小学校の日記、文字数稼ぎ

小学校で出される日記の宿題が私はあまり好きではなかった。なぜなら、日記を書く時にクラスメイトの名前を出さざるを得ない事が多々あり、私にとって家というプライベートな場所で自分の日記帳にクラスメイトという得体の知れない他人の名前を書くことがなんか知らんけど気持ち悪かったから。

という事で今回は、日記帳に他人の名前を書きたくない小学生のために、自己完結日記の書き方&文字数稼ぎ方法のアイデアを出していこう！

【日記に書く内容】

① 食レポ
夕食やおやつの食レポは、実際私が小学生の時によく日記に書いていた内容だ。他人の名前を出さずに済むし、何よりネタが尽きることがない。

② 勉強のこと
これも他人の名前を出す必要がない。教科書のコラムに書いてある「邪馬台国の謎」とか「1が素数ではない理由」とかを日記帳に写し、自分の感想をつければいいだけだ。

③ 趣味のこと
趣味といっても、ゲームについて書くのは先生にあまり好印象を与えないからやめた方がいい。最近読んだ本や作ったもの、行った場所について書こう。手芸が好きだった私は、粘土でミニチュアを作ったり毛糸でコースターを編んだりしたことを書いていた。

【日記の文字数稼ぎ方法】

比喩と具体例！
これに尽きる。
小学校の頃の私はこの方法をまだ知らず、文末に「とても美味しかったです。また食べたいです。」といった感想を大きな文字で書くことで行数稼ぎをしていた。

以上のことを踏まえて、自分が小学生になったつもりで日記を書いてみた。

3月29日　水曜日
最近どんどん暖かくなってきて、テレビでは桜が開花したというニュースが流れ、春の訪れを感じます。春といえばお花見や入学式が思い浮かびますが、私が一番春を感じるのは小鳥のさえずりです。今日の午後、散歩に行ったのですが、どこからともなくチュンチュンという鳥の声が聞こえてきました。それはまるで音楽会。私も参加したかったですが、あいにく私は人間なので入れてもらえませんでした。ですが、聴いてるだけで楽しくなってきたので許します。一年ずっと春だったらいいのにと一瞬思いましたが、季節は変化があるから美しいのです。あと2ヶ月くらいしたら今度は夏が来るんだと思うと今からわくわくしてきました。でも今は、春をめいっぱい楽しみたいです。