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誰かのwantが自分を動かす

「みなさーん、わたしこういうことやりたいんです!」って言うのが、大変苦手です。告知が苦手というより、自分のやりたいことを明確にしてそれをやっていきます!って宣言することが。

もう少し細かく分解して言うと、「自分のやりたいことっていうのをはっきりさせて」というところが。やりたいことがないわけじゃないのだけど、どうも薄ぼんやりとしがちで、自分は「こういうことをやりたい」んだって気付くのが苦手みたいです。

I want to がないわけではないのですよ。こういうふうなことがやってみたいなあ、こうだったらいいなあ、とはうっすら思うのですが、それをgetするために動こうというエネルギーがねえ…自分の中にはないってことにも最近気づきました。

燃料がちがうみたいなんですわ。

I want toではあまり私のシステムは動かないみたいで…He want me to〜 , They want me to 〜,が大好物だってことに気づきました。

自分の意思がない、とか、自主性がない、とか批判も浴びるし、自分自身もそう思ってずっと自分を責めてきましたが…最近ね、いや、まあ、これも在り方としてはいいんじゃなかろうかと。

うさぎに肉を食べろとは誰も言わないし、森に生えてる木には水を探しにいけません。

あまえてるんじゃないか、なまけてるだけではって思ったりもしたけれど。いやいや、誰かに「こうして欲しいんだけど」「こういうことしてくれないかな」なんていわれたらモーレツに動きますもん。そして、ちゃんと気づきます。ああ、これやりたかったことだ!

本当に幸せなことだけど…とにかく、自分をご機嫌にすることにせいを出していると、誰か、何かやってくるようです。そして、さらに不思議なことですが、やりたくないことや、やるべきでないことはそもそも近づきません。ごくまれに引き受けてしまっても、どうにもうまくいかないので、傷が浅いうちにさよならできています。

あ、誤解のないように書いておきますが、「犠牲的精神に溢れた」とか「身をつくしてあなたのために」とかそう言うんじゃ絶対ありませんから。誰かのwantがうれしくなっちゃってるんで、それは結局自分のためなんです。I want you to want me to …ぐるぐる


ただまあ、I wantさんに私を見つけてもらいやすくするために、看板ぐらいは上げておかないといけないかなあ、とは思いますが。

ずるいなあ、と批判されるかもしれないけど…なんか私は山の草むらでゆらゆらしながら虫や風が来るのを待っているんでいいかな、と思っています。どんな花だかどんな実だかよくわからないけど、どうやら便利に使えるらしいですよ。どうぞお持ちください。あなたのwantが1番の燃料なので…役には立ちます🎶



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