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過去も現在も未来も

BIGMAMAのライブってどんなの?と人に聞かれるたび、

「見終わった頃には幸福感と優しい気持ちでいっぱいになるよ」

と答えている。あと次の日は筋肉痛だけど、も小声で加えて。

自分の上を人が転がるような曲もあるし、モッシュが起きてフロアがぎゅうぎゅうになりがちだし、体には全然優しくない!けど、周りを見渡すとみんな笑ってる。そして私も。

“until the blouse is buttoned up”のイントロが聞こえると、掲げられる色とりどりのタオルとシンガロングに会場が包まれる一体感に心が躍る。

そんなBIGMAMAのライブが大好きだ。(昔のブログで音が星のように空から降ってくるような感覚って表現していた…)


2020年夏、当たり前が当たり前ではなくなってしまった日々を送っていた中、やってきた嬉しいお知らせ。

We Don’t Need a Time Machine 2020

2020年8月21日(金)18:55

久しぶりのワンマンライブに胸が高鳴る。

開演まであと5分。いつもならスモークがたかれ、場内アナウンスが聞こえてくるころ。ライブが始まるまでの長いようで短い、あの時間は何度体験しても高揚感を得るものだ。画面越しでもそう。

「I Don't Need A Time Machine」のサビからオンタイムでのスタート。

そこからまるでタイムマシーンに乗っているかのような演出にワクワクした。

次から次へと止まることのない、バンドサウンドは紛れもなく私が大好きなBIGMAMAのライブだった。人が上を転がることも、モッシュに揉まれることもなかったけど、画面越しに伝わるメンバーの熱気とパワーはいつものライブそのものだ。感情にまかせ、久しぶりに挙げた手はもちろん次の日には筋肉痛。それさえも嬉しかった。

毎日、多くの不安と緊張感を持った中で、忘れかけていた好きなものを楽しむ気持ちや、明日への活力を取り戻せた気がする。

BIGMAMAの新体制のスタートをお祝いするとともに、久しぶりにこんなにも心も体も満たすライブを届けてくれた5人には感謝の気持ちを伝えたい。

本当にありがとう。

世の中が落ち着いて、ライブハウスに行けるようになったら一番にBIGMAMAが観たい。



という下書きをしばらく眠らせている間に、季節がめちゃめちゃに進んでいた。えっ!?もうコカコーラのCMがクリスマスバージョンになっているだと…どうやらタイムマシーンに乗っていたようだ…

そんな冗談はさておき、クリスマスに届くBIGMAMAからのプレゼントがとても待ち遠しい。楽しみ。

おわり


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