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「自分への1万円プレゼント」が教えてくれたこと


私は昔から、自分に「ごほうび」をあげるのが大好きだ。

「自分のごきげんをとる方法」なんかの記事を目にすると、思わずクリックしてしまう。ようは自分にすばらしく甘いんだと思う。

そんな私が働いていたころ、月に1回ごほうびにしていたのは、

『自分への1万円プレゼント』だった。

シンプルに、毎月お給料が入ったらだいたい1万円分のプレゼントを自分にあげるというもの。

たしか憧れの先輩がそうしてる話を聞いたか、雑誌で読んだかうろ覚えだけど、私もやってみたい!となったのだった。

もちろんこんなことをせずとも毎月なにかと1万円以上は使ってはいたけれど、いざやってみるとこれがとっても良い気分。


実際にプレゼントしたものは、

・ケイトスペードのキーケース
・GODIVAのチョコとシールなどの文房具セット
・カリグラフィー体験講座
・BIRDS WORDS の絵とカルピスバターとワイン(飲めないのに)
・スーパー歌舞伎「オグリ」を観に行く
・マンシングウェアのゴルフグッズ
・ロンシャンの黄色のトートバック
・ジビエ料理を食べる(当時のグランメゾン東京に出てきたキジバトに影響を受けた) などなど


組み合わせもOKだし、モノでなく体験もOK。
これはほんの一部だけど、こうして書いてみるといろんなものをプレゼントしたし、なんとなくだけどその時のことを思い出せる。

誰かに誕生日プレゼントを選ぶような気持ちで悩んだり、
お店に足を運んで「プレゼント包装でお願いします」と店員さんに言ったり、
開封してニマニマしたり。
来月はこれにしよう!と手帳にメモしたり。
そんな時間がまるごと大好きだった。

10万円もするサイフとかは買えなかったけど、私にはこれが合っていたし、がんばるエネルギーになっていた。

買いすぎると後から苦しくなるし、何も買わずに貯めこむのもなんだかおもしろくない。

今考えると、何も考えてないようで
なかなかお金の使い方が上手だった気がする。
つまり、大切なのは、自分が「心地いい」と思うかどうか。
「自分を喜ばせることを考える時間」があると、なんとなく自分をだいじにできてる気がするのかも。

自分にプレゼントをすると、そんなおまけがついてくる。

前回の記事にも書いた通り今のおこづかいは月3000円だけど、
毎月のプチプレゼントととして欲しいものややりたいことはしっかり今年の手帳に書きためてる。

1万円は難しいけど、3000円でも同じことだと思う。

その時の状況によって変えていけばいいと思うし、
また心地よく使えるお金が増えたときにはこんなことしたい!と、今から手帳にため込んでその時間も楽しめたらいいかなと。


ということで、今月もワクワクする「ごほうび」を用意して、自分にあまーくいこう。

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