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うさぎってどうしてジャンプするの?うさジャンプの可愛さと危なさ!
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「うさぎといえば?」と聞かれて、あなたはどんなイメージを思い浮かべますか?
長い耳やもふもふの体など、さまざまな印象があると思いますが、
やっぱりうさぎといえばぴょんぴょん跳ねながら移動している姿を
イメージする方が多いのではないでしょうか。
そんな「うさぎ=ジャンプ」というイメージを持たせるほど
よく跳ねるうさぎですが、どうしてうさぎはよくジャンプするのでしょうか。
今回はうさぎの「ジャンプ」という性質に注目してみました!
うさぎ飼いさんも、かわいいうちのこがジャンプしている時は
どんな気持ちでジャンプしているのか気になるハズ。
ぜひ今回の記事で、ジャンプするうさぎの気持ちについて知ってみてくださいね!
◆うさぎがジャンプするのはなぜ?
ではまず、うさぎがジャンプするのは何故なのかについて見ていきましょう。
実は、うさぎのジャンプにはいくつか種類があるんです!
そのそれぞれによって、細かい理由は異なります。
・真上ジャンプ
四本の足をきっちり揃えて、まさに「ぴょん!」という感じで真上へジャンプする跳び方です。予備動作などもなくいきなりジャンプするため、初めて見た方は驚いたのではないでしょうか。
この跳び方をするときは、うさぎの感情がとても高ぶっていることが考えられます。感情表現の一つとしてジャンプをするんですね!
特に飼い主さんに会えた時などは、喜びのあまり何度も真上に跳ねることも。
その小動物らしいはしゃぎっぷりの愛らしさには、ついつい笑顔がこぼれてしまいます。
・蹴伸びジャンプ
真上へ飛ぶ「真上ジャンプ」とは異なり、こちらは前方向に飛ぶタイプのジャンプです。
思いっきり走っている時などに見られることが多く、タカタカ……ぴょーん!という感じで前方向に大きくジャンプし、ただでさえ素早い移動を更に速いものとしています。
この蹴伸びジャンプを繰り返された日には、たとえ飼い主であってもとても追いつけない、捕まえられない速度が出ることでしょう。
これは助走をつけてジャンプすることで移動速度を早めるねらいがあり、肉食動物に狙われる草食動物の生きるすべの一つです。
このように、うさぎがジャンプする理由はおもに「早く移動するため」「ボディランゲージのような形で感情表現をするため」の二種類となっています。
うさぎはあまり表情が変わらない動物としても知られていますが、そのかわりにあらゆる気持ちをジャンプであらわしているんですね。
◆ジャンプはかわいいだけじゃない!?注意するべきリスク
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このように、ほとんど本能的にジャンプを行っているうさぎですが、実は「かわいい~」と見ているだけではいけないんです!
うさぎが行えるジャンプの高さは、なんと50センチから60センチほど。
個体によってはそれ以上の高さにジャンプ出来てしまうこともあり、床の材質などの影響で怪我の原因となってしまうこともあります。
うさぎ飼いさんは、うさぎのジャンプを「本能的なものだから」「かわいらしいから」と放っておかず、怪我をしないようきちんと対処してあげましょう。
うさぎのジャンプを止めることは難しいので、うさぎ飼いさんは床の材質や周囲の物に気を付けてあげましょう。
早く動くことが何よりも重視されているうさぎたちの体は非常に軽く、骨も軽いうえに細く出来ています。そのため少しの衝撃でも骨折してしまいやすく、自分自身のジャンプで骨折することもあるのです。
本能的なもので、自分で制御することができないジャンプによって骨折するという悲しい事故は避けたいもの。
うさぎ飼いさんは、うさぎが入る可能性のある部屋の床には必ずマットなどの衝撃を吸収できるものを敷き、うさぎがジャンプして着地しても衝撃が少ないようにしてあげましょう。
また、うさぎがジャンプすることによって落ちてきてしまいそうな物は撤去したり、
うさぎのジャンプで飛び乗ってしまえそうな高い場所を作らないようにするなどの気遣いも必要です。
◆可愛いけど危険!しっかり見守ってあげよう
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飼い主さんに会えた喜びや、遊んでもらえた嬉しさでジャンプをすることがあるうさぎたち。その様子はとっても元気で可愛らしいですが、その反面怪我をするリスクも……。
うさぎ飼いさんはしっかりうちのこを見守り、ジャンプをしても怪我をしないように気を付けてあげてくださいね。
講師:岸本
幼少期に訪れた動物園で白い毛のロップイヤーラビットを見て「天使みたいな生き物がいる!」と電撃が走って以来うさぎに夢中。
今では自他共に認めるうさぎ好きで、「うさぎの魅力を語っていたら聞いていた相手もうさぎ好きに」「プレゼントをもらう機会があると何も言わずとも皆うさぎグッズを買ってくる」「友人がうさぎ柄のグッズを見て「あっ、岸本さんだ」と言い出す」などのエピソードを持つ。趣味はうさぎのぬいぐるみ集め。