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おすすめされた楽曲聴いてみた⑤

Part5ですいえい。
当アカウントに寄せられた「感想書いてほしいおすすめ曲」noteシリーズでございます。過去リストはこちら↓

・By Your Side / FIVE NEW OLD
(好き度:☆☆☆☆☆☆☆)

今回はこのFIVE NEW OLD楽曲のリクエストが多かったのでこちらを中心に。バンド名くらいしか知らなかったのでこれをいい機会に。

…と思って聴き始めたこの曲、いきなりゴスペルチックのAORで「えっこっち!?」ってなりました。なんか勝手にポップロック想像してたのでびっくりです。
いやけっこう好きですねこれ。この落ち着いた感じ、10代の頃聴いてたらスルーしてそうですが今のアラサーマインドに合ってます。あとボーカルの節回しが所々でWHITE ASHのび太を想起しました。

MVのコメ欄見たらThe1975っぽいという評が散見されますが、それよりメロディアスさを重視してる気がしますね。この曲だけ聴くと3人編成以降のオーサムっぽさもある。

・Gotta Find A Light / FIVE NEW OLD
(好き度:☆☆☆☆☆☆☆☆)

好きです!!
ピアノがリードするジャジーな導入から開けたバンドサウンドに~な楽曲。CMとかで使われてそう。自分も移動中聴きたいなと思いました。

嗜好的にはどっちかというと洋楽ぽいバンドだと感じたのですが、ちゃんと歌モノとして成立してる感じが良いですね。こういう「なんか裏でフェイク気味のメロめっちゃ歌ってる」系ボーカル大好きです。3分弱で短く終わるのも◎。


・What's Gonna Be? / FIVE NEW OLD
(好き度:☆☆☆☆☆)

わおブルーノマーズ感というか80sリスペクト。
「このジャンルが好きか」
「このルックのバンドがこの路線を乗りこなしてるしれっと感」みたいなのを愛せるかどうかで評価が変わるのかなと思いました。
個人的にはこれやるならもうちょい泥臭くても良いかなぁと。スタイリッシュに寄りすぎてるのがちょっと好きじゃないかもです、ごめん。


・Breathin' / FIVE NEW OLD
(好き度:☆☆☆☆☆☆)

上記3曲と比べるとなんかバンドサウンドの圧が強くなりましたね。
「呼吸」をテーマにコロナ禍を踏まえて書かれた曲だそうで、なるほど。
いまいちこの曲だけじゃ咀嚼できなくて本楽曲が収録されてる他の曲もざっとさらってみたんですが、過去作と比べ全体的にパワーポップみが増してるというか、時代的な背景も踏まえあえてポジティブな曲をやったということでしょうか。



・Trickster / FIVE NEW OLD
(好き度:☆☆☆☆☆)

アニメ主題歌らしいです。展開が変わっていく所とかそれみが。
単体で聴くと決して悪くはない曲なんですが、この記事聴くにあたってディスコグラフィざっと追ったら「あぁこういう感じになったのか…」な気持ちは感じてしまいました。(半日足らずしか聴いてない初見野郎が何を言ってるんだ、って感じですよね。ファンの方すみません)

このバンドの「なんとなくオサレ、スタイリッシュ」感がアニメとのタイアップであんま良くない方向性に作用してしまったような感じは正直。
自分はこのバンドの2018~2019辺りの路線が好きかなぁという気はしました。


・オンナのコ♡オトコのコ / 小倉優子

(好き度:☆☆☆☆☆☆)

※公式アカウントでMVは上がってないので各自で!(野良ではいっぱいある)

届いた質問箱リクエスト見て「!?」と色々なりましたが、いざ聴いたらなるほどと。小西康陽楽曲じゃないですか、ガチじゃん。
スクールランブルのアニメタイアップらしいんですが、スクランは微妙に世代じゃなかったんですよね。

小西さん作曲ということでピチカートファイブ感というか(代表曲くらいしか知らんけど)渋谷系ノリですね。
ROUND TABLEとか2000年代中盤~後半の渋谷系アニソンにめちゃくちゃハマった時期がある自分にとっては好物案件です。

この曲がまさになんですが、音域や歌唱力に難があるアイドルに渋谷系歌わせて味を出すってどこ発なんでしょうね、発明ですよね。

ただジャンルはすごい好きなんですけどこの楽曲自体が刺さったかというと…という問題はあるというか。いまいちこのホーンの使い方やメロの置き方とあまりにも無機質すぎるボーカルが煮え切れない感はありますね。ちょっと「外しすぎ」かなとは思いました。小倉優子楽曲としては大正解なんでしょうけど。あと最後の「思うべな」で急に訛るのはなんなんだ。

関係ないけど坂道アイドルももっと渋谷系楽曲やればいいのにね。


・What a Pastaful World ~なんてスパゲティ世界~ / 鷲崎健
(好き度:☆☆☆☆☆☆)

アニラジ界隈では有名なパーソナリティ、鷲崎健の4th「What a Pastaful World」より。久保ユリカさんがMVに参加してますね、クラファンで作られたらしいです。
もともと自分は学生時代~新卒ちょいくらいまでの時期は声優さん界隈のオタクでもあったので鷲崎さんのラジオめっちゃ聴いてました。よっひより鷲崎さん派です。この曲が収録されたアルバムも普通に買ってます。

彼は楽曲を作るうえで「歌った時の口の気持ちよさ」を重視しているとのことですが、この曲はその総決算みたいな詞ですね。「パスタ」と「ラブソング」の掛け合わせでどれだけダジャレ作れるか、みたいなことやってます。

個人的にはこの曲みたいな煌びやかでポップに振り切った路線より彼のルーツであるブルース寄りな楽曲のが好きだったりします。4thアルバムなら「Love&Blues」。3rdなら「Baby! 人生はあっちゅー間!!」もいいですね。


・ワルツ / 鷲崎健
(好き度:☆☆☆☆☆☆☆)

※公式にMV、サブスクなし

7分超えの大作バラードです。でもその長さを感じない。
こちらもほぼリアルタイムで聴いてたので存じておりました。

「この世に生きるすべての命にささやかな幸せを祈る」詞がタイトル通りワルツのリズムに合わせてゆらりと流れていく楽曲ですね。
その中で楽曲を通し言葉に出した時の「口の気持ちよさ」が大きく比重を置かれてる詞ですね。こちらも韻踏みまくり。

ちなみに自分、この楽曲が収録されてる2nd「Singer Song Liar」というネーミングセンスがとても好きです。
ご本人、「特に歌詞で伝えたいことなんてない」みたいな旨をラジオで話されていた記憶があるのですがいざ世に出された楽曲は人に寄り添ったかつ泥臭いテーマの詞が多いですよね。

引き続き、右脳直結忖度なし弊アカウントでよければこういう感じで記事書いてます~おすすめ曲募集中です~何卒。

それでは、また次の記事で。

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