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終活、これだけは意思表示しておこう!

※今日のお話は回復の見込みがない「終末期」に限ってのお話。
回復の見込みがある人は、いろんな手段を使ってください。

終活、という大げさなことではなくても、これだけは意思表示しておけ!ってことは

自分が「延命処置」をしてほしいかどうか、ということ。


知り合いが介護施設で働いているんだけど、彼女がケアしているのは「呼吸器」または「胃漏」をしている利用者さんたち。

殆ど意識もなく話すこともできず、面会も難しい。
ただただベッドに寝たきりの毎日を過ごしている。

現在このように寝たきりの高齢者さんたちは「終活」という言葉もなく、「どのように死にたいか」なんて縁起でもない話は一切できなかった世代。

だから本人の意思で呼吸器や胃漏をしているのではなく
結局決断したのは「家族」の人たち。

「延命処置をしなかったら死ぬ」のであれば
家族にとっては重い決断であり

延命処置そのものが悪いことでも、ダメなことでもないけれど

本人が望んでいない処置を何年にもわたって続けられてしまうのはどうなのか。(こういう人たちの年齢も入れて日本は長寿大国と言っている)

ある調査結果では、終末期に「少しでも延命できるよう、あらゆる処置をしてほしい」と回答した人の割合はわずか8.9%でした。つまり、91.1%の人々が積極的な延命処置を望んでいないことになります。

新庄徳洲会病院のコラムより

まずは自分の希望をどこかに書いておく、誰かに伝えておく、ことは本当に重要だと思います。
(私はエンディングノートに書いて、口頭で夫に伝えてあります)

今日もXでKAITOさんという方の投稿を見かけたので、リンクを貼っておきます。

https://twitter.com/teteatete2021/status/1832219450910896487

死に方は誰にも選べないけど、老衰や病気で病院で死ぬならば
私も無理な延命などしないで自然に死にたいです。

KAITOさんの投稿を一部貼っておきます。

人生の最期の時間において本人も周囲も一番穏やかなのは、食べられるだけ飲めるだけのもので時を過ごす事。

徐々に脱水が進むことで意識がぼんやりし、やがて静かに眠り始め微熱(時に38度になる)を発し、眠り続けて眠り続けて程なく静かに息を引き取る。

人類の歴史は700万年あると言われるが、そうして自然死を迎えた私たちの祖先の今際の際が、そんなに壮絶で苛烈であったはずがない。

医療の名のもとで、この自然の過程に抗おうと余計な手出しをするようになって、この穏やかな死を邪魔するようになった。

死に際がこんなに苦しくなったのは、現代だけ。
自然は過酷にはできていない😌

Xより

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