
読書メーター忘備録(1)
【そもそもどうして読書メーターを始めたのか?】
この2、3年、20代、30代の自分の子供と同じぐらいの年代の若い人との交流が増えてとても楽しい時間を過ごさせてもらっている。どうしてこうなったかというとそれは『読書メーター』での交流、特にオフ会での出会いのおかげである。こんな歳になってもこんな楽しい事や嬉しい事があるんだよと若い頃の自分に教えてあげたいと思う。
そんな読書メーターを始めて10年がたっているのだけど、ちょっとここらで自分がどういうふうに読メと関わってきたのかを書き留めておこうと思う。結構いろんなことがあった気がするので、忘備録として、楽しい記憶をとどめておきたい。
読書メーターの登録日は2010年1月18日になっている。
どうして読メを始めたかについては基本的には読んだ本の感想を残そうと思ったから。その当時、本の感想は特に面白かったもの、感想を書きたくなったものはブログ(今は無きyahooブログ!)に投稿していたのだけど、それ以外の本も読書記録としての感想を残したいと思うようになっていた。それでweb上で読書感想を書けるサイトを色々検索して実際に使ってみた。「ブクログ」「本が好き」「bookshelf」「読書メーター」など。この内、読メ以外では「ブクログ」は今も使っている。
そんないろいろなサイトの中で「読書メーター」ちょっと異質だ。感想を書くという意味では他のサイトは文字制限がゆるく、長文の感想を書くことができる。それに対して「読メ」の感想は255文字しか書けない。そういう意味ではちゃんとした感想、書きたいことをすべて書くのには向いていない。その所為で僕も「ブクログ」を併用して長い感想はそちらに書いていて、読メにはそれの短縮版を載せるような運用になっている。
一方、読メの感想の一番の魅力は、自分が感想を書いた時、同じ本について他の人が書いた感想をすごく簡単に見れることだ。ページ送りする必要もなくずらずらとさかのぼって読んでいける形式はとても使い勝手が良くて、ついついみんなの感想を読んでしまう。自分は基本的に読む前には感想は見ないのだけど、読んだ後のみんなの感想はとても楽しく見ている。
そして読メが他の読書感想サイトと異なる最大の特徴は「つぶやき」というSNS的な機能があること。そのため利用者間の交流がとても盛んなことだ。他のサイトでもコミュニティを作って利用者が交流できるサイトはあるけど(もちろん読メにもコミュニティ機能はある)「つぶやき」は読メならでは。その「つぶやき」にはコメントを付けることができる。これが交流を盛んにする大きな要因だった。僕が読メを利用しだした当初からつぶやきでの交流は盛んでコメントが延々と長く続くようなつぶやきもよくあった。そしてそんな中から、いわゆるオフ会なるものが発生していくのだ。
その話は次回からにしよう