2024/1/6-2024/1/8 3日間ライブイベント
恋する人たち
入院で使った休みが今年の5月まで影響を及ぼすので、新年4日から労働。
家人は8日までの11、12連休である。憧れる。
6日も夕方まで労働し、その足で4.14へ 本日から3日間「恋する人たち」というフロアライブイベントである。
昔、田舎者フェスという名前で4.14で新年に3日間フロアライブイベントをしていたのだけれども、その動画を観ていた若者たちがやってみたい!と言っていたのだけれども、まずは4.14のステージを体験してもらうのがよいのでは? ということになり、昨年若者たちとイベントを4.14で行った後に4.14から「前に正月にしてた感じで3日間フロアライブのイベントをして フロアライブしたいって言ってた子たちも誘いたいな。と思うんじゃけどどうかね?」と話をもらったので協力させていただいた。
協力といっても大したことはしておらず、ブッキングの手伝いと各日の演奏後、荷物をPA卓よりバーカン側に移してくれ。というのと、バーカンで一杯頼んでくれ、お好み焼きを頼むんだったらバーカンで頼んでくれ。というお知らせをマイクでしただけである。 重い機材をフロアに下ろし、配線をして、照明の具合もフロアに変えてというようなことは全部4.14の御三人にやっていただいた。 今回はほんとオマケ的な立ち位置での主催である。
労働後に移動
労働後、4.14に到着すると1バンド目の人体工学が終わっていた。 ま、タイムテーブル知ってたので知ってたんですけどね。
そこからthe zooをバーカンのとこで1,2曲聴いて空腹を満たすために外へ。 最近は街で腹が減るとサンカリーに行ってしまう。
こういうのが毎日食べれるカレーなんだろうな。と思う。
おや?
ファストフード的カレーなはずのサンカリーで少し人が並んでたのでちょっと待った。 で、中に入って食券を購入すると、二つある食券機の片側でずっと何かしてるおばさんとおじさんがいる。
「おう、こいつらが渋滞の原因だな。」と思い、食券を買う間、会話に耳を澄ましていると、 何か不思議なことを口走っており、なんのことかと思っているとどうやら券売機のシステムを理解していないご様子であった。
最終的にスタンダードなカレーを購入しており、事なきを得たのかと思いきや食券購入後にとんかつを追加しようと試みていた。
思い込みなのかなんなのか、恐らくスタンダードなカレーを購入し、別料金でトッピングするもんだ。と思っていたご様子。
トッピングも食券機で購入すると学んだようで食券機でとんかつ券を購入していたのだけれども、そこに親切な店員Bが登場し、「カレーととんかつ別で買うと損だ。」と教えていた。
僕はとんかつカレーの食券を手に早々にカウンターに座っていた。
世の中いろんな人がいるな。と思った。 おばさんは自分があとからオーダーしたとんかつが通っているのか心配なご様子で途中で 「私のとんかつ通ってますか?」と質問していた。
自分がシステムを理解できずに迷惑をかけている。というとこまで考えが及ばず「なんて分かりにくいシステムのお店なんだろう。」 くらいな感じで多少怒っているご様子も踏まえて、客商売って本当に大変なんだな。と思った。 早々にとんかつカレーを食し、4.14に戻る。
ライブ!!
waveでたけさんが弾く姿をはじめてみた。こう言っては失礼なのだが、ノイズやアンビエントのイメージが強いたけさんが 普通にコードを弾いて演奏している姿が初々しくてずっと見ていた。
会場には前のギターの加藤君も来ており、 たけさんとしても割と緊張するステージになったのかな?と思っていたら、やはり緊張しておられたご様子。 ライブはこれまでのwaveにたけさん節のようなギターが加わり、新しい伸びしろが出てきた感じがするライブであった。
モンキービジネスはパンクということになるんだろうけれども、個人的にはポップシンガーである。 圧倒的な音量とキャラクター、それに気合とグッドメロディが加わりライブを観てると喜怒哀楽の全てを 詰め込んでいるライブとなる。個人的には泣きメロがある曲が大好きである。素直に真っすぐいい曲。 これ以上何を求めるというのか。って感じである。
ゲストのナルコレプシン、元々の3人編成から2人編成となり、初めて観たけれども、やはり素晴らしい。 ルーパーの使い方といい発声方法、メロの乗せ方すべてが大好きな福岡を凝縮させている感じがする。本人はうれしくないかもしれませんが、土地の音がするのがナルコレプシンだと思う。 広島では決して生まれない音楽。若い子たちも興奮して観てたので猶更良かった。
マクマナマンも最高のライブだった。音量、手数、テクニックと人を魅了する要素しかない。 みんな夢中で観てたように思う。マクマナマンは何回か対バンしたことがあったのだけれども、 この日初めてリーダーと話すことができたのは自分にとっては大きい収穫である。 これも神田さんのおかげである。ありがとう、神田さん。
