
冬の絶景スポット! 鹿教湯温泉の「氷灯ろう」で夢を叶える【長野県上田市】
年末年始、わたしは長野県上田市で過ごすことに。登山と観光が目的です。上田市の観光スポットを調べて気になったのが「氷灯ろう」。
「え? 氷でできた 灯ろう?」
それを一目見たくて、鹿教湯温泉に行ってきました。
鹿教湯温泉とは
鹿教湯温泉は上田市街地から車で40分ほど離れた、静かな山間にある温泉街です。
むかし、矢を放たれた鹿が猟師を誘うように山奥に逃げこみ、温泉につかっていたとか。猟師が近づくと鹿は元気よく立ち去ったそうです。猟師は文殊さまが鹿の姿になって、温泉を教えてくれたに違いないと信じ、この温泉を大切にしたという謂れがあります。

鹿教湯交流センターの無料駐車場を利用して、温泉街を散策できます。

駐車場には無料で利用できる足湯もあるんです。この日もカップルが仲良さそうに並んで、足湯につかっていました。

驚き価格の文殊の湯
到着したのは、15時過ぎ。氷灯ろう点火まで時間があります。
そこで、温泉につかることに。鹿が傷を癒した温泉です。何かご利益がありそう。

文殊の湯は、駐車場から徒歩5分ほどのところにある日帰り温泉施設。

扉を開けると、目の前に受付とチケット自販機があります。入浴料金はなんと300円! しかも露天風呂までついてこの価格。リンスインシャンプーやボディソープ、鍵付きロッカー、ドライヤーも完備されています。泉質は
単純温泉、湯温も快適で熱いお湯が苦手なわたしにはぴったりでした。

タオルは200円で販売されています。
12月30日だというのに、混雑もなく日が落ちるまでのんびりと温泉につかります。
16時30分、氷灯ろうにあかりが灯る
温泉をでると、辺りは薄暗くなっていました。
目の前には、火を灯した氷灯籠が等間隔に並んでいます。

氷灯ろうは、すべて同じ型で作られていましたが、解け方が少しずつ異なり、それがかえって自然を感じさせ趣深かったです。
ろうそくの火と共に、器も形を変えていくのです。


文殊の湯の前にある橋を渡り、階段を上ると薬師堂があります。

薬師堂の横には、数十体のお地蔵様の姿が。
さらに薬師堂の横の橋を渡ると、文殊堂にでます。

文殊堂はたくさんの彫刻がほどこされた、装飾豊かな建物です。
ここで文殊菩薩さまに願いをこめて祈ります。
「夢が叶いますように!」

文殊堂の前の階段を降りると、ぐるっと一周できるようになっており、文殊の湯に戻れます。
のんびり写真をとりながら、15分ほどあれば薬師堂、文殊堂を散策できました。

駐車場までの帰り道も氷灯ろうで飾られており、明るい時間と違った風景を楽しめます。

また、1月11日からは週末限定でこたつバルが開催されるようです。
透明なテントの中のこたつから、氷灯ろうが見られるなんて最高ですね。こちらは予約制のようです。
こたつバル:グランピングテントで冬の鹿教湯を楽しむ
開催日:2025年1月11日(土)〜2月16日(日)
期間中の土・日のみ開催
時 間:17:00受付開始、20:30最終受付
https://www.kakeyu.or.jp/
今年最後の夢祈願、叶うかな?
氷灯ろうは2025年、1月31日まで開催しています。
鹿教湯温泉 氷灯ろう
日時:2024年12月27日(金)〜2025年1月31日(金)
毎夕16:30から灯りが消えるまで(21時ころ)
場所:温泉街から五代橋 文殊堂周辺
参加費:無料
※荒天の場合は中止
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