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Yahooニュース「増える『墓じまい』死生観の変化」

今日(2024年8月13日)のYahooニュースで「増える『墓じまい』死生観の変化」という記事が出ていました。

私の両親の世代からすると驚くほど意識が変わったと思います。

昭和の頃は、田舎の方で葬式といえば近所の人が総出で集まり、葬列や宴会が執り行われていたようですが…。

そして男は酒を飲み、女の人はずっと台所で食事の用意を
お酌をしてまわる、というような風習

そりゃ、まったく現代の価値観に合わず、すたれて当然かと思います。

記事によれば、お墓や納骨堂に納めた遺骨を他の場所に移す「改葬」や、墓石を撤去する「墓じまい」が増えているとのことです。厚生労働省の調査によると、2022年度には全国で15万1,076件の「改葬」が行われ、過去最多となったそうです。

私の友人も「両親の田舎が遠すぎて、今後帰る予定もないので、東京の現在の住まいに近い場所にお墓を移したい」と考えていました。

しかし、元のお墓があるお寺から「魂を抜く儀式」として40万円がかかると言われ💧

40万円…払えなくはない微妙な金額です。
しかし、その儀式、魂がちゃんと抜かれたのか??
証明しようがなくないですか???

結果としては移さなかったそうなのですが。

また、記事では「お葬式をしない」と回答した人が全体の24.9%、「お墓の形式をまだ決めていない」と回答した人が34.9%であると紹介されていました。

お金の使い方についても、豪華な葬式よりも、生きている人にお金を残して有意義に使ってもらいたいと考える人が増えているようです。

さらに、猛暑や気候変動による災害の頻発により、「お墓が流されてなくなる可能性がある。形のないものがいい」という意見も見られます。

確かに、地震や豪雨などでお墓自体がなくなる可能性は否定できません。

そして、夫婦での話し合いが大切という話。

たまにあるんです。女性のほうが『夫や義実家と一緒のお墓には入れないでほしい』とこっそり言ってくるパターンが。妻も夫も健在でしたら、まずは夫婦で話し合って子どもや遺された家族が迷わないようにするのがいいと思います。

「一緒に入れないでほしい」は昔からあるようですが、以前は「じゃあ、どうすれば?」という選択肢がほとんどありませんでした。

今は樹木葬や海上散骨など選択肢がありますから
自分の望む形をエンディングノートに書いておくのもいいですね。


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