても同じことが言えますね。
ってかそもそも自分、日向坂を好きになって2年が経ちますが全くと言っていいほどメンバーのサイリウムカラー知らないです(ワンマン一度も行ったことがないのも理由だけど)。まなもさんのやつも調べて初めて知った。
余談ですが「もし自分のサイリウムカラーを考えるなら」的なオタク特有の妄想をしたところ、ミホワタナベとドン被りでした。
自分の好きな色は水色(空色)と白なのです。だいたい自分の家は一人暮らしを始めた7年前からそのカラーで占めてます。図らずともそんな自分が日向坂に引き寄せられたのは運命なのかもしれない。
<楽曲毎にカラーを揃える(決める)ことについて>
決める必要ないんじゃないかな、と思います。推しメンカラーなり楽曲に合っていると自分が思う色を振れば良いと思います。
メンバーなら話は分かりますが、これに関しても他のオタクから「この曲はこの色です!」とか半強制っぽく言われるの何か嫌な気持ちになりません?
<「思いがけないダブルレインボー」について>
ちょっとこれは難しいところかもね。後述する「JOYFUL LOVE」の流れもあってか「虹」がテーマの楽曲だから産まれた問題ですよね。
ただこれはちゃんとしたメンバーからの言及がなく、オタクにとっても共通認識がない。そもそも日向坂においてこの楽曲の立ち位置が良く分かんない(とりあえず現時点では一楽曲に過ぎないのかなと)。賛同する人は仮に今後「虹」をテーマにした曲が産まれたらそっちでもそれやりたいのかな?。
「ここでまさかのトリプルレインボー」や「100億の虹」的な曲が後々発表されたらどうすんねんという(100%ないだろうけど)。
まぁ…やりたい人はやればいいんじゃない…位の感情です。やりたい人に文句を言うのもそれは違うと思います。ただやりたい人がグループで同じブロックの席に固まる訳でもないので実現は難しいところかなと。
個人的には他の楽曲と同じ扱いでいいんじゃない?という今後の動向も踏まえて保留案件かなと。とりあえず好きな色振ってればいいと思います。
<JOYFUL LOVE(虹色大作戦)について>
これはもう、完全に広まってしまった文化というか、ファンの間でもメンバーにとっても共通認識、ある種日向坂ライブの醍醐味になってる感はあるので試み的には良いんじゃないかな、と思ってます。メンバーからも喜びの声が沢山聴かれてるし。
これに関してもやりたい人はやったら、の感じです。多分自分も当日やります。一方でそれに参加しない人を悪く言う権利は誰にも無いと思っています。
この問題がなんでごちゃっとするかというと、「オタク発信の文化」だからなのよな。だからこそオタクの間でも意見が割れるというか。一オタクがまるで運営みたいに振る舞って承認欲求満たしてる感が鼻につくのはしょうがないと思います。「お前誰だよ」っていう。「オタク以外の何者でもないだろ」っていう。ただそれを呼びかける側も別に他のオタクを嫌な気持ちにさせたい訳じゃなく、純粋にライブを楽しみたい、メンバーに喜んで欲しいという気持ちがあってこそだと思うので難しいところですね。
ジョイラに関しては「一体感至上主義」と「特定のオタクの権威化」が混ざりあった結果それに賛同できない人がいたりするのかなと。
メンバーや運営からここはこうしてね的なアナウンスがあれば平和なのかもだけど、この文化が始まった文脈的にそれは難しいというか。逆に運営から指示られてもそれはそれでマスゲーム感増すというか。
<例外2が発生するときについて(特に自分の場合)>
これはメンバーが主導で発信したときですね。わざわざそのグループのためにお金を払って現場来てるのに意地張ってそれに応じないのも何と言うか。もし自分の主義と反するようなことがあったとしたらそこはノーリアクションでいいんじゃないかと。(自分にとってはロックバンドのライブの手拍子や煽りとかですね)
今回のライブに関しての自分のスタンスはもうメンバーが求めたらそれに応じる、右を向けと言われたら秒で右を向きます。
基本「メンバーは神」「メンバーに心臓を捧げよ」のノリで今回は臨みます(これが普段のツアーとかだったらスタンスちょい変わるかもですが)。
<総括>
ここまで読んで頂いた方はお気付きかもしれませんが、そこそこの文量を書いといてほぼ同じ事しか言ってません。
要はみんな自由に楽しめばいいじゃん、ってことです。
上記では主にペンライトを振る行為について触れましたが、
そもそも論「今回のライブに関しては自分はペンライトを持っていくよ」というだけで別にライブにおいてペンライトなんて必須じゃないと思います。自由なやり方で自由に楽しむのがライブの醍醐味だと考えます。
じゃあ何故論争が発生しちゃうかというと、
その「自由」を「強制させ(られてい)る」ように感じる事が要因なのかな、と思います。それが運営とかじゃなく「名も無き一オタクの扇動」なのも余計に。アイドル界隈の現場では良く見られる光景ではありますが。
勿論、先述した通りその方たちも悪気があるとかじゃなく「ライブを盛り上げたい」「日向坂に喜んでほしい」その一心だと思うのです。そこに自分の意見を述べるのは自由だと思いますが、それを完全否定するのもまた違うのかなと。
ここに関してが自分がTwitterでこの件に関してつぶやく時に明言不足だったな、という点です。実際自分もちょっと攻撃的な文言だったな、というのは結構あるし(それこそ一オタクの自分のツイートとか大半が気にしてないだろうけど)。
ただ、「それぞれにそれぞれの楽しみ方がある」「それを押し付けるのは違う」とは大いに思うのでいわゆる「一体感」を求めているファンの方は、それを必ずしも是とはしないファンもいる、という対岸の意見に思いを馳せてくれればいいな、と思っています。その上で、一人ひとりが楽しめるライブ空間になったらいいなぁと。
とりあえず今回のひな誕祭に関しては、自分はペンライトと愛萌さんのタオルを掲げてブチ上がる予定です。
ここまで散々書き散らかして来ましたが、「メンバーもファンも最高に楽しめる良い2日間になったらいいですね」に尽きます。
自分は31日だけの参加ではありますが、約束の地でお会いしましょう。
ここまで読んで頂き有難うございました。
最後に、日向坂ではありませんが自分の好きな曲のリンクを貼ります。
それでは、また次の記事で。