実録。 離活日記「幸せになる為の離婚」 Vol.2 出て行ったはずの妻が帰ってくる!?
安定した超抵抗飛行時期
暫く振りの投稿となります。
いよいよ修羅場と化していく我が家、そして希望校合格を第一優先して勉強に勤しむ息子、娘。
緊張感を持ちつつも子供達との楽しい時間を過ごした4年間。
戸惑いと決意
妻が家を出て行った後、部屋にいた当時小学校5年生だった娘の部屋に行くと娘は自分のベッドで泣いており、何を言ってもダメそうだったので、落ち着くまでそっとしておく事にした。おそらく妻が家を出て行く前に娘に直接伝えた為と思われる。
親としてしっかりと強い気持ちで娘を育てて行く決意はしたが、やはり急に母親が目の前から消えてしまいショックを受けている娘を見た時が唯一離婚を決意した事への後悔を感じた時であった。
息子は、部活から帰って来てそのまま自分の部屋に行ったので、息子の部屋で妻の意思でこの家から出て行った事を告げたが、「そぉ、わかった」と素っ気ない感じで答えていたのを覚えてる。
母親から直接家を出て行く事を伝えられた娘と受験勉強の為、いつものルーティーン通りに帰宅後自分の部屋で勉強する息子との反応の違いは親である私は想像出来なかった。
ただ、「いざ離婚する」と決めても実際に離婚をする準備も何もしておらず、何も解らない僕は、何から手を付けて良いのか?全く解らないでただただ戸惑うばかりでした。出て行った妻に二度と家に入って来て欲しくなかったので玄関ドアの鍵を変える事を考えたり、親に電話で伝えたりと今考えると全く真面な考え行動が出来ていなかったと感じております。そんな中、先ずは子供達に夕飯の準備をしなければならない事もあり毎週土曜日の決まり事の食品の買い出しに一人で向かいました。
なっ、何で!
いつも利用している近所のスーパーで買い物を終わらせ家に帰って買って来た食材を整理していると2階から娘と一緒に降りて来た元妻が一言「私にはここに住む権利があるから」っと軽く目も合わせずに言われ娘と一緒にリビングから出て行った。
娘がいたので娘の前であまり言い争いをしたくなかったので、そのままその日をやり過ごす事になった。
今思うとこの時にキッパリと真正面から当時の妻と子供達、そして「離婚」に向き合って話し合い一刻も早い離婚を成立させていたら、少しでも早く「嫌で嫌で堪らなかった元妻との結婚生活から抜け出し、今現在の様な更なる幸せを目指す人生の為のスタートが切れたかと思います。
ただ、その時は娘の為にもう少し我慢しようと言う気持ちと当時の妻も妻の両親と話し少しは反省して不潔極まりない生活を改善してくれるのではっと期待を抱きつつその時の現状を受け入れる事にしてしまいました。
見事なまでに何も変わらない日常
今思うと出張も多くあり、そこそこの役職をもらっていて日々忙しく仕事しており日常的に残業もしていた私は、その頃、妻の存在と言うよりも「二人の子供を面倒見てくれる人」として元妻の存在を認めていたのだと思う。
しかし、妻は今迄と何一つも変わる事なく掃除も食後の食器類も洗ったのだか洗う前なのか?解らない状態であり埃を被った食器類を戸棚に片付ける事もせず、そのまま子供達にその食器でご飯を与えており、「反省」の「は」の字も出てこない程それ以前と何一つ変わらず、更に酷くなった状態であった。
さて、これが何千万円も掛けて家族の為に建てた家が正に空虚となってしまった数年間の始まりとなります。
つづく