この日の最後はコンクリ。
酔った坂田さんがノリノリでステージ中央で踊ってたのが最高であった。
※コンクリはドラムがいないので、ドラムが捌けてあり、そこに侵入経路ができていました。
途中からはお客さん含めいろんな人が入り乱れてのライブ。 純粋に盛り上がり叫び、楽しいが出たライブとなり、1日目の最高の締めとなった。 坂田さんも適度な酔いで楽しそうで何より。前に福岡いったとき、坂田さんはずっと積み立てNISAの話をしていた。
誕生日
打ち上げでは坂田さんの奥さん、自分、waveのたけさん、4.14のたけさんが全員同じ誕生日であることが判明し、 盛り上がった。全員、加山雄三、武田鉄矢と同じ誕生日である。4人も集まるなんて珍しい。
マクマナマンのじったくんとギターのりゅうのすけくんを連れて帰宅。じったくんは寝る直前までずっと喋っているような生き物である。 楽しそうでいいのだけれど、よくもそんなにたくさん喋ることを見つけてくるもんだな。という感じである。 話の内容も興味をひく面白い内容ばかりでついつい聞いてしまう。 個人の話や福岡のバンドシーンの話、今昔の違いなどいろいろ聞けて面白かった。
ノブ
あとじったくんは僕らが今回音源を録ってもらった中西君のことをノブ中西とずっと言っていた。 そしてノブ中西の物事における位置取りが素晴らしいと褒めていた。 次の日の朝もじったくんはずっといろんなことを喋ってくれた。 そして最後にじったくんは「僕、たけちゃん(マクマナマンのベース)の嫁から"お前はBPOだ”と言われます。 僕、嘘、おおげさ、紛らわしい内容を話します。話、盛っちゃいます。」と言っていた。 その言葉を残し、寝ているところを起こしたS角にじったくんを託した。 S角は速攻でじったくんを尾道のきょんきょんくんに送付していた。
二日目スタート
2日目はthe loupesからスタート。 物販でお母さんが編んだというニット帽を500円で販売していた。 頭のサイズがデカいので遠慮しておいた。 会場に割とloupes帽を被った女性がいた。 そう、あれは絶対女性のほうが似合う。
ペロペロは久しぶりに観た。 打ち上げのときに少しマイクの話に参加したのをきっかけに打ち上げの終わりに マイクの話をさせてもらったら、ギターの子が録音とかが好き?専門?の子でいろいろ聞けて楽しかった。 録音とはなんと奥の深いものか。ノブ中西への感謝がまた湧いてきた。
スピーカーはいっきさんのバスドラの音が音響といっきさんの出音が混じって 受付の500円玉が震えていた。ごいごいすーな轟音である。 フロアが合うというかそもそもの演奏が上手いのでフロアでライブしてるとそれが際立つな。
フラテはフラテらしいライブを広島でも繰り広げてくれてよかった。 客席にはまなぶくん、あさひくんやまいかちゃんの顔も見えて落ち着くのか緊張するのは分からないけれども 金子くんが弦を切って少しオタオタしていたのが面白かった。 まなぶくんも面白いと言い、替え弦を用意してない段階でダメですね。と手厳しいことを言っていた。
ヌイルのグロくんの音も受付の500円玉を揺らしていた。 フロアの分、いつもより音の具合が違うこともあると思うんだけれども、茶山君が声が枯れたと言っていた。 声が枯れた原因は環境もあるんだろうけれども、ワンモーワンモーとダブルアンコールを求めていた しそくんに一因があるに違いない。しそくんはダブルアンコールの最後で茶山君のアンプの電源を抜いたらしい。
最後はetos。S角はじめメンバーに気合が入っていた。 おっくんの右のシンバルがすぐネジが緩んでいた。 おっくんの後ろでおっくんの姪っ子(高校生)がおじさんのライブを見守っていた。 おっくんは少し丸みを帯びており、やっと中肉中背に近づいてきたかと思いきや、来月からまた酒漬けの生活に戻るので、 痩せると言っていた。
愛と勇気だけが友達さ
打ち上げでまなぶくんと茶山君が、大石君とあさひくんが話し込んでおり、ヌイルが山口でライブする日も近いな。と思った。グロくんがフラテの本丸ちゃんに「ドラムは愛と勇気で叩くんだ」とやなせたかしみたいなことを言っていたのが印象的であった。
帰宅後、寝て起きると朝の10時前であった。寝る時間は遅かったものの久しぶりに寝過ごした!という感覚に陥った。 そんなボロボロの状況で本日ようやく出番である。 アンプをタクシーに積み、気合を入れてでかけ、アンプを4.14に下ろしたあと、スタジオに預けてある機材を取りにいく。 途中蓬莱で天津飯の小を食す。 家人よりも早く食べ終わったので「先にスタジオ行ってくる」と言うと、「一応わたしのチャリが返されていないか確認してくれ」と 宝くじに外れたおっさんのようなことを言っていた。あるわけない。と思いつつも一応確認。 もちろんあるはずもなく、というかチャリの1台も止まっていなかった。
あれ?
そしてスタジオに到着。スタジオの玄関を開けようとするとまず、なんか薄暗い。そしてドアを引っ張ると鍵がかかっている。 本日は月曜日、スタジオはお休みである。 ライブの日にマイアンプ持ってくるくせに自分のギターもエフェクターも持っていないおっさんが誕生した瞬間であった。
絶望である。
どうしよ。と思ってもどうにもならないので、出演者の誰かにギターを借りようと思ったときにラブレジストのドラムの子と本通りですれ違ったので、ラブレジストの松本くんにギターを借りようと心に決める。というか、松本くん以外の出演者の楽器とエフェクターを自分が使えるとは思えなかった。
わらび餅をあげよう
みんなエフェクターも踏むスイッチも多すぎる。 kのオカダさんに至っては恐らく楽器の改造までしている。自分が扱える代物ではない。 松本くんのエフェクターもボタンが多かったもののOCDがあったのでこれをお借りするしかない!と思い、 松本くんに近くのわらび餅を渡し、ギターとエフェクターを借りることを確約した。
3日目スタート
3日目はラブレジストからスタート。松本くんのギターの使い方を観察しながら、観る。 あの上の高そうな2つのエフェクターはディレイとリバーブとのことだったのだけれども なんか松本くんがコード弾くときに踏むとコードに音圧が出るな。とかを観ていたのだけれども 決して自分が使いこなせるような代物ではなかった。なぜかシューゲイズってみんな凄いんだな。と思った。
kはフロアが似合う。いつもよりゴリゴリのサウンドだったように思う。 受付でライブが終わったうすいさんが「堀部さんがこっちのほうを観て驚いた顔をしてた」という情報を教えてくれたので、 みんなで何故驚いたのか?を推理。うすいさん自身が推測した「履いてる靴が片方づつ違う」が一番正解に近い気がした。 靴は滑りが良い靴をバスドラ用に、ブレーキが利きやすい靴をハイハット用にしているらしく、神はこういうとこに宿ってくるんだろうな。 という感じであった。ちょうど堀部さんが通りかかったので正解を聞いてみたら「替えのスティックの本数が多くて驚いた。」とのことで 正解者はいなかったのだけれども、拘りを聞ける良い機会であった。
ひさしさんも大音量で聴くのも気持ちよかった。ディレイ、ルーパー、エレアコの音、声全てで会場なのか、それぞれの個人なのかを クルクルに包んで観たことのないとこまで連れて行く感じがあった。そういえばフロアライブ初の弾き語りでひさしさんが 少し対応に困るみたいなMCをしててなんか良いな。と思った。ひさしさんの曲は歌詞も独特でついなんて言ってるのか知りたくて 耳を傾けてしまうな。
カナタもフロアが似合うな。と思った。音が直接な分、轟音で会場を覆うような音作りはフロアライブが似合う。 なおやくんが有難くも家人が趣味で作った新音源ロンTを購入してくれた。ありがたい。 あと、あんくんの染めてる後ろ髪が見えていないと一瞬誰だ?と思ってしまう。 知らぬ間に結婚もされており幸せそうでなにより。
elephantも流石の轟音であった。別イベントに出てた高校生の子がelephantを数曲聴いてて、 2曲目の轟音ブラッシングをギターがする展開のところで笑みがこぼれてて、あー良かったな。と思った。いとけんくんにしても事務長にしても良い音圧を作るリズム隊である。 事務長が全く同じ割と高額なエフェクターを使ってたので面白いね。というと、「ほぼほぼ貰いもんです。」と言ってて更に面白かった。 山口住んでたら同じサンズのエフェクター2台もらえるんだー。と思うと山口万歳である。
自分たちの演奏はもう疲れとスタジオが閉まってることと、諸々が重なり、あまりよいものではなかったけれども、 尻上がりでテンションをあげて頑張ったのだけれども、必要以上に頑張りすぎた気がしてならない。今も何か筋肉痛である。これはしその呪いである。 ただ呪い返しが出来たのか、打ち上げでしそくんに話しかけると、しそくんのクシャミが止まらなくなるという呪いをかけるのに成功していた。
そして現在
疲れた。サウナに入って、12時間くらい寝たい。
ウサギライブ