カーマ🌝月齢19
愛の神
ギリシャ神話の“エロス”
ローマ神話の“キューピット”
ヒンドゥー教の“カーマ”です。
カーマはサンスクリット語で「愛欲」
古くは古代インドの聖典
『リグ・ベーダ』
暗黒だった世界に一番先に出現したのが
この“カーマ”
世界創造の原動力でもあった“カーマ”
のちに愛欲の神とされました。
その姿は美貌の若者で、
オウムに乗って
弓矢を構え矢を放ちます。
一度その矢に射つらぬかれてしまうと
「愛」に囚われてしまうといいます。
“ラティ(快楽)”という妃と
”ヴァサンタ(春)“という親友を伴って
相手に近づき
その矢で射られた者は恋情を引き起こされる。
苦行者の邪魔をすることもある。
カーマの別名
カーマデーヴァ
アナンガ(身体無き者)
マーラ(仏陀の修行の邪魔をした魔王)
アブルーバ(美しい姿をした者)
クスマシャラ(花の矢を持つ者)
など
など
.
春の訪れを祝うインドのお祭り
『ホーリー』
ヒマラヤで長い間瞑想に浸っていたシヴァ神の目を開かせようという試みに
神々から派遣されたカーマ
カーマは瞑想しているシヴァ神へ矢を放ちます。
苦行を邪魔され怒ったシヴァ神
その第3の目から光が放たれ
カーマは灰となってしまいました。
その日がホーリーの日であったと言われています。
別名アナンダ(身体無き者)はこれに由来しています。
例年3月に祝うホーリー祭
インドの祭りの中でも特徴的でカラフルな祭典です。
(カラフルな色水をかけ合う)
桜咲きましたね。
カーマをご紹介する時が「春」っていうのも
偶然の一致です!
(シンクロニシティ)
シヴァ神が瞑想から目を覚ますきっかけも
カーマなんですね。
「瞑想習慣化」でご紹介した
兎銀についてのカードリーディング
“壁にぶち当たるだろう“
って箇所
そこが、この「カーマ」とリンク🔗してるんですよね😅
シヴァ神の瞑想のように
兎銀も邪魔されちゃうんだろうか。。。。