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ドイツ徒然: 保活が終了して仕事に戻る意義を考える

ハズバンド出張中夜noteにさけるぜぃ
なーんて言っておりましたが、

子ありぴーぽーが1人時間がないという理由がやっと分かりました。



ねむい



子供が朝は5時から騒ぎはじめて、
20時に寝たあと、1人時間やあああああ
と思うのですが、
夕食食べて、ソファーに座るじゃないですか。

気づくとタイムワープしてるんですよ。
え。0時。何故?っていう (怖

今週は今週とて月に出て金に出張から帰ってきたハズバンドに泣く子を預けて土日1人家を脱出。
やっとチャージが出来たのでHPが残ってる間にドイツでの保活記録をしたためたいと思います。


ドイツの子預け事情全貌

まず、保育園決まりました (ぱふぱふ
秋の復職に向けて9月入園です。
決まるまで1ヶ月ちょっとくらいでした。

1ヶ月というと余裕感出てしまいますが、
私が住むエリアは恐ろしく保活が大変と有名で、日本出国前に市の公式サイトを通じて応募した全ての公立保育園にさくっとrejectされた絶望感からの、なんとかなりました。
(後に市の公式サイトは無意味で有名だと判明)

ドイツでは、

普通の保育園

Tagesmutter

という個人が何人かの子供を見てくれる形態がメイン。

私たちにはどの人が良いか皆目検討がつかないTagesmutterはハードルが高すぎたので結局保育園にしたのですが、
それでもドッカンドッカン壁にぶつかりながら探しました。

預け時間の短さの壁

さて、まず預け時間の壁。

知り合いの日本人に紹介された公立保育園。
預け時間マックスはなんと、

15:30
(日本だと17:00/18:00イメージですがあってます?)

まじ変なところ紹介されたし。
と思ったら、それがなんと、
わりと良い方らしく、
公立だと14:00までとかもザラにあるそうで。

さすがに
『日本ほど長時間労働ではない』
説明できないレベルなので、
ドイツ人同僚等に聞いたところ女性は子育てをすべきだ的古い考えがドイツにも根深く残っている現状や、
給料の関係から私立に保育士の人手が流れて公立は長時間開けることが出来ないという現実もあると判明。

私の会社のドイツ現法も含め大企業はほとんど私立の保育園と提携して場所を確保しているという事実も知りました。

言葉の壁

次にぶち当たったのはもちろん言葉の壁。
最初に紹介された公立保育園は保育士全員移民の99%英語が通じない園

にも関わらず、何故かめちゃくちゃ前のめりで、
Google翻訳があるから大丈夫!
と契約をさせようとしてきたのですが、

「病気だったらどうするの?」
と聞くと、
Kranke!(病気)っていうから大丈夫!
と、猛烈に大丈夫じゃなさそうなことを言うので紹介してくださった方に申し訳ないと思いつつも、それが決め手でこの保育園は辞めようと思いました。

ノンドイツ人への対応の壁

そんなこんなで、もう高いけど時間も長めだし、さすがに英語喋れる人いるだろうし、
私立にしようぜってなった我々。

子供へは完全ドイツ語で良いからせめて1人でも英語喋れてかつノンドイ人ウェルカム感のある保育士がいれば緊急事態でコミュニケーションとれたり、安心して預けられるかなぁと、

ドイツ語の説明会にてドヤ顔で英語の補足を願うことで相手の出方を見るメンタル強強作戦に出ました。

それはそれはもう目立ちまして。

基本説明会は夫婦で来ている中で、
(これも地味にカルチャーショック)
母1人で乗り込むアジア人
しかも英語での補足を要求する空気の読めなさ

こっちは把握していないのに
「こないだも別の保育園の説明会にいたよね?」と親達側に把握される始末。

やっぱり、この作戦を実行すると英語は喋れるのに、嫌な顔をする園ももちろんあるわけで。

そゆとこはやめた方が良いかなと思うと、
おのずと独英バイリンガル私立に絞られてきました。

あとは交渉と取り引き

そこからはもう園との直接交渉。

とにかく枠を埋めたい園と、
様々な園を天秤にかけて流れる人々の
戦いの渦にダイブ (ざっばーん

別の園の契約締結の期限ひらつかせて、
説明会後に事務所に乗り込み
本気度を示してウェイティングリストからいかに1番優先的に繰り上げてもらえるか...などなど。
(ザ•交渉トレーニング

ひたすら童謡を歌い続ける日々の中
なんだか久しぶりに大人の諸々を経験して、
わたくしはわりと楽しかったです。

幸い第一希望の園に決定。
園長にも9月スタートで場所を探してるのは外国人の君達くらいだから急遽出た空き枠を埋めてくれてありがたいといわれ、

無知のおかげと言いますか、
ラッキーだったなと思います。

帯同家族が働くこと

ドイツの私立保育園ってハゲるレベルに高いんですよね。円換算するとなおさら。

現代の駐妻はもはや産休とか休職とかそれが切れたら帰国します的なワーキング系結構多いんですけれど、

それでも尚、
0歳で預ける人はそんなにいないので、
せっかく日本語プレイグループで娘は楽しそうにしてるのに私が働きはじめると参加できないし、
保育園に入れると本当に娘といられる時間少なくなるし、

周り見ると、
あれ?なんか我が子可哀想系?

って思ってしまうこともあります。

だけども、
総合的に見て家計としては一応プラスだし、
うさぎのしっぽちゃんのキャリアを途絶えさせないことが重要だからと言ってくれるハズバンドで良かったなと思いながら、

自分の選んだ道を信じたいと思います。
(きっと何度も良かったのかなぁと振り返るであろうと思いつつ)

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