海外の銀行口座凍結!解除への道のり④

③からの続きです。

メールを送った次の日、公証人の方から返信がありました。

「認証の件に関し、公証人は認証する書類の内容が正確であることの認証はできません。

認証を求める人(宣言者)が、公証人の面前で、「この文書の内容は正確である」と宣言したことを認証するものです。」

とのこと。

「内容が正確かどうかは知らんけど、確かに私の目の前で宣言しました」ということを認証してくれるらしい。

再度、整理すると私が提出する書類は3つ。

・パスポート
・運転免許証
・銀行取引証明書

のコピーと翻訳文。

この3つそれぞれに認証が必要か、1つにまとめるのでよいのか聞かれたけど、もうわからないから💦3つそれぞれに認証をもらうことにしました。

まとめてでも大丈夫なような気もするし、まとめた方が費用は安くなりますが、またやりなおしになると困るので念のため。

銀行に問い合わせができるなら聞いてもよいかも。

次に3つそれぞれに「宣言書」を用意します。
宣言書のサンプルを添付してくれました。

この宣言書のサンプルはネット上にたくさんありますので、ググってみてください。

外国語が必要ならそれは自分で翻訳を用意します。

3つの宣言書×翻訳文で6枚分の書類を用意しました。

宣言書の英文ですが1つ運転免許証の例文を載せておきます。

I,〇〇(名前), declare and represent that the attached documents are copy of my driver's license issued by the 〇〇(居住地) Prefecture Public Safety Commission and its accurate English translation.

グーグル翻訳です。

この中で「私の英語翻訳が正確である」と宣言しているので、この英文自体が間違っていたらマズイ😅💦ということでオーストラリアの方に確認していただきました。

グーグル翻訳すごい。

この宣言書には日付と署名をする箇所がありますが、これは当日公証人の面前でするものなので、空欄のまま持参します。

書類と宣言書を再度見直して完成したら、公証役場に電話をして予約を入れます。

役場に伺うと公証人の先生が名刺をくれました。
KIWIBANKに提出する書類の中に公証人の詳細を記入する箇所がありますので、公証人の情報が必要なので名刺はもらいましょう。

少しお話をしながら、先生の前で日付とサインをしてしばらく待ちます。(20分ぐらい)

認証印と先生のサインが入った認証書と提出した複数枚の書類をそれぞれホッチキスでとめ(割り印になっている)たものを完成させてくれました。

※ホッチキスを外すと無効になるようです。

お金を払ってこれで公証役場の認証作業は終わり。

後日取りに行くのではなく、その場で受け取れてよかった。

続いて、この認証してもらった書類を今度は法務局に持っていき、「公証人押印証明書」をもらいます。

「公証人押印証明とは,外国の官公署等に提出するために,公証役場で認証を受けた書類(私署証書)等に対して,公証人の所属する(地方)法務局長が,認証の付与が在職中の公証人によりその権限に基づいてされたものであり,かつ,その押印は真実のものである旨の証明を付与するものです。」

こちらは受け付けで申請書を記入し(公証人の名前にチェックを入れたり、日付、提出先などを書く)書類を提出すると押印証明をくれます。

こちらも20分ぐらい。(無料です)

これで全部の「添付書類」がそろいました。

あとはKIWIBANKから送られてきた必要事項を記入する書類を書いて、カバーレターをつけて発送します。

この公証役場や法務局の手続きが、何度ウェブサイトを読んでも日本語がわからなさすぎて、まったく頭に入らず、自分の人生にも日常生活にも関係なさすぎて、本当に辛かった・・・。


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