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死後の世界を予想してみる

私は5歳の頃、死んだら自我がなくなって全てが無になるのではないかということに気づき、恐ろしくなって夜中に大泣きしたことがある。面倒くさい子供だな。
しかし、死後に自我がなくなるかどうかは死んでみないとわからない。もしくは、死んでもわからない。
そこで、今回は死後の世界を予想してみようと思う。

※単なる予想なので、科学的根拠はありません。当たり前だけど。

予想① 自我が消え、無が訪れる
現代の日本には、この説を信じている人が多いように感じる。自我は単なる脳の働き(本当か?)だから、脳の機能が停止してしまえば自我もなくなるという考え。苦しみが消えるのはメリット。

予想② 魂が肉体から離れ、現実世界を彷徨う
魂というのは、自我と生前の記憶が結びついた実体のないものだと私は考えている。生きている人間と違い、五感を通して周囲の物を認識するのではなく、魂で直接感じとることができるのではないか。例えば生前食べた物を認識すると、味覚の記憶が蘇り、美味しいと感じることができる。魂はいずれ成仏するが、成仏した後は無になるか③〜⑥の世界に行くのかもしれない。

予想③ 生前に自分が信じていた世界に行く
魂にはその人の思想が記憶として残っているので、生前信じていた世界のイメージを再生できるのではないか。例えば、自分が死後チョコレートの海に行く妄想を生前にしていれば、死んだ後、思い描いた通りのチョコレートの海を疑似体験できる。(ただし、五感については前述した通り)

予想④ 宇宙と一体化する
死後、魂が全宇宙と一体化し、全てを悟る。つまり自分も皆んなも宇宙になっちゃうってこと。自分が宇宙というマクロな存在になれば、今自分が大切にしている日々の細々とした作業とか人間関係とかは全て無価値なものになってしまうのではないかと考えると怖い。

予想⑤ 転生する
日頃の行いが悪ければペットのエサ用に売ってるゴキブリに転生しちゃうかも。
もし人間に転生したら性格は変わるのかな。変わるとしたら包容力のあるキャラになって、困ってる人を見つけては「お姉さんが手伝ってあげるわよ」みたいなセリフを言いたい。

予想⑥ 地獄に堕ちる
もし地獄があるとしたら、高校の体育の授業くらいの緩さがいいな。端の方で友達とおしゃべりしてたい。それで鬼に「おいそこ!ちゃんと針山登んないと評価上げないぞ」って注意されたい。


どれか一つは当たるといいね!(当たったら嫌なやつもあるけど)
死後の世界の予想は死んだらできなくなる可能性があるので、生きているうちにたくさん予想しとこう!

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