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うさぎの主食『牧草』をたっぷり食べてもらおう!おすすめの牧草入れもご紹介!

うさぎの主食、牧草。毎日たっぷり食べてほしいと願っている飼い主さんも多いのではないでしょうか。

 

実際に、牧草は24時間いつでも食べられるようにしておくのがおすすめ。どのようにすればより快適な飼育環境で、牧草を食べさせてあげられるのか気になりますよね。

 

この記事では、牧草に関する知識はもちろん、牧草をたっぷり食べてもらうための方法も詳しくまとめていきます。ぜひ最後までご覧ください。

 

 

牧草の必要性


30%を超える食物繊維が含まれている牧草。たんぱく質も8%程度含まれているため、うさぎにとって重要な食べ物であることがわかります。

 

人間では噛みきれないようなしっかりとした歯ごたえなので、気分転換やストレス発散にも最適!永遠に伸びつづけるうさぎの歯の伸びすぎ防止にもなるため、牧草はメリットばかりの食べ物といえるでしょう。

 

実際に、牧草を食べすぎることで発生するデメリットはないと報告されています。あえて挙げるならば、ペレットの食いつきがやや低下するという程度。しかし、必要な栄養素が減ってくると、うさぎは自然に「ペレットが食べたい」と感じはじめるため、深く考えなくてもいい問題点といえるでしょう。

 

 

牧草不足になると…?

 

うさぎにとっての牧草不足は、健康を脅かす大きな要因となります。主食であるという理由ももちろんですが、牧草はうさぎの健康維持には欠かせない役割を担っているからです。

 

例えば、うさぎは盲腸糞から栄養を摂取しますが、牧草は盲腸糞を作るための大切な材料になります。もちろん硬糞の材料にもなるため、毛玉の排出にも効果的。このような背景もあり、牧草は胃腸健康維持に欠かせないバニーフードといわれるようになったのです。

 

歯の伸びすぎ防止や、健康な胃腸の働きの維持など、牧草が発揮する効果はとてもさまざま。毎日たっぷりの牧草を、うさぎにしっかり食べてもらうようにしましょう。

 

 

牧草をたっぷり食べてもらうには?

 

牧草をたくさん食べてもらうためには、偏食に気をつけることが最も重要です。おやつや果物、生野菜などを食べすぎると食欲が低下するため、牧草の食いつきが悪くなるのは当然のこと。

 

また、小さい頃から牧草を食べる習慣づけに努めることも大切です。人間の世界でも『食育』という言葉がありますが、うさぎの世界でも必要な習慣になると考えられます。

 

もし、牧草を食べないうさぎになってしまった場合は、チモシーやアルファルファなどさまざまな牧草を食べさせてみましょう。同じ種類の牧草(チモシー・アルファルファなど)でも刈る時期やブランドによってうさぎの食いつきがかわります。個々のうさぎに合わせて、お気に入りの牧草を選ぶと偏食改善の効果が期待できるでしょう。

 

 

おすすめの牧草入れ

 

うさぎハウスの中で牧草をあげる場合、足もとの隙間から下にパラパラと落ちてしまうことがあります。そのため、牧草の床置き(直接ベタ置き)はあまりおすすめできない方法といえるでしょう。とはいえ、エサ皿だけではあっという間に食べ尽くされてしまうため、飼い主さんの悩みのタネになることも多々…。

 

そんなときは、ペットショップやECサイトで販売されている牧草入れの購入がおすすめです。また、お皿の水切りなどに使用されるプラスチックケースに、牧草を贅沢に入れているご家庭も多い様子。

 

ただ、牧草入れの使用に慣れるまでは入れ物を齧らないか・壊さないか・危険ではないか、しばらく様子をみるようにしましょう。

 

 

専用用品以外のおすすめアイテム

 

専用の牧草入れではないアイテムを活用する方法もいくつかご紹介します。

 

例えば筆者は、牧草座布団の上にどっさりとチモシーを置いていました。わが家のうさぎは入れ物に入った牧草を食べることがとても苦手だったため、床に置く仕様でなければいけなかったのが最大の理由です。

 

また、固定できるタイプのうさぎ用トイレを牧草入れとして活用しているうさ友さんもいらっしゃいました。入れ物をひっくり返してしまううさぎさん対策としてもバッチリのアイテムなので、ぜひこちらもご検討ください。

 

危険性がないならば、アイデアは無限大ともいえる牧草入れ。ぜひこだわりいっぱいの牧草入れをみつけてくださいね!

 

 

手作り牧草入れにも挑戦!


最近は、100均やホームセンターなどで自分好みの材料を購入し、手作りをしている飼い主さんも増えてきています。

 

特に、金属の網やワイヤーカゴを活用する飼い主さんが多い様子。チモシーやアルファルファを使って、上手に編み上げている飼い主さんもいましたよ。

 

これらのような手作り牧草入れは、自分好みのデザインに仕上げられる点が最大のメリット。

しかし、うさぎ用ではない材料を用いる場合は自己責任での使用となります。うさぎが危険な使い方をしないか、よく観察するようにしましょう。

 

 

牧草を食べて元気いっぱいの毎日を

 

うさぎにとってはいいこと尽くしの牧草。健康のためにも、牧草はたっぷり食べてもらいましょう。

 

今以上に牧草を美味しく食べてもらえるように、愛うさぎに合った牧草や牧草入れをみつけてみてはいかがでしょうか。

 

手間はかかりますが、喜びながら牧草を食べるうさぎをみれば、苦労が吹き飛ぶこと間違いなしです。

大きな幸せに包まれながら、うさぎのモグモグタイムを満喫しましょう。

 

講師:ほしほしこ

 

息子の幼稚園からわが家にやってきた、ホーランドロップの「うさこ」との出会いで世界が一変!モフモフさが世界一・自己主張の明白さが世界一・かわいさが世界一と、うさこを溺愛する日々を過ごす。のちにうさこは唯一無二の相棒となり、波乱万丈な育児にも協力をする頼もしい存在に。

 

しかし現在、うさこがお空に帰ってしまったためペットロスと格闘中。うさぎのやさしい世界が広がる『うさぎの杜』で癒されながら、うさことの時間をあたたかい気持ちでふり返っている。

 

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