ベイクオフにハマり、海外の限られた資材で日本食作るリアリティーショーを思いつく
最近、
夫婦で「ベイクオフジャパン」という
Amazonプライムのリアリティーショーに
ハマっている。
アマチュアのベーカー達が、
課題に沿ったお菓子やパンを作って、
かの有名な鎧塚氏とパン職人の石川氏に評価をしてもらい毎ラウンド1人ずつ落とされ、
最終的にはトップを決めていくという番組。
お菓子やパンも美味しそうだし、
我が家ではYZの愛称で親しまれている鎧塚氏らの時に辛辣で時に優しいメンターとしてのコメントが魅力的で、平日の仕事で疲れた脳には視覚的にも心的にもピッタリのいい感じ。
ちなみに、元ネタは、BBCの
「ブリティッシュベイクオフ」
ほぼ日本バージョンと一緒だが、
唯一の違いは移動式のテントで各地を回ってベイカー達が戦う点と、
BBCらしくちょいちょいお菓子の歴史が紹介されるところだろうか。
(あとはこちらのがシリアスでベイクに失敗してキュートなおじさんが涙などしてホロリ)
それで、
ちょっと思いついたことがありまして。
同じことを、
「海外に住んでいる日本人」を参加者として、
「現地のスーパーに存在する食材を使って日本食を作ること」
をテーマにしたらどうかと。
(日本の材料輸入という特殊ルートはもちろん禁止)
開催地は初回それなりに大都市にし、
移動式テントで各国をまわり、
回を追うごとに難易度をあげ、
最終ラウンドはアフリカの田舎
(成立しない?)
いかがでしょう?
すごいと思うんですよね。
海外に住んでる日本人、駐妻、駐夫の皆様の限られた資材で日本食を頑張って作るという特殊能力。
もっとそこ、評価されて良いと思うんです。
わたくしめは駐妻未遂事件で終わった人間なのですが、その前にハズバンドの赴任先に遊びに行った時にちょうどお正月で張り切ってお節を作ろうとしたことがありました。
(新婚の病)
絶望的な田舎ではないが、
微妙に田舎でイラっとする、
というレベル感の場所だったので、
日系スーパーはなく、韓国系スーパーしかありませんで。
例えば『田作り』
韓国産の「煮干しいりこ」といふものしか見つけられず、
まず田作りの材料と煮干しは一緒なのかという難題にぶち当たり、
よく分からないが、これしかないので結構なお値段なのに50分の1しか使わず、ハズバンドに一年分の煮干しを授けて帰国しました。
他にもお節に欠かせない『黒豆』
韓国人も現地の方々も黒豆は食さぬようで、
一番形が近いと判断したpinto beansとやらを購入しましたが、
明らかになんだよこれってのが出来上がりました。
絶妙に美味しくなかったです。
昔は薄切り肉を作るために家で頑張って塊り肉を切っていたと聞いたことがありますけれども、
並々ならぬ努力と根性とラブ&ピースで海外における日本人宅ジャパニーズ家庭料理は出来上がってるのだ、
とこの時にわたくしは、
いたく感心したわけです。
面白いと思うんだけどな。
誰かこの企画拾ってやってくれないかしら。
そしてその際はぜひこのusagitailを
企画側に入れてくださいませ。