買わない方がいい土地や危険な土地の話
買わない方がいい土地というのはあります。
どんな土地でしょう?
1水没する可能性がある土地
この真ん中の家の土地のような形状は水没する可能性があります。
2水の近くの土地
田んぼとか池の横、川の横の土地は要注意です。
この種の土地は、地盤調査と擁壁(ようへき)に注意が必要となります。
3地形が変わってしまった土地
こういう土地の形状はあまりおすすめしません。
赤い線が元の地形なので、Bは安全ですがAは崩壊したり、不同沈下したりします。
どちらも擁壁には注意が必要です。
4不便な場所にある大きな造成地の団地
こういう写真のような宅地は、高齢になってからは住むのが難しくなります。
大手デベロッパーが作った団地は、若い時は良いでしょう。
ですが、決して安くもありませんし売ろうと思ったら値上がりはそれ程の
値上がりは見込めないでしょう。
5危険な土地
購入希望の土地の周辺に小さな石碑がある場合は、内容をよく読んでください。
「災害石碑」だと警告が書かれています。
平地に暮らすのは、理想ですが津波被害だけを考えると、瀬戸内海沿岸では海抜3メートル以上、日本海側では海抜8メートル以上、太平洋沿岸では、海抜12メートル以上を目安にします。
ただし、津波がこれを越えないという保証ではありません。
「地名と災害」については、「不動産屋も知らない危険地名と宅地の話」に詳しく書いてあります。
土地を購入しよう、住宅を探そうと思った時の参考になればいいなあと思います。