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妊活記録 #1 転院まで

ここまでの話と、治療休止期間

前回の投稿はこちら。


そしてこの記事を投稿した直後になんと顔面麻痺発症(これまた別記事参照)
ぴえんってやつ。ぴえん超えてぱおんってやつ。
幸い軽症で、結局2か月と経たずに治ったけれどその間は不妊治療も休止。

ここで、最初の検査で分かった我々夫婦の所見をさらりと。
妻(私) 多嚢胞性卵胞症候群 甲状腺とテストステロン(男性ホルモン)の値が高い。
夫 精液検査の結果、運動率や奇形率などの数値は超良好。量がやや少なめ。

再開するやいなや

そして6月末、不妊治療再開!!
うおぉぉ!おれはやるぜ!おれはやるぜ!!(動物のお医者さん一気読みした影響)

エコーでは先生から「卵胞も育ってる!今日すごいチャンス!!チャンスだよ!いけるよ!」と励ましを受け、ならば!と取りに取ったりタイミング。
このタイミングという言葉も最初は不妊治療用語感をビリビリ感じてしまい抵抗あったな…。

そして、奴の到来である。
もう本当、この生理来るか来ないかのいわゆるソワソワ期の心の持ち様が本当に未だにわからない。
「もしかして 着床出血」と思いながら、いやこの痛みは毎月来てたやつ…と現実に向き合おうとした。目に見えた結果は受け入れるしかねぇので、指示通り月経血の検査を予約した。「今回はチャンスって言われてたのに…」と落胆しながら。
そしてこの来院が、転院を決定づけることになる。

月経血の検査は量が多いときにと言われていたので、生理3日目に受診した。というのも、最初は2日目に予約していたが、「えっこれ本当に?」と思うくらい量が少なかったため、予約を変更したのだ。

しかし、その素人判断がよくなかった。結局、受診までに結構な量が出てしまったらしく、検査に必要な分の月経血が取れず。
ドクターからは「あれ?足りないな」「また次の機会が来たらやりましょう」「では、次回卵管造影予約してください」と事務的に言われ、その日は終了。

えっ…これで終わりなの?卵管造影検査の説明は?
会計はショックで呆然としながら済ませた。ショック?何にだ?生理が来たことも、量が少なくて検査できなかったことも別に先生のせいじゃない。
でも、「あれだけチャンスって言ってたのに」って思っちゃう。チャンスって言われたからタイミング沢山取ったのに、頑張ってみたのに、結果についてもこれからについても、精神的な部分には何にも触れずに、予定をサラッと伝えておしまいなんて。
そんな考えに至ったら、悲しみとかしんどさがぶわっと湧いてきた。夫に八つ当たりしてしまいそうな気がして、よたよたとお店の中を眺め時間を潰してから帰った。

いざ転院

「もっと具体的に説明してくれる病院に移りたい」

夫にもそう伝えて賛成してもらえたので、私は早速転院先を探し始めた。
今回のポイントは①丁寧な説明をしてもらえること、②仕事との時間のやりくりしやすい場所にあること。口コミとグーグルマップとにらめっこして、職場の最寄り駅近くのクリニックに通うことにした。

初診してみてあらびっくり。めっちゃくっちゃ細かく説明してくれる。
卵胞の数が左右何個とか、内膜の厚さ○.○ミリとか。エコー見ながら具体的に教えてくれるのでわかりやすい。というか、なぜ今までの病院ではエコー見せられなかったの???

ここまでの4ヶ月ほどはタイミング法(排卵日を予測して指定された日にチャレンジする)だったので、新しい病院でもタイミング法からかなと思っていた。そしたら、「タイミング法をその期間続けてこられたのなら、人工受精にステップアップすることを提案します」と。

なるへそ。そんな時期に来ているのね。人工授精は精液を培養液で洗浄・濃縮して、すなわち精液の精鋭部隊を子宮に注入する方法。らしい。ここでなら頑張れそうな気がする!

というわけで、次回はスタートした人工授精について書こうと思います。お読みいただいてありがとうございました。