お金の捉え方
みんながお金をどう捉えているのか分からないけれど、
私はたぶん小さい頃から変わってなくて、
うまい棒を10本買えるとか、
肉まんの買食いを週3できるなとか、
デートに新しい服を新調できるとか、
今月はご褒美にコース料理食べちゃおうとか、
個人的な遊びの資源でしかない。
一人暮らしを始めた頃は、住むところはあって当たり前の感覚があるので、家賃に搾取されることが許せなかったりした。
お金をもらうことに対しても、労働対価というのはずっと腑に落ちなかった。
与えられた仕事なのだけれども、
やりたい事なわけではないけれども、
労働というよりは、ミッションに参加してるような感じ。
出来上がった仕事は製品というよりも、自分が作った作品感がある。
褒められれば嬉しいけど、見返したくはない。
そして、労働とは全く無関係に、月一でお小遣いをもらっているだけ。
これで何して遊ぼうかな?としか捉えていない。
フリーランスで仕事をするようになって、
自分に価値がないと、
もしくは自分の労働が求められる要求に対して見合わないと、
労働や価値、ニーズ=報酬という公式にならず、
全くお金を得られないんじゃないかという不安にかられた。
そのくせ、仕事をしている時の感覚は同じで、任されている認識より参加してる感覚のまま。
いろんな感覚の不一致に悩まされる。
最近、未来を想像しながら物書きをする仕事の依頼を受けて、色々本を読んでいる。
未来の仕事の様相を見ていると、
私はずっと未熟な考えだと思っていたけれど、
このままで良いような気がする。
今は確かにまだ一定のお金を稼がないといけないのかもしれないけど、
今存在している価値観に溶け込もうとしなくても、
そのうちお金の捉え方は変わってくると思う。
楽しそうだなと思ったことに参加して、
何か作って、遊んで、
たまにお礼されたり、お金で渡したい人からはお小遣いをもらったりして。
私は楽しかったことを伝えたり、
美味しかったものをプレゼントしたりして。
それじゃあダメのいう声は、自分の頭の中からだってする。
たぶん、今には合わない。
でも、27年間毒され過ぎずに保ち続けてこられた価値観を大切に。
時に見合うまでとっておきたい。
最後までご覧いただきありがとうございます!