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厄年の私と2021年

仕事を納めて、朝のニュースはバラエティの総集編になった。もう年末だ。先週12月になったくらいの気持ちでいたのに、師走の師走感たるやすさまじいものがある。
網戸を拭きながら、どんな1年だったかを振り返ってみる。

年明けから不妊治療をスタートし始め、GW直後に顔面麻痺を発症。1ヶ月くらいで治った。夏から不妊治療を再開。人工授精にステップアップして、11月に待望の妊娠!と思いきや、月末には胞状奇胎で2週連続手術。そして極めつけに今朝口唇ヘルペスができた。
漢字一文字にまとめるなら、何がしっくりくるだろう。「闘」「波」「病」とかかな。本厄がここまで本気出してくるなんて知らなかった。昨年他界した父は信心深い人だったので、厄除けのお札とかお祓いとかをきっちりする人だった。それを思い出したこともあり、たまたま氏神様が近いこともあり、今年はたくさんお参りしたな。「願」とか「祈」もいいかもしれない。

おかげさまでなんやかんやあっても夫婦仲良く、仕事も時に悩み、時に楽しみながらこなせている。入院して眠れない夜、2時までLINEに付き合ってくれた夫。不妊治療をしている話を涙を流して聞いてくれた上司。しんどさを一緒に抱えてくれた人が何人もいてくれたから、この1年を生きてこられたんだな。とてもありがたい。人と人なので上手くかみ合わない日もあるけれど、得難い環境であることには変わりない。私からは絶対手放したりしないぞと思っている。

そうすると、「感」なのかしら。感謝の気持ちでいっぱいの1年、悲喜こもごもいろいろな感情を味わった1年。ありきたりなまとめだけど、こんなにも自分の身体と向き合って、いろんな人が応援してくれていることに気付いて、すごい年だったなぁ。

来年は、もうできるだけ嬉しいこと・楽しいことが多く、ネガティブなことが少なく、そして乗り越えられる範囲のことでありますようにと思うばかり。一年後の今日もこたつに入って特番を見ていたい。どうかどうかできるだけ多くの人にとって良い年になりますように。