初めましてのロータスは警察官と一緒にやってきたの
運転するとき、一番怖いのは、どこかに身を隠している警察官だ。
運転免許をもっている人ならわかってくれると信じたい。
そもそも、ロータスって?
自身もレーサーとして名をはせた天才的エンジニアである、コーリン・チャップマン氏が創設したスポーツカーメーカー[。
現在は、中国吉利汽車(ジーリー)グループの一角である。](https://www.goo-net.com/magazine/104924.html)イギリス・ノーフォークのヘセルを拠点に、ロータス・カーズ・・・車体の製造・販売(←こっちのお話)[
ロータス・エンジニアリング・・・自動車技術の開発・コンサルタント
という2つの部門に分かれて、ビジネス展開をしている。
創立者チャップマンは、自身が行っていた中古車販売業で売れ残った古い車体をチューンナップして、数多くのレースに出場していたが、
彼のチューンドレースカーの性能はすさまじく、当時のグランプリ優勝車をうち破り続けた。
市場での評判の高まりを受け、チャップマンは本格的にマシーン開発・製造・販売を進めるために、1952年、ロータス・エンジニアリング社を創設するに至る。](https://www.goo-net.com/magazine/104924.html)
今回私が乗ったのはエキシージ。
エキシージとは?
クローズドルーフのミッドシップ車種、
同種のエキシージSもありこちらのエンジンもトヨタ製で最高時速は271km/hまで到達する。
きっかけは友人の紹介で
うさぎは実は車が好きだ。
そんなうさぎに、ある日朗報が舞い降りてきた。
それは、友人との会話の中にあった。
”ねぇ、うさぎ!聞いてよ!
今日初めてスーパーカーに乗ったの!めちゃくちゃ楽しかった!!”
”ええええええええええええ!!!
どんな車に乗ったの!?”
”ロータスっていう車に乗った。うさぎ知ってる?”
”ええええええええええええ!!!
好きです、紹介してください!!!!”
っと、まぁ、よくある会話だ。
うさぎは速い車が好きなので、友人が羨ましかった。
あまりに興奮してしまったため、歯磨き中に、歯磨き粉を飲んでしまった。
胃に爽やかな風が通った。
何だかんだで友人から、ロータスの所有者の連絡先をもらうことに成功した。
初めましてのロータスは警察官と一緒にやってきた
連絡先をもらった後、所有者(以下ロータス)と何度か連絡を取り合った。
まずは基本的なプロフィール、どういう道を走るのが好きか、他に所有している車などなど。
ロータスは、3台車を所有していた。
①ロードスター
②ロータスのエリーゼ
③ロータスのエキシージだ。
スマホ越しのお話を重ねれば重なるほど、早く会いたいと思うようになった。
早く、あのスポーツカー特有のエンジン音が聞きたい。
早く、ギアを変えて加速した時の破裂音が聞きたい。
早く、車体が低いことで起こる、道路との一体感を味わいたい。
早く、あのスピード感を味わいたい。
しかし、お互いの予定は中々合わなかった。
早く乗りたい気持ちだけが先走り、悶々とする日々が続いた。
そして今日、やっと予定が合ったのだ。
だけど、今から30分後なんて急すぎる。
あまりにも急すぎたため、
始めは行くか迷ったが、誘われた以上断れなかった。
急ピッチで身支度し、洋服など選ぶ余裕もなく家を飛び出した。
”待ってるね” とメッセージが来た。
ピンヒールを履いていたが、待たせたら悪いと思い必死で走った。
走ったからか、初めて車体の低いスポーツカーに乗る緊張感からか、
動悸が乱れまくっていた。
やっとの思いで、待ち合わせ場所にたどり着いた。
しかし、初めましてのロータスは警察官と一緒にやってきた。
しばらく様子を見ていたが、ただ世間話をしているのではない事だけ、なんとなく分かった。
この状況下だ。
初めましての挨拶を交わすことはなかった。
私のお家付近まで来てもらったことで、ロータスが捕まってしまったことに罪悪感を覚えた。
そしてロータスに、
”長くなりそうだから、いったん座れるところで待っていてほしい” と言われた。
というわけで、私は近くのカフェに向かった。
ハニーラテを頼み、テラス席についた。
だけど、40分を過ぎても連絡は来なかった。
寒さの限界を迎え、待ちくたびれた私は、いったんお家へ帰ることにした。
しまいには、夜ご飯も食べ終えてしまった。
ちょうど、ごちそうさまをした時にだった。
ロータスから解放された旨の連絡が来た。
お詫びの抹茶ラテを片手に、ロータスのもとへ向かった。
初対面だったが、隠し切れない落ち込みが見えた。
とにかく、車を褒めまくった。
実際かっこよかった。かっこよすぎた。
そして、道中は少しでも忘れてほしくて、たくさんお話をした。
バックトゥーザフューチャーだった
195km/h
雨だからあまりスピードを出せないとロータスは言いながら、サクッと出してきた。
痺れた。
速すぎた。
バックトゥーザフューチャーだった。
つまらない世の中で、希望を見つけてしまった。
そんな気分だった。
ギアを変えるガチャガチャっとした音、
自己の存在を主張しているかのようなエンジン音の変化、
目まぐるしく変わっていく風景、
全てが刺激的だった。
そんな時ふと、幼い頃にレースクイーンになりたかったのを思い出した。
また、挑戦してみようかな…
最後までありがとうございます!
文章が上手に書けないことや、脳内を分かりやすく言語化できないこと、
感情的になって書いてしまったり、思考の未熟さなど、現状では多くの問題があります。
そのため、つまらなかったり、分かりづらかったらすみません。
成長していくためにもご意見、ご指摘などコメントしていただけたら嬉しいです。
おやすみなさい。
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