えらいぞー!…自分。
えらいねえ、すごいねえ、という褒め方はいけないそうだ。上から目線で、よくやったという褒め方だから。優劣をつける感じがよろしくない。こっちはすごい、あれはすごくないになるからね。
そうじゃなくて、ただ認めてあげたらいい。「こういう絵を描いたんだね」「この作業ができたね」「こういうのがやりたかったんだね」実際に見えているものを口にしたらいい。それで十分称える気持ちが伝わるはず。
はい。
だけども…ほんとに残念だけれども、昭和の時代にがっつり「えらいねえ」という褒め言葉で育てられてしまった。そのせいか、ついつい自分も子どもに使うし、なによりも「えらいねえ」は大好物だと自覚している。
なんか、いろいろあってクタクタになった日には、ただただ、えらいぞー!がんばったなあってあたまをごちょごちょっと乱暴に撫でてもらいたい、と思っちゃうなあ。そんなこと想像しただけでちょっと泣けてくる。
今日何があったのか、どんな努力をして、それがどういう結果になったのか、その結果は明日以降にどう影響していくのか、影響を予測してどう対応するべきか…そーんなことは一個も報告しないし考えもしてないけど、とにかくえらいぞ!がんばったなって言ってもらいたい。まあ、実際にやられたらなんかキモチ悪かったり、偉そうだな、と思ったりするのかもしれないけど。
なので、しかたないから自分で言う。
がんばりました、えらいぞ!
うん。