子どもと遊ぶためにひとり芝居を決意したときの記録
※この記事は3歳で知的障害を伴う自閉スペクトラム症と診断された息子しょーくんの、2歳のときの記事になります
我が子と信頼関係を作れませんでした。
しょーくんの発達のアンバランスさに気付き始めた頃、私の妊娠が分かりました。
私自身のつわりが酷かったのと、しょーくんが大きくなるお腹に容赦なく突進してくるのに恐怖を覚えたため、旦那さんと話し合った結果、しょーくんと距離を置きました。
だいぶ後になってから旦那さんから聞いたのですが、この時のしょーくんの突進は、私へ対する「甘えたい」という気持ちだったそう。
既に「しょーくんは私に関心がない」「懐いていない」と思っていたので、この話を聞いた時はショックで、落ち込みました。
産後、しょーくんと遊ぼうと、彼の好きなレゴブロックや型はめをしようと誘ったのですが…
結果、誘いに乗ってこない。
彼は彼のペースで全てが進んでいるので、なかなかこちらの思い通りには動いてくれません。
なので、彼がおもちゃで遊んでいるところに入り込んでみました。
結果、ただのおもちゃ渡し係。
関わり方が分かりませんでした。
お歌を歌ってもしょーくんは反応しないし、クレヨンを渡してもポイッと放る。
絵本は気が向けば眺めるものの、一緒に座ってなんて出来ない。
この悩みは下の記事に。
ひとり芝居を極める決意
「しょーくんは人のことをよく見てる」
「しょーくんはチラッチラッと見てるから、これは面白そうだなって思ったら時間がかかっても来てくれる」
「よし、ひとり芝居でやってみるか」
ひとりでレゴブロックをしたり、粘土で遊んだり、本の読み聞かせなんて、国語の音読かってツッコミ入れたくなります。
だけど、たまに、ヒットしたときにはしょーくんが近付いてきてくれます。
一緒に同じ遊びを、とはいきませんが、コップに水を貯めていくように、一滴一滴ずつ、信頼につなげていこうと思います。