うさぎの鳴き声はブーブー?うさぎの気持ちをしっかり理解しよう!
うさぎは、犬や猫に比べるととても静かな生き物です。しかし、耳をすませてきいてみると、かわいらしい声をきくことができます。
「プゥプゥ」や「ブーブー」など、うさぎの鳴き声はさまざま。どのようなタイミングで、どのように鳴くのかが理解できれば、うさぎの気持ちがより理解しやすくなるでしょう。
この記事では、うさぎの心理を理解するために必要な情報をいくつかまとめてご紹介します。ぜひ最後までご覧くださいね!
うさぎの鳴き声
うさぎは鳴かない生き物といわれています。しかし、ブタの鳴き声のような音を発することも多いので、はじめてのうさ飼いさんは驚いてしまうことがあるでしょう。
うさぎは威嚇をする際、「ブーブー」と強めに鼻を鳴らします。しかし、嬉しいときも「ブゥ(プウプウ)」というので、最初は判断が難しいかもしれません。
ただ、怒っている(威嚇をしている)ときは低音が効いた迫力のある音質なので、次第に判断ができるようになるでしょう。ちなみにポジティブなブーブーはやさしい音質。そのため、ポジティブなブーブーを聞いている飼い主さんは幸せな気持ちになることでしょう。
うさぎの表情
うさぎの心の動きは、表情でも感じとることができます。例えば耳をペタンとしてのんびりしているときは、リラックスをしている証。逆に不快感や恐怖を感じているときは、耳がうしろの方へと傾きます。耳が立ったり前に傾いたりしたときは、興味や好奇心がいっぱいの心理といえるでしょう。
また、目の形でもうさぎの心理が把握できるといわれています。目が大きく開いている状態は興奮状態、目が細くなった状態はリラックス状態など、顔の表情からも心情を察することができます。
うさぎのしぐさ
うさぎは、飼い主さんの手のひらの下などに鼻をグイっと差し込んでくることがあります。この仕草は「毛づくろいをしてほしい・なでてほしい」の意志表示。なでている最中にやめたりすると、鼻グイで催促されるなんてことも…。
また、うさぎの視力は0.1程度なので、聴力や嗅覚で相手の確認をする必要があります。そのため、「コレは飼い主さんだよね?」と何度もクンクンする必要があるのです。ふわふわの鼻が触れたりすることもあるので、感動や喜びに震えるうさ飼いさんも多い様子。
うさぎはツンデレ?
うさぎは約350度周りが見えているといわれています。しかし、頭の真後ろの10度は死角になっているため、その部分を飼い主さんに守ってもらいたいと考えている子も多い様子。
そのため必然的に、飼い主さんはうさぎの後ろ姿ばかりを見ている状態に…。しかし、うさケツ(うさぎのお尻)は信頼の証!決して、嫌われているわけではないのです。
うさぎクイズ!
この記事を読んで、うさぎマスターになった皆様に問題です!簡単な問題を2つ出すので、ぜひ「これはどういう気持ちなんだろう?」と考えてみてくださいね。
Q1.部屋んぽ中にたくさんジャンプをするのはどうして?
A1.嬉しくてたまらないからです!私たちのスキップと同じ感覚といえるでしょう。
Q2.足ダン(足で地面をダンダン叩く)をしているけれどどうして?
A2.うさぎの足ダンは危険を知らせる合図です。なにを危険と感じたのか、うさぎの心に寄り添ってみましょう。「大丈夫だよ」と優しく声をかけてあげるのもいいでしょう。
お話ができなくても、うさぎは感情豊かなかわいい生き物です。ぜひ、うさぎの気持ちをよみ解いて、今以上に心を通わせてくださいね。
飼い主さんだけが感じる気持ちも大切に
うさぎに関する一般的な知識をまとめてきましたが、飼い主さんだけが感じとれるうさぎの気持ちはなによりも信じるべきこと。飼い主さんが感じた直感ならば、自信を持って受け止めるようにしましょう。
ぜひ飼い主さんとうさぎさんが満たされる心のつながりを増やし、実りある幸せな時間を増やしてくださいね。
講師:ほしほしこ
息子の幼稚園からわが家にやってきた、ホーランドロップの「うさこ」との出会いで世界が一変!モフモフさが世界一・自己主張の明白さが世界一・かわいさが世界一と、うさこを溺愛する日々を過ごす。のちにうさこは唯一無二の相棒となり、波乱万丈な育児にも協力をする頼もしい存在に。
しかし現在、うさこがお空に帰ってしまったためペットロスと格闘中。うさぎのやさしい世界が広がる『うさぎの杜』で癒されながら、うさことの時間をあたたかい気持ちでふり返っている。
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