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#43 受験の思い出

こんにちは、キャリアコンサルタントの「かの(宇佐美 かのこ)」です。

毎週金曜日に「キャリコンサロン」の活動の1つである「キャリコンサロン編集部」が運営しているマガジンのお題に沿ってnoteを更新しています。

今回のテーマは「受験の思い出」

報われない努力

「報われない努力だったかもしれない」競技後の羽生選手の言葉です。
大学受験を終えた高3の私も同じ気持ちでした。

「都心の英語力に田舎者は数学で勝負する」「勉強時間は成績は比例する」先生の言葉を信じて受験勉強のかなりの時間を「数学の勉強」に費やしました。数学が苦手なのに。

結果は惨敗。センター試験の点数も目標に遠く及ばず、滑り止めの大学さえも不合格。

大っ嫌な数学にあんなに時間「費やしたのに。「努力は報われなかった」「勉強時間と成績は比例しないじゃん」
こうやって私は花の高校生活を花を持たずに終え、浪人生となりました。

努力の仕方が間違っていた⁈


二度目の受験、苦手な数学への拘りは捨て、得意の暗記科目(世界史と生物)を強化しました。3教科に注目するのではなく「5教科で戦う」に戦法を変えました。
結果、第一志望への合格は叶わなかったけど大学生になることが出来ました。

私は長崎住まいで、東京住まいに憧れ、東京の大学を志望していました。
今年、中学三年生の娘の進路選びのため数々の都心高校を見学しました。進学校を回ったので、大学受験の実績や取組について聞きました。
そこで、学力の高い学校の学力の高さ加減が私が在籍した学校の比じゃないことを知ました。
「都心の英語に数学で勝負する」とか、そういう問題じゃなくて、私は戦う土俵にさえ上がっていなかったのです。

よくも高校3年間+α、敵のことも良く知らず、自分の得意不得意も良く知らず、無謀な戦いに挑んだものです。

「報われる」「報われない」は関係ない

戦い方が良くなかったんだから「報われる、報われない、」という問題じゃない。上手く行かないから目的や手段を変えればいいじゃん。
今はそう思えますが、18歳、19歳の私は「大人の意見は正しい」と信じて疑わなかったので、路線変更は難しかったです。
結果、「受験勉強」についてはかなりもったいない努力の仕方と時間の使い方をしたと思います。でも、長い人生を思えば、前半のちょっとの時間のことなので、大した問題ではないと今は思っています。

これが、私の「受験の思い出」です。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

キャリコンサロン編集部では編集部メンバーが週替わりのテーマに則り日々記事を更新しています。
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