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シュトゥットガルト公演とモヤモヤと反省
スイス・チューリッヒを離れて次のライブ会場であるドイツ・シュトゥットガルトに!7年前にパフォーマンスを観てくれて仲良くなったシュトゥットガルトでギャラリーを運営しているペーターが企画してくれました。
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Gedokhausというレジデンス兼多目的スペースで2日間3回公演を企画してくれました。
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そのうち1公演は昼の部にして子供が来やすいように。事前の打ち合わせでペーターからの提案があり、この昼の部にウクライナから一時避難している子供達を招待しないか?と。もちろん!何かできることがあればと快諾しました。決まったのがちょうどヨーロッパに出発の数日前で、息子が通う島の保育園の先生に子供達からウクライナの子供達に何か小さなプレゼントができないかと相談しました。島の保育園は本当に愛のある素晴らしい保育園で、快諾してくれてギフトを作ってくれた。シュトゥットガルトに着いてすぐにそのことをペーターにも伝えたら、そのギフトを見ながら感動してくれて、昼の部を楽しみにしていたのですが。。。
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シュトゥットガルトでは初めての公演でしたが、沢山の方に観て頂けました。そして、息子(4歳)の成長も感じられる公演になりました。公演中のトイレは、ペーターに連れて行ってもらったり(戻ってきたらペーターにサンキュー言ってた)、喉が乾いたりお腹がすいたら黙って自分で取りに行って食べるなど、両親がステージ中に息子をどうするか試行錯誤してますが、彼なりに成長しています。
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の散策や郊外へも行けて、家に招いてもらい旬のシュパーゲル(アスパラガス)をいっぱいご馳走になり、さぁ次はベルリンへ!!
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ところで、冒頭に書いたプレゼントの件ですが。どうやら避難している方たちの状況は日々変化があり、僕が実際のやり取りをしていたわけではないので全ては把握できないのですが、ペーターいわく、引っ越してきた初期の頃は多くの方がまとまった地域に住んでいた。少し時間が経って住む場所がいろんな地域に散らばって連絡網がむづかしくなっているとか。
ペーターも想定していなかったようで、大変に申し訳ないって言ってた。僕自身はライブへ参加の有無より、島の子供達や先生に対して申し訳なく思いペーターもそれには同意。何らかの形でこのギフトを届けてくれるという話になりました。そして、渡す時の様子を教えてくれることになってます。これまで幾度かこの件についての進展を聞いているんだけど未だに結果は届いていない。ずーっと待ちながらモヤモヤしている。ペーターは放置するような人ではないので連絡を待っている。
災害とか何かあると大量の千羽鶴を届けて、受ける側を困らせるというのを見ることがある。もちろんそんなことには気を使ってささやかなプレゼントなんだけど、未だに行き場を待っている子供達のささやかな想いの形が届かないことに申し訳なさとモヤモヤと反省がある